トカゲ 風呂場 飼育

トカゲ 風呂場 飼育



トカゲ 風呂場 飼育


*モブ×ドレ

*倫理観欠如

*カントボーイ

*オリジナル特殊設定あり








 浴槽に人魚がいるっていう構図が好きなんですよ。それを推しで考えてみるとなると、ゾオン系の変形地点と変形の仕方が何やらの理由でバグって下半身がトカゲのキマイラみたいになっちゃったドレークを空の浴槽で飼うのがエモいんじゃないかと思う。


 顔とか腹にも所々鱗が生えていて、腕の変形は半獣状態の時と同じだけど大幅に筋力が下がっている。(人間時の腕と同じくらいの太さ)で、下半身は何故かアロサウルスというよりトカゲ。足が癒着したように緑の長いしっぽになって腰の辺りに二対の足が生えている。(ズボンとかブーツは変形時に消えたので衣服はマスクと上着のみ)こうなってしまっては這って動くことしかできなくて、突然そんな姿になって、身体が訳の分からない形になって思うように動かせず泥の中でうごうごしている。

 なんでこんな姿になっちゃったかとかは特に誰かのせいとかいう訳でもなく土地の呪いとかそういうオカルティックで意味のわからない方が理不尽具合が強めで好みなのでそういう設定で行きます。

 そんなX・ドレークを雨の日の家の裏路地で見つけてそのまま持ち帰った、というていで話をします。


 裏路地で出会ったのは間違いなく、あの懸賞金2億で、希少な古代種のゾオン系能力者で、“赤旗”の異名を持つX・ドレークである。それが惨めったらしく泥まみれで這いつくばってるの見つけて、マジで特に恨みとかある訳では無いけどなんかざまあないなって感じだし、そういやおれ爬虫類のペット飼いたかったんだよねとお持ち帰りするよね。


 なんかウゴウゴ逃げようとしてるけど「他の奴らに見つかったらお縄だよ笑」とか「雨宿りだけでいいからウチおいでよ」とか極力無害そうにだが有無を言わせず運び込んで無理矢理服ぬがせてお湯の張っていない浴槽にぶち込むんだ。服返してほしそうだったけど「部屋泥で汚れるんで先に身体洗って」って言うと渋々頷く。いやそうだけど従う。ウケるんだ。所で監禁モノで逃走防止に衣服奪うのは常套手段だよね。


「身体くらい自分で洗える!」と抵抗するのを押さえつけて全身洗ってやった。しっぽの辺りとか案外柔軟らしくめちゃくちゃに振って暴れるからそこらじゅう水浸しになって大変だったけど脇腹くすぐったら大人しくなったのでそのまま洗った。鱗と皮膚の境が特に敏感らしく丁寧に擦ってたら眉間にしわ寄せて腕払おうとするけど本調子じゃないらしくほぼ無抵抗に終わった。普通だったら秒でボコしてくるであろう強者を手玉にとる体験は刺激的でおもしろかった。そうして身体中をくまなく観察できた。触診もできた。


「男の子だったらここら辺膨らんでるんだけど。なんかおかしいね」

 そういうと彼は口ごもって目を逸らした。

トカゲのオスメスの見分けは股間でつく。人間と同じだ。総排出口の下にヘミペニスの膨らみがある。前腔孔という鱗も並んでいる。しかし彼の身体では確認できなかった。そのなにもない(穴はある)なだらかな腹を泡を流しながら撫でていた。


チンポないのバレそうになって気が気でないドレーク見てえ〜ね(カントボーイ主義者)


 洗い終わったらバスタオルを渡してお湯を抜いた浴槽に入ってもらった。身体全部を入れるには狭いらしく、縁にしっぽを掛けて垂らしている。しめった尾から雫が垂れた。うーん扇情的。こりゃ最高級ペットだ。(二億かかってるしな)。餌はなに食わそう。


「ごはん何がいいんだろう。ネズミとか虫がいいのかな」

「いや、そこまで世話になる気はないぞ……。雨がやんだら出る」

「その身体すぐには直りませんよ。あー大丈夫大丈夫。おれ直し方知ってるんで。とりあえずここで帰ったら一生そのままなんで」

 嘘。この島出たら直る。地質の影響って聞いた。

「しかしな……」

「その身体で町の人に見つかったらリンチだよリンチ。直接ここの人らになんかしてなくてもアンタは悪党のワケだし。海賊ってだけでボコされて首を差し出されるんだ。その方がマシかな。珍しい生き物だって売りに出されるかもね。チョーウケる」

 ウケないなァ。彼はうぐと呻いた。

「で、生き餌の方がいいのかな。その辺のネズミ捕まえてこなきゃ」

「え、あ、いや。貴様の食うのと同じで、いい。そうしてくれ」

「人間と同じの食うんだ」

 嘲笑を忍ばせたこの言葉に彼は不愉快そうに眉を顰める。それでもまァ。今はこんな奴に、こんな小物に従うしかないのだ。悪党のくせにどことなく高潔さを孕むこの男がこんな醜態に甘んじているこの事態は、おれにはかなり愉快だった。


あ、服は返してあげます。寒そうだし着衣のが好みなんで。

 ずっと浴槽に閉じ込めるし毎日餌はパンとサラミと適当な野菜という同じメニューを出し続けるし、身体が受け付けなくなって吐いちゃうようになっても涙ながらに「別のを食べさせてくれ」とお願いできるまでおかしいね〜お腹すいてないのかな〜とかすっとぼけて執拗に食わせ続けたい。ちな素直にお願いできたらおいしいもの作るしいっぱいなでなでして褒めてあげます。躾なんでね。こういう風にドレークにはやることなすこと『お願い』や『許可』を取らせてから行動させることで行儀のいい従順なペットに仕立てていくんだよ。

 勝手に脱走しようとした時は反省するまでお仕置しました。ギャンギャン暴れるのを押さえ込んでしっぽの付け根を割と強めに叩いたら息を飲むような音をもらして大人しくなったんだ。その隙を見逃さずがっちりホールドしてちょっと力を緩めてトントンしたら小さく震え何も喋らなくなった。


 お尻トントンしてるとしおらしくマントを抱きしめて縮こまって耐えようとするのでかわいいです。うつ伏せになって顔はほとんど見えませんがお耳が真っ赤で少し汗ばんでいます。睫毛がうっすら濡れています。

「反省した? もうお外でない?」

「出ない……っ、からぁ、それ、もう、やめ」

「ペットとしての自覚がないんじゃないかなァ。おれのことご主人様って言える?」

「そんな、……っ、は、あっ、だめ、そこ、ッァあ゛っ」

「ご主人様、言って。ご主人様」

「あ゛、ぅ、ご、ごしゅじんさま……、ごしゅじんさまっ、」

「えら〜い!よくいえました〜!」

「ッ、〜〜〜〜〜っ゛!!、あ、はぁあ……っ♡」

 今度は優しく撫で上げてやると、あの赤旗がおれの下でびくびくと腰を突き上げてよだれ零しながら喘いでいた。お仕置なんだけど欲情してるんだよなコイツ。トンデモスケベトカゲだ。


「は〜い! もうお仕置終わりだからね〜。仲直りだよ〜」

 仰向けにして折り重なって抱くと逃げようと押し返したがる。抱っこが苦手な猫ちゃんみたいで本当にかわいい。

 あとくんずほぐれつしてたら股座濡れているのを確認したので普通に抱きました。トカゲも愛液出すんだなあ。


 この日からドレークは大人しくなった。ご飯もちゃんと食べるしおれの言うことちゃんと聞くし脱走なんて絶対しなくなったけど、ほとんど何も喋らなくなった。浴槽の中でしっぽを抱えて3角座りしている。

 おい。

 ちげェよ。

 だからよ!おれはドレークに“甘えた従順ペットちゃん”になってほしいんだよ!心をなくしてほしいわけじゃねェ!!!

🦖💦<!!!



どうして上手くいかないんだろうネ……

ちなもっとやりたいことあるんだけど中々文章に起こせないので一旦これで放流します。追記することあったらまた来ます。ここまで好き勝手したけど最後は普通に絞め殺されたいです。ペットに殺されるご主人の事例も良くあることだからね。






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