デリバリー後編スグリくん
「困るよースグリくん。BP払ったんだからちゃんとミルク出してもらわないと」
「ふざけるな!」
スグリは目の前の生徒を睨みつけながら、じり、と壁の方に後ずさった。
何の因果か、母乳が出る体質にされてしまったスグリは「ミルクサーバー」と称して母乳を提供させられている。今日もデリバリーとかふざけた指名によりこの生徒のところへ派遣されて来たのだ。手まで拘束されているため、逃げるのは困難だった。
(くそ……! こんな、俺より弱いやつなんかに……!)
確かこの生徒は一つ上の先輩で、バトルの腕は大したことなかったはずだ。本来なら自分の方が強いのに。その思いをこめて睨みつけると、先輩は馬鹿にしたように笑った。
「そんな睨んでも無駄なのにね」
「あっ♡」
カチリと先輩は手に持っていたスイッチを入れる。途端ブブブと振動音が響き、スグリは思わず甘い声を上げてしまった。
後ろの穴に入れられたローターだ。
ミルクの出が悪くなるなどと言われて入れられたそれは、スグリの自由を奪うのに充分だった。慣らされてしまった体は少しの刺激でも快感を拾ってしまう。
「ほら、どうするスグリくん? 謝って素直におっぱい出したら優しく飲んであげるよ?」
「あっ♡くっ……♡ふ、ふざける、なっ♡」
残ったプライドだけが、スグリの最後の拠り所だった。
(どうせ無理やりするんだろ……。絶対に、自分からなんてしない!)
快感に身悶えながら必死に睨み上げるスグリを、先輩はニヤニヤと見下ろした。
「じゃあ優しい先輩が、おねだりの仕方を教えてやるよ」
ポン、といつの間にか持っていたボールが投げられる。中から出てきたのは見上げるほど大きなツルの固まり。 ツルじょうポケモンのモジャンボだ。
モジャンボはスグリに逃げる間も与えず、その身体を宙吊りにさせる。そのままツルが絡みつき、先輩の目の前で足を大きく開かれた姿で固定されてしまった。
「やっ!? はなせっ!」
「スグリくんが素直にミルク飲んでくださいって言ったら離してあげるよ」
「くっ……」
必死にもがくがポケモンの力には敵わない。スグリは先輩の手が伸びてくるのを止めることなど出来なかった。
「あっ♡♡あぅ♡やめ、てぇ〜〜〜〜っ♡♡♡」
下半身からグチャグチャとひどい音がしている。モジャンボのツルはスグリの陰茎に絡みつき激しい勢いで擦っていた。中に入りこんだ方は入れられていたローターを掴み、肉壁にぐりぐりと押し付けている。休むことのない責め苦により、スグリの喉からはひっきりなしに嬌声があふれた。
「どう? そろそろ素直になれそう?」
「ふ、ふざけ……っあ♡あ♡あ゛あぁあ゛〜〜〜〜っ♡♡♡」
鬼頭をぬちゃぬちゃと弄り回され、抵抗の言葉が途切れる。何度も絶頂したスグリの身体はどこを触ってもイってしまうくらい敏感になっていた。
何より、乳首が辛かった。
元より敏感な乳首は、責め苦が始まってから一度も触れられていない。快感で馬鹿になった身体は母乳を出そうと悲鳴をあげていた。
ダラダラと漏れている母乳を見て、先輩は考え込むように言った。
「まぁスグリくんがおねだりしなくても母乳は出てるし、これでいっか」
「え?」
先輩は宙吊りのスグリに身を寄せ、胸の下をぺろぺろと舐めだした。
「あっ♡あっ♡♡何……っ♡♡」
「んー美味しい。結構垂れてきてるし、おっぱい吸わなくてもいいかもね」
その言葉に、放置されたままの乳首が疼く。
絶対嫌だったのに。散々絶頂させられたのに。今はもう乳首を触ってもらうことで頭がいっぱいになる。
「……て」
「ん? どうしたの?」
限界だった。
「ち、乳首……触って♡」
媚びるような声を絞り出す。俯きながら懇願したスグリを、先輩は一言で突き放した。
「やだ」
「え……? あっ♡♡♡」
ぐりっと中のツルが奥に押し込まれる。中での刺激で、また乳首からぴゅっと母乳が出てきた。
「僕はこうして出てくるのを飲むだけでもいいんだよね。あー美味しい」
ぺろぺろと先輩の舌がスグリの身体を舐め回す。
言えば解放される。そう思っていたスグリの頭はもう我慢なんて出来なかった。
「な、生意気言って♡すみません、でした♡♡お願い♡さわって♡♡飲んでぇ♡♡♡」
「もっと言い方あるでしょ? エロミルクサーバーっぽく、馬鹿みたいに媚び媚びのおねだりしてよ」
かり、と微かに指が乳首を掠める。その僅かな刺激だけで、スグリの理性は決壊した。
「お♡おれの♡♡えっちなおっぱいから♡♡♡みるく♡♡ちゅぱちゅぱして♡飲んでくだしゃい♡♡♡みるくびゅーって♡出したいでしゅ♡♡おちち絞って♡♡♡雑魚ちくび♡いっぱいアクメさせてくだしゃい♡♡♡」
「んー……。まぁ、いいかな」
ぎゅうっと強い力で両乳首が抓りあげられる。一瞬で絶頂に持っていかれた乳首から、母乳が噴射した。
「お゛っ♡お゛っ♡お゛お゛おぉお゛お゛〜〜〜〜っ♡♡♡ちくび♡♡いってりゅっ♡♡♡みるくだして♡♡♡アクメしゅる♡♡♡」
「最初からそうしてればいいんだよ! わかったか、ミルクサーバー!」
「はい゛っ♡♡♡これはがら゛は♡みなしゃんに゛♡♡♡おっぱい♡ちゃんと♡♡のんでもらえるよう♡♡みるくさーばーとしてぇ♡♡♡がんばりましゅ♡♡♡」
じゅうっと乳首を吸われ、仰け反りながらイき続ける。スグリは、ミルクサーバーとしての幸せを感じながら、嬉しそうに笑った。