支援SS 媚薬性処理
通りすがりの支援書き
ボロン…!!
「ぁ…っ、お、おっきぃ……!」
目の前に飛び出てきた巨大な肉棒を前に、目を奪われる燈火。
彼のそれは前世の自分の大人の頃のそれよりも遥かに大きく、表面に浮かび上がった血管も相まってグロテスクながらも何処か興味を唆られる形上をしていた。
何とか表情には出ないように抑えているが、その内心はばくばくと大きく胸が高鳴り、緊張かそれとも興奮か、お腹の奥底、丁度子宮の辺りがきゅーっと熱くなるのを感じる。
「じゃあ、舐めるから……」
「お、おう…」
まだ心の準備が完全にできたわけではない。
しかし現状少しでも早く宗也の身体を鎮めてやらねばならず、放置しておけば理性が途切れると同時に彼は誰であろうと女であれば襲い掛かるようになってしまうかもしれない。
だから仕方のない事なのだと己に言い聞かせ、燈火はおそるおそる肉竿の幹に細い指を添え、亀頭の部分を吸い付くように舐め上げた。
「んっ……ちゅ……ぇろ……んぇ…!」
(ん…♡やっぱり、男のこれってしょっぱいんだな…っ♡うぇ、まっず…♡)
初めて知った男の我慢汁の味は、想像通り苦く不味いもので、とても美味しいとは言えないものだった。
それだけでなく妖狐として常人より優れた嗅覚が汗と尿の混ざったような不快な蒸れた匂いを嗅いでしまう度、嫌でも男の性に触れる行為をしているのだと感じさせられる。
だが、元より雄と雌としての相性が良かったのか、それとも任務中に気になる同級生の肉欲を慰めるという背徳的な行為にあてられたのか、燈火の拒絶心もほんの僅かな間だけの話であり、
「ちゅっ…♡ うわ…にがっ…♡ ちゅっ、ちゅっ…♡ 」
やがて、雄の精の匂いにあてられたように瞳を蕩けさせ、ポーッと熱くなった頭は彼女の理性ある思考を溶かし、親譲りの気品を感じる美貌に似合った綺麗な唇がより先端へ迫ると、そのまま腫れ物を扱うように丁寧な口奉仕が始まった。
「んっ…ちゅっ♡ ん、ん…んくっ、ちゅっ…んむぅ、ちゅぅ…♡」
「うぁっ…燈火、これ、やばいっ…!?」
丹念な舌による愛撫が的確に肉棒を擽るように這わせ、カリ首をなぞるように舐め上げる度、男の腰が快感にカクカクと震える。
本番は経験した事がないものの、燈火は家から道具などを使って夜伽の訓練を受けており、それによって鍛え上げられた実技はおそらく初めてであろう彼の肉竿を必要以上に刺激しないよう、ちゅうちゅうと乳を求める赤子のように、相手を傷つけないよう弱い力で舐めしゃぶっていく。
そんなゆるやかで優しい奉仕を受ける度、宗也はその鍛え上げられた筋肉質な身体を震わせ、彼女もまた咥えている男性器がピクピクと反応を見せる事に、母性にも似た愛しさのようなものを覚えてしまっていた。
(まっず……♡ くさっ♡ くっさ♡こんなのまともに飲んだら腹こわしそうだな…♡)
「んぶっ…♡ちゅ…ちゅぅぅ…♡ちゅむっ…♡んっ、んっ…♡」
内心では罵倒を繰り広げながらも、その瞳は濃厚な雄の性に潤み出し、身体の芯から発する熱に燈火の白雪のような頰が赤く染まっていく。
そして、気づけば亀頭部分だけを咥えていたはずが喉の奥まで届きそうなほどにがっぷりと彼の肉棒を根本まで咥え込んでしまっており、形の整った鼻に彼の股部に生えた陰毛が当たり、その雄臭さにより脳から未知の感覚が溢れ出すのを感じる。
(あっ…♡やばっ♡これやばいっ♡私が奉仕してるのに、これ、顔、止まらな……♡♡)
「んぶぅっ♡じゅるっ♡ちゅぅ…ッ♡♡ちゅこっ♡ぢゅぷっ…♡♡んぶぅ♡んぶっ♡はぶぅっ♡んっ♡ん゛っ♡♡んんぅ゛っ♡♡」
同級生の中でもずば抜けた美貌を持ち、学園でも高嶺の花として君臨する少女がそのきめ細やかな金の髪を頭ごと前後に激しく揺らし、口いっぱいに頬張り唇をすぼめながら下品な音を上げて、一滴も残す事を許さないと言わんばかりに激しく男のモノを舐めしゃぶっていく。
「うっ…くぅ…ッ!」
「んぶっ…んむっ、んっんっ…♡…どうひた、早く我慢しないれ、出るなら出ふぇ…♡」
「あっ、く、咥えながら喋るとっ…ぐぅっ…!」
ガシッ…!!
「んむっ!?ん、んんっ……ッ!!♡♡」
しかし、燈火は咥え込んだ肉棒に夢中になってしまった事により、彼の両腕が己の頭を捉える寸前まで気づく事ができなかった。
「ふーっ!ふーっ!ふんっ、んんっ!」
「んぶっ!?んぉ…ッ♡んぼぉっ♡んぶぅうッ!!♡♡」
宗也の鍛え上げられた膂力によって押さえつけられた頭部を無理やり彼の股間へと押しつけられ、喉奥を押しつぶすように肉棒が深くまで挿入される。
唐突に口内を巨大な異物で圧迫される息苦しさに、燈火の目から涙が溢れる。
しかし彼女の力ではこの状況から彼を振り払う事は出来ず、そのまま道具でも扱うように口内で彼の肉棒を扱かされる。
「んぶぅッ♡むふっ、んん゛っ♡ん゛っ♡ん゛ッ♡♡んぼぉお゛ッ♡♡」
「う、あ…あぁッ!くそっ、出るっ、出すぞ燈火っ…!!」
「〜〜〜ッッ!!♡♡」
普段、考えの相違から口論になる事はあれど、その際にも聞いた事のない、彼の雄が前面に出た荒々しい口調で命令され、酸欠寸前だった燈火の脳内をパチパチと火花が飛び散る。
びゅくびゅくっ…!びゅっ、びゅーー!!
「〜〜〜〜ッッ!!?♡♡♡」
快感の爆発を抑えきれず、男の両手が彼女の頭へ伸ばされ、今日一番の力で抑え込まれ、彼女の口内へ宗也の白濁がドクドクと注ぎ込まれていく。
その力強さにこの雄が本気になったら今の自分の力では逆らえないという男女の力関係を思い知らされた燈火は、焦点を失った瞳で宙空を見つめたまま、ぴくぴくと細い腰とむっちりとした脚部を震わせ、喉奥へと流れ込んでくる雄の精の濃さに雌の本能が子宮をこれ以上なく疼かせていた。
(うぇぇ…ッ♡♡くっさ…♡にっが…♡♡それに、ネバネバして気持ち悪っ…♡♡あー、最悪、なの、に…♡♡)
無理やり抑え込まれ、熱く太い肉棒で喉の奥まで咥えさせられる酸欠寸前の息苦しさに、只人よりも鋭く優れた嗅覚やすっかり男の汁と己の唾液でべとべとになった舌で感じる苦味。
それらを経験もない彼女が好ましく思うはずがない。
はず、なのに、今の彼女の胸の内を占めるのは雄の性への嫌悪感ではなく、むしろ彼が己の奉仕によって満足に達した事実に今まで感じた事のない多幸感を、そしてどうやら一度では足りなかったのか、まだ固く怒張している宗也の肉竿に対し、下腹の奥底から言葉にできない切ない疼きを感じる。
(そっか…これじゃ、まだ、足りてないんだな…)
なら、早く処理する為だから、仕方、ない…♡
そんな言い訳をまるで己に言い聞かせるように脳内に浮かべると、燈火はその露出の多い巫女服の胸元をはだけさせた。
だぱっ…♥たぷたぷ…♥と肉の零れ落ちる音が何処からともなく聞こえてくるような、彼女の細い体躯に似合わない肉果実が宗也の目の前で曝け出され、重力に従って垂れ下がった左右の乳肉が互いをペチペチと叩き合う。
「ばっ…おい、何もそこまで…!」
「うるさい…まだ勃たせておいて何言ってんだ…♡」
「これは、いや…一回出せたしこれくらいなら耐えられ…」
「やるなら最後まで、だ…大丈夫、私に任せろ……♡」
そう言い放ち、腰が抜ける程の快感に上手く力の入らない宗也の上に跨り、そのまま熱く怒張する彼の肉棒をマシュマロのような乳房で挟み込む。
「うぁ…!と、燈火…これ…!」
「ふー…♡ふー…♡うわ、宗也のこれ…こんなに、なるんだ…♡」
一度の放出により、感度の上がった肉棒を柔らかな脂肪の塊で挟まれ、普段の勇ましさからは考えられない切なげな声を上げる宗也。
そんな彼の姿と、己の胸の谷間で感じるドクドクと脈打つ雄の昂りに、まるで己の昂りも覚ます為にを排熱するように、熱く荒い吐息を零す燈火。
(私の胸、結構大きいのに…宗也の収まり切らなくて、頭、谷間からでてる…♡)
「じゃあ、動かす、から…じっと、してろよ…♡」
男にそう告げると、燈火はその豊満さを強調するように両端から二の腕で寄せ上げて彼のモノを圧迫し、上下に揺らすように奉仕を始めた。
たぱっ…!ぱんっ…ぱんっ…!
「うぉ…お、おぉ…!」
「ふ、ふふ…♡情けない声、だな宗也…♡そんなに、私の胸が良かったのか…?♡」
同年代と比べて頭一つ抜けている発育を誇る燈火の爆乳手前の乳房による奉仕に、宗也の切なげな声が漏れ出る。
みちみちっ♥と中身のたっぷり詰まった天然の肉クッションが左右から彼の肉棒を押しつぶし、その余りの柔らかさと快感にこのまま肉棒が乳内で溶けてしまうのではないかと錯覚させられる。
そして、直前のフェラによる吐精で敏感になった肉棒はそのまま二度目の射精を迎えようとして…
「あっ、待て…♡ まだ、まだ出すなっ…♡」
ぱっ……!
「っ!!? と、燈火…?」
宗也が射精寸前である事に気づいた燈火は、身体を起こし、谷間を左右に開く事で彼の肉竿への乳奉仕を中断した。
突然極上のパイズリを中断された彼は、まるで玩具を取り上げられた子供のように悲壮な声を上げる。
そんな彼に何か背筋をゾクゾクとしたものが駆け上がるのを感じながら、燈火は理由を彼に伝えた。
「あんまり早く出すと、媚薬が残って何回もする方になるから…、げ、限界まで我慢してから…一気に出さないと駄目だ…」
「そ、そうか…悪かった…なら、なるべく我慢してみるか…!」
「そ、そうだな……じゃあ…♡♡」
宗也が理解したのを確認するや否や、まるでお預けされていたのが燈火の方であったように、迅速にパイズリを再開する。
左右の乳房を揃えて上下に揺すったかと思えば、今度は交互に上下に動かしてかき混ぜるように肉棒を挟み、だぱっ♥だぱっ♥と肉のぶつかる音を鳴らしながら奉仕を続ける。
(うわ…今俺、宗也のをこんなにしてるんだ…♡)
…トクンッ♥
(っっ!?♡♡ ち、ちがっ♡ こ、興奮してないっ…♡ こ、これはただの性処理で、必要だからしてるだけで……♡♡ で、でもこれ、熱くて、俺の知らないくらいドクドク脈打ってて……♡♡ あ、あー!!♡ これはバナナ!! ただのバナナだからっ♡♡)
もはや取り戻しのつかないギリギリまで行為に没頭していた燈火だっなが、己の胸が高鳴った事実に気づいた瞬間、一気に理性的な思考が戻り、自身にこの行為を事務的なものだと言い聞かせようとする。
それは、元男として完全に女になる事に拒絶を覚えたのか、それとも別の何かを自覚してしまう事を恐れたのか…。
「くぁ…!? と、とうか…それ、まずっ……ぐぅぅッ!!」
いずれにせよ、彼女は混乱により思わず奉仕の手を強めてしまい、当然与えられる刺激が跳ね上がった事によって、宗也の決壊寸前だった理性が崩壊を迎える。
びゅくっ!びゅくびゅくびゅく…!!
(え、あっ…うわっ!?あ、で、出て…これ、服、汚れ…!)
「はむっ!♡ ちゅぅうう…♡♡」
「あぐっ! う、うぅぅ…!!」
一度目と違いすぐには出さず、限界まで溜め込んだ彼の射精が始まる。
しかしそれは、燈火にとって予想外のタイミングであり、量も激しさも一度目とは比べ物にならないその勢いにこのままでは服が彼の精で汚れてしまうと判断し、混乱が続いたままの彼女はそのまま射精中の亀頭を咥え込み、口内で受け止めようとした。
「むぐっ!?♡♡むぶぅぅ…♡♡んむっ、むーーっ!?♡♡」
しかし、エロゲ世界の男性である彼の本気の吐精は彼女の小さな口内で抑え切れるものではなく、即座に内部を白濁で満たすと、そのまま喉奥へと新鮮なザーメンがドクドクと流れ込んでいく。
…やがて、やっと射精を終えた宗也が自ら腰を引き、彼女の谷間と口内の感触を少し惜しみながらも己の肉棒を引き抜いた。
「……ぅえ、おぇぇ……」
しかし、どうやらそれでも抑え切れるものではなかったらしく、燈火は両手を受け皿のようにして顔の前へもって来ると、そのまま呑みきれなかった宗也の精を吐き出した。
妖精を思わせる人間離れした美貌を持つ妖狐の一族の彼女が、その狐耳をペタンとヘタレさせながら、その口から己の汚い白濁液を吐き出すその姿に、一度萎えたはずの宗也の肉棒が再び反応を見せかけたものの、流石にこれ以上は迷惑をかけられないと、何とか自制する。
それから数分後、衣服の乱れと精の汚れを何とかした二人は、再び任務へと戻った。
しかしそんな二人の距離感はあからさまに行為前とは違い、何処かよそよそしくギャクシャクとしたものだった。