ツルギ フレムドッグ
「ッ…!!」
何かの衝撃と共に目が覚める。
目を覚ましたばかりの頭がぼんやりとだが状況をつたえてくる。
体に力が入らない。
自分はあの時倒れて…周りに誰もいないということは置いていかれたのだろう。
…そうか、置いてかれたのか。
そのことに納得しつつも自分に対する不甲斐なさと怒りが込み上げる。
結局自分は何も成せなかったのか?
あの燃え盛る村を見て抱いたあの怒りと憎悪では足りなかったのか?
今までずっと自分を偽りながら生きてきた。
誰からも頼られる姉貴分として振る舞いながらずっとあの時攫われた村のみんなのことをずっと探していた。
そして長年の調査の甲斐もあって村のみんながこの都市に連れ込まれたことを把握できた。
しかしこの都市では表どころか裏でも奴隷が許されておらず、プリズン種みたいな奴隷代わりのモンスターはいても奴隷の記録はどれだけ調べても見つけれなかった。
資金と情報収集をこめてこの探索には挑んだんだが…ダメだったんだろう
一体どれほど自分は気を失っていたのだろうか…
ようやく冴えてきた頭と共に顔を上げる
---そこは地獄と言うべきところだった
「やだやだ!!やめてよっ!!」
「ごめんなさい!許じてよぉぉ!!お願いだがらぁぁぁ!!」
「イグッッ、やっやめて!!もうイッてるから止まってぇぇぇ!!」
「離せっ!!オビュッ!!お…お前ら…こんなことをしてタダで済むとでも…オギャッ!や…やめろ!殺してやる…絶対殺してや…イグッッ!?」
壁や天井の至る所に女性達が吊るされており、悲鳴や喘ぎ声がこだまする。
そこらじゅうにモンスターでひしめき合っており、皆適当に近くで倒れている女性をその異常に発達した男根で貪っている。
泣き喚いても罵倒しても彼らは気にすることなく嬉々として腰を振り、彼女達の秘部を蹂躙していく。
耐え切れないほどの快感を与えて気絶させ、すぐさま気絶していられないほどの快感で目覚めさせる。
この上なく悪趣味な光景に顔を顰めつつ、自分を起こしたモンスターの方に向き直す。
「こいつは…狼?いや…たしかフレムドッグとかいうそこそこ危険なやつだったか?…いやいくらなんでもデカすぎねぇか?流石に入らないと思うんだが…」
30センチはありそうなデカマラをツルギの秘所に擦り付けながら興奮した様子でいたフレムドッグはツルギが目を覚ましたのに気づくともう待ち切れないとばかりに一気にそのデカマラをバックで挿入する。
「オギュガァォァォ!?!?!?ちょっ…まって…子宮が動いているっ!!」
そしてそのまま躊躇なくピストンが始まる。
「ほおお?!つぶっ潰れるっ!!んごぉぉぉぉ!?!?」
その悲鳴に応えるかのようによりピストンの速度を速めながらさらに力を込める。
「おごっ!!ぐあっ…おいまさか…中で膨らんで…イッグゥゥゥ!?!?」
膣内に直接出された熱い精液が子宮内を暴れ回り、収まりきらなかったものがツルギの秘所から溢れ出る。
それが気に食わなかったのかフレムドッグは押さえつけていたツルギの体制を顔が向き合うような形かえると再びピストンを再開する。
今度は自分の体が栓となるようにして一滴たりとも精液を外に出さないようにしている。
「ハアハア…やめろ…殺してやる…絶対に殺して…ヒグッ!」
何かを訴えようとしてくるツルギに顔全体に噛みつき、少しだけ炎の息吹で脅して応えると恐怖のためか抵抗の力が一気に弱まる。
「あっ…あ…やめ…ろ、やめてくれ…おっおおおっォォォォ!?!?」
そして再び膣内射精を行う。
今回は身体でしっかり栓をしていたこともあり、精子は一滴も外に出ずにもともとパンパンに詰まっていた子宮内に無理やり流れ込んでいく。
先程以上の量の精子によりツルギのお腹はぽっかりと膨らみ、プルプルと震える。
「あ…クソ…が…」
彼女への責めはまだまだ終わらない。
だから彼女は気づけなかった。
攫われて奴隷にされたはずの村の女性たちが今自分の近くで同じようにモンスターに侵されていることに。