チャラ男とトラ男extra1
チャラ男とトラ男の、タチネコ逆転バージョンです。だいたい「チャラ男とトラ男3」の途中からの分岐だと思ってください。
頭を悪くして読むのがおすすめです。
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ローから喉を解放されたチャラ男は、ローに覆い被さる。
「海賊さん♡今からいっぱいお仕置きしてやるから覚悟しろ」
「それはこっちのセリフだ“女海兵”」
「はぁっ?」
ローがチャラ男の腕を掴む。
「お前、今日ドレーク屋と一緒にいたよな。もしかしてドレーク屋はここに来たのか?」
「来たけど…えっなんだよ急に」
話が見えないチャラ男は首を傾げる。と言うよりも、自分のこの勃起したイチモツは放置なのか?とよぎる。
「お前、ドレーク屋ともここでヤったのか?」
「ヤった!」
意図がわからず、とりあえず答える。なぜ今ドレークの事を?と考えていると、下からローの腰を押しつけられる。
「淫乱め。お仕置きされるのは…お前のほうだろ」
どちゅっどちゅっどちゅっ
チャラ男の腕を掴み、下からローが突き上げる。
「どうした?もう根を上げるのか?」
「んっ…はぁっ…誰がぁ…?」
強気な口調は崩さないが、ローのイチモツがチャラ男の弱点を擦る。ローもそれがわかっているようで執拗に攻める。
「て言うか…ローって普段から…んっ♡こんなセックスするわけ…?っ…はっ…あ!」
「そんなわけないだろ」
少しムッとするが、暫し逡巡し口を開く。
「まぁ、お前は見てて面白いからな…」
「ははっ…何だそれ…」
ローが手を離し、チャラ男を解放する。うまく上半身を支えられずそのまま前へ倒れ込み、ローに体を預ける。
「マジで…んっ♡ちょっとヤバいから…もうちょっと優しくしろよな…」
「…考えとく」
結局、ローが実際に優しくするのはかなり後の事だった。