ダーリンの俺とハニーの影汰のハピハピ新婚生活、自慢しちゃおっかなぁ〜!!
「おはよダーリン。朝御飯できてるぜ〜」
運命の出会いを果たして白無垢姿のお嫁さんと神前式を挙げたばかりの俺の日常は、まず愛する妻・影汰がお玉とフライパンを叩く音から始まる。
昨日も夜遅くまでラブラブ新婚エッチをして抜かずの十発をキめたのに、影汰は疲れを見せないどころか俺より早起きして料理まで作ってくれるのだ。あまりにも最高の奥さん。
職場の同僚が飼っている弱い雌は、ちょっと犯しただけですぐへばってヤりたくても小便ぶっかけてやったりチンポでビンタしてやらないと目覚めないらしい。
そんな雌のどこが良いのやら。俺のハニーは俺のイッたばかりの敏感な亀頭に追撃仕掛けて休ませる間もなく精液を搾り取り、自分の雄ならまだヤれるだろうと騎乗位でいやらしいハンドサインをかまし煽り求めてくる余裕さえあるのに。
「今日はパンケーキとカットフルーツとサラダとベーコンエッグな。パンケーキはダーリンの大好きなアレ、入れといてやったから♡」
部屋のカーテンを開けて陽光を取り込んでから、こちらを振り返った影汰がウインクと共に言い放つ。
お玉とフライパンは小脇に抱え直し、フリフリの裸エプロンの生地にぽっちりと浮かび上がった己の乳首をとんとんと叩く仕草。つまり母乳を入れてくれたということだ。
……恥ずかしいことに、俺は赤ん坊でもないのに本物の赤ん坊より影汰のおっぱいミルクをがぶ飲みしている。体の相性が良すぎるためか、とにかく美味しく感じて仕方ないのだ。
授乳プレイ中の影汰が「あれれ〜俺のダーリンはどこ行っちゃったんでちゅかね〜。代わりにこんなに大きな赤ちゃんがいまちゅけど〜」と愉しげに茶化してくれるのも堪らない。興奮する。チンポが激しく脈打ちすぎて内側から破裂しそうなくらいに。
けど、流石にそろそろ自制心ってものを身に付けないとな……二人目の子供が数日後には産まれるんだし。
「いつもありがとう、ハニー。お腹の調子は大丈夫?」
臨月の腹部のまん丸としたシルエットをじっと見つめる。
一人目もまだ首さえ据わっていないのに、エロくて強い妻のことが好きすぎるあまり翌日にはもう子作りを再開してしまったのは記憶に新しい。
「あはっ。なになにずいぶん心配性じゃん。安心しろし〜俺とダーリンの子だぜ? 堕胎薬盛られたって流れねぇって!」
「それもそうだね」
けらけら笑う妻の様子に胸を撫で下ろす。確かにその通りだ。影汰は地球人なら一本から三本で気をやる媚薬を何本注射されても平然としていた。俺も同種族の平均より体が強い。
そんな二人の遺伝子が混ざり合った愛の結晶、そう簡単にはくたばるまい。
「てかそれ、おめでた発覚してからも毎晩ガツガツ人のケツ掘ってるダーリンの言えたことかよぉ」
「うっ……それはゴメン、最初は我慢するつもりだったんだけど……ちんちんが言うこと聞いてくれなくて」
「ちんちんが言うこと聞かなかったのかぁ……なら仕方ないな。俺も地球にいた頃はちんちんが言うこと聞かないとかよくあったし」
腕を組みうんうんと頷いて。馬鹿みたいな言い訳も影汰は面白がって受け入れてくれる。
ブルーロックというらしい建物で捕獲した数百名の雌たちは基本的に処女だったが、童貞ではない個体なら結構いた。だが最初から非童貞非処女の個体は影汰くらいだった。
きっと向こうでは、雄としても雌としても活躍していたに違いない。この星では雄は有り余っているから、残念ながら雌としてしか活躍させてやれないが。代わりに地球のどんな雄より影汰を雌として愛しているから許して欲しい。
そんな想いを込めてちゅっと膨らんだお腹にキスを落とせば、影汰は新緑の瞳を細めてはにかんだ。
「早く産まれると良いねぇ、俺たちのベビちゃん」
「ああ。待ち遠しくて仕方ないよ」
ぎゅっと影汰の腰に腕を回して、お腹に耳を当てる。とくとく。小さな心臓の動く音。俺と影汰の子供の音。幸せな未来の音。
これを聞いていると、妻子のためにもっと仕事を頑張ろうと思える。
願わくば、これからもずっとこんな満ち足りた日々が続きますように。