セリフ集
カワキのスレ主「この時を待っていたんだ」
「“どういうことか”? こういうことだよ」
「この特異点を作ったのは陛下だ。
相当のリソースを注ぎ込んで、光の帝国(リヒト・ライヒ)を『本来会うことのない者同士が邂逅できる』特殊な場所として成立させた」
「だから、この特異点と陛下には結び付きがあった——安易に横から掠め取ることができないくらいの結び付きが」
「リソースを手に入れるためには、その結び付きを弱める必要があった。
そのためには、陛下に特異点をご満足いただくことが最も手堅い手段だった、というわけだ」
「君たちがここを訪れてくれて……私と出会ってくれて、本当に良かった。
……全ては君たちのおかげだよ。とても感謝してる」
「騙したなんて人聞きが悪いことを言うね」
「君たちはこの特異点を解消したい、私は特異点維持するリソースが欲しい……何も矛盾しないよ。持ちつ持たれつの関係だろう?」
「私は君たちに何一つ嘘なんて吐いていない。仕事だって真面目にやった。
ただ……ライフセーバーをしていた“本当の目的”を言わなかっただけ」
「改めて名を名乗ろう——私の名は、志島カワキ。“A”の文字を与えられた滅却師の一人だ」
「“目的はなんだ”、か」
「特異点を作る——私のための、特異点を」
「この世界には、聖杯戦争というものがあるんだろう? 一騎当千、万夫不当の英雄たちと剣を交え、研鑽を積む機会が与えられる……素晴らしい催しだ。
だから——私も“それ”を行おう」
「英雄、英傑を呼び寄せ、戦う“場”を作ろう。勝者が全てを得られる“場”を作ろう。単純明快で一視同仁な“鍛錬場”を作ろう」
「外からの参加者が来ることもあるだろう、もちろん歓迎するよ。
その命が尽きるまで、共に研鑽を積み、戦い続けよう」
「戦いから逃れたいと願う者たちもいるかもしれないね、それなら糧となってもらおう。戦い続ける者たちの糧に」
「来るものは拒まないけれど、去るものは決して逃さない。
勝者が全てを手に入れる、それこそがこの世の理だ」
「さあ——聖杯戦争を始めよう」