セイヴァー

セイヴァー


【元ネタ】史実、ニザール派神学

【クラス】セイヴァー

【真 名】ハサン2世

【性 別】男

【身長・体重】200cm・体重不明

【外 見】面で顔を覆い隠した男性

【属 性】中立・善・人

【ステータス】筋力:C 耐久:C 敏捷:A 魔力:A 幸運:E 宝具:EX

【クラス別スキル】

カリスマ:B

軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる。


対英雄:B

英雄を相手にした際、そのパラメータをダウンさせる。Bランクの場合、英雄であれば2ランク、反英雄であれば1ランク低下する。


【固有スキル】

第七告知者:EX

救世主カーイム。

アーダム(アダム)、ヌーフ(ノア)、イブラーヒム(アブラハム)、ムーサー(モーセ)、イーサー(イエス)、ムハンマドに続く者。

それまでの聖典と聖法を廃棄し、新たなる人類史の周期をもたらす。

七番目の告知者の降臨、それは世界を構成する七文字が揃う時であり、人類史の完成である。

物理、概念、次元間攻撃等を無条件で削減し、精神干渉は完全に無効化する。

スキル「神性」を持つ者は、ある程度このスキルの効果を軽減出来る。


普遍知性の導き:EX

神の創定によって存在を規定された「第一被創定物」である普遍知性。

全ての存在に先行し、全ての存在を包括する、あらゆる存在の流出の起源。

イスマーイール派においてイマームは、普遍知性の導きによって人間霊魂を教導し、その総体である堕落した普遍霊魂を救済する存在であるとされる。

中でもニザール派においては、その存在は知性の顕現たる絶対的存在であり宇宙を成り立たせる者であると言われる。

—— 『 』、根源と呼ばれるものとの接続。


【宝具】

『甦告天使(イスラーフィール)』

ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000

復活(キヤーマ)を告げる者。

最後の告知者にして終末をもたらす存在。

セイヴァーの降臨によって、彼に従う者全ての魂は純化され、普遍霊魂は知性の位階へと到達、結合。

人は直接神を知ることができるようになる。

「楽園」を作り出し、その内部において人々は根源に接続される。

しかしそれはセイヴァーに従う者に限られ、敵対者に対しては火獄の炎による罰が下される。


【解説・人物像】

史実のニザール派における指導者の一人であり、その在任中にイマームの再臨を宣言し、人類史の終末である大キヤーマ(キヤーマ・アルキヤーマ)を告げた。

その後ハサン2世は暗殺されるが、息子ムハンマド2世は父はフッジャ(イマームの次の位階)ではなくイマームであり、また救世主カイームであると宣言。自らもイマームに就く。

両者の時代にはシャリーア(イスラーム法)は撤廃、それに従うことは罪となった。

キヤーマが執行された以上シャリーアの解釈を経ずとも人は救済される。新たな時代のイマームは以前までのイマームや預言者を超えた存在であると。

しかしハサン3世の時代になると、大キヤーマにおいて廃棄したシャリーアを再び遵守することが決定され、再イスラーム化。

大キヤーマによってもたらされたアーダム(アダム)の罪の贖いと原初の楽園状態の回復である「開示期」——直接的な真理への到達が可能——は、真理への到達がシャリーアの解釈を介してのみしか行えない「隠蔽期」へと逆戻りする。

大キヤーマが執行されながらもシャリーアが復活したという事態は、キヤーマの際に多くの信徒が誤りを犯したが故の罰であると解釈される。


宝具である『甦告天使(イスラーフィール)』はイスラームにおけるトランペッターに由来。終末の際に二度喇叭を鳴らし、最初の喇叭で全ての生物が死に、二度目の喇叭で全ての生物が生き返り審判を待つとされる。

ニザール派の開祖ハサン・サッバーハがキヤーマの到来を告げる二つの喇叭、その最初のものを鳴らし、ハサン2世によって二度目の喇叭が吹かれたと考えられたことから。


当時のニザール派の神話は大凡以下のもの。

神は創定を通じて第一知性を、第一知性は第二知性を、第二知性は普遍霊魂を存在化する。しかし普遍霊魂は堕落して知性から離れ、流出により自然世界が形成される。

普遍霊魂は人間の内に部分霊魂として具現化し、それが堕落から回復される為に、知性の導きを得た「告知者」が現れ聖典と聖法をもたらす。告知者の後には聖法の内面的な意味を明らかにする「委託者」が、その後には7人のイマームが現れ宣教によって人々を導く。

七番目のイマームはカーイムとなり、以前の法を廃棄し新たな法をもたらすことで新たな告知者となり、人類史の次なる周期が始まる。

一つの周期が終わるごとに世界を構成する七文字の一つがもたらされ、人類史が完成に近づく。

(異なる神話もある。アーダムは、真理にシャリーアを通してしか接触できない時代(隠蔽期)に備えて準備をしていたが、イブリースの誘惑によって終末の後に明らかにされるはずの知識を漏らしてしまう。

このアーダムの過ちと共に隠蔽期の人類史は開始される。

それを贖い、真理に直接触れられる楽園時代(開示期)を取り戻すために七つの周期で人々が導かれる)

ムハンマドの次、七番目の告知者は新たな法をもたらす事はない。

七番目の告知者である救世主カーイムにおいて人類史は完成を迎え、終末が訪れる。

カーイムに従った人間の霊魂はシャリーアという媒介なしに知性に到達可能となり、完全性を取り戻す(或いはアーダムの、真実に自在に触れられる楽園状態に回帰する)



ニザール派が異なる歴史を辿っているため、型月世界におけるその存在がどうなっているのか不明。色々な整合性は投げた。


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