セイバー・劉備玄徳
【元ネタ】三国志演義
【クラス】セイバー
【真 名】劉備玄徳
【性 別】女
【身長・体重】155cm・43kg
【外 見】漢服に身を包んだ双剣使いの少女
【属 性】人・秩序・善
【ステータス】筋力:C 耐久:B 敏捷:C 魔力:E 幸運:A 宝具:A
【クラス別スキル】 :対呪力 C
彼女の住む時代は西洋の魔術とは根本的に異なる呪術が扱われていたため、本来のセイバーのスキルである魔力への耐性は持たないが一方でそれを変質させたこのスキルを保有している。
その身に降りかかる呪的悪影響への耐性、Cランクでは完全なカットはできないが受ける影響を全体的にワンランク下げる。
騎乗 C
聖獣、魔獣、野獣以外ならば乗りこなせる。
【固有スキル】 :カリスマA
人として最高位のカリスマを持ち、率いる軍勢の士気を高めるだけに留まらず、敵対者にも親愛の感情を抱かせる。
単独行動−(マイナス)
周囲一定範囲内に自軍の味方がいない場合、幸運以外の全てのステータスがワンランク下がる。
常に人と共に生きてきた故の一種の呪いに相当するデメリットスキル。
皇帝特権 C
本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等
ランクCの場合、得られるスキルは「生前の臣下が所持していたスキル」に限定されている。
【宝具】 『踊咲誓約桃園(タオユェンシゥイェン)』
ランク:C 種別:対陣宝具 レンジ:30 最大補足:100
彼女が生涯の友と盃を交わした始まりの場所。
一見すると固有結界のようだが、正確には桃園という『領地そのもの』を宝具として所有しており、それを呼び出しているだけなので世界からの修正はほとんどない。しかし、この空間自体が彼女の心象風景に限りなく近いためこの領域内では全てのステータスが強化される。
もっともこれは副次的なもので本来の特性は、『この桃園の中で交わされた約束事は例えそれが口約束程度であろうとお互いが合意すれば魂に刻まれた絶対の契約になる』というもの。
乱戦となる聖杯戦争の中でも確実に信頼できる仲間を得られるという特殊な宝具。
また、裏技としてマスターとサーヴァントの間で「必ず勝つ」と言った宣誓にもこの縛りを適応して令呪のブーストに近い効果を得られるが、敵味方問わず桃園内の存在は縛りの対象となるため、相手も複数いる場合同じことができてしまう。
一人の強敵に対して複数で協力して挑む、という状況で最も効果を発揮する宝具。
weapon 雌雄一対の双剣
左右デザインがほぼ一緒の大陸直剣、一方が先祖より伝わる真作でもう一方は後に彼女がそれに似せて造らせた贋作。だが、それを振るい戦った彼女の伝承により二振りを一つとした真作に昇華されている。
【解説・人物像】
三国志において、蜀の盟主として語られる人徳の名君。
かの騎士王と同じく乱世を納めるために男性として振る舞った結果、後世では男性として伝えられている。
常に物腰穏やかで誰に対しても敬意を忘れない性格でありながらも天下泰平の願いのために命を賭けて戦うことができる苛烈さを兼ね備えた正道をいく大英雄。天性の人たらしであり多くの英雄と交流を育んだ伝承の通り、現代でも気を抜くと二言三言交わすだけで心を許してしまいそうになる。
音楽と華美な洋服を好んだという逸話もあり、生前も戦や政治から離れる時は人並みの少女として生きていたのかもしれない。
聖杯にかける願いは生前も座に英霊として記録されてからも一切変わらないただ一言「天下泰平」
つまり世界平和である。