シュラリズマッサージプレイ
「フェリジットのイイところはよく知っているんだ。……ここが一番好き、だよな」
「は…… っん、や、きもちい……」
尻尾の付け根を強く刺激しながら、シュライグは彼女に残った衣服を剥ぎ取っていく。
覆い被さってなめらかなその背に口を付け、絹のように白いうなじに甘く噛み付いた。うつ伏せで縫い留められ、動くこともままならないフェリジットはかすかに震える。
猫特有の性感帯を穿たれ、たまらず女は腰を上げた。ヨガでいうところの猫のポーズに近い。その浮いた腰の隙間から、シュライグの太い腕が滑り込む。先程まで潰れていた豊満な乳を鷲掴み、抱き寄せるようにぴったりくっついてふたりして横向きに転がった。もう片方の手は、忍び寄るように彼女の秘部へ。
「ここも良いんだろ?」
「あ………っ、ひゃ …ア、……っ ふ……♡」
乳房の頂、その桃に色付く蕾を転がす。
「ぅあっ……♡」
摘み上げると、フェリジットの身体に疼くような甘い痺れが走った。
もうすっかり蜜を溢していた秘所はあっさりとシュライグの指を受け入れる。そっと潜り込み、最初は優しく。
「ここも…凝ってるな?解すぞ」
「ひゃんっ……、う… ん、 ほぐし て………っ♡」
徐々に強く、女性の大切な場所を揉み解す。水音が響いた。
「あぁ… っ、ふぁ♡ 、う …ん♡、、 イイ……っ 、きもちい… い ……♡♡」
いつの間にやら、フェリジットの全身にはマッサージオイルが塗られていた。あたたかい手が優しく、時に強く触れ、撫でて、押し出すように彼女を高めていく。
「リンパがですね〜」
マッサージとは本来緊張を解すものなのだが。快感でよがり強ばるフェリジットとは対照的に、シュライグは余裕だ。以前ふざけて一緒に観たビデオの真似事まで始める。
「ん…ッ♡ 、え っと……、こ、これ…っ…ほんと …に♡、 マッサージなんですか……!?」
「………ぷ」
堪えきれなくなったシュライグは笑った。
「フェリジット……、かわいいな」
そしてキスを落とし、またじゃれあう。
すっかり高まったフェリジットは、上気した顔でくったり仰向けに横たわっていた。
シュライグも裸になる。待ち惚けを喰らって唆り勃った逸物を目して、フェリジットは思わずゴクリと唾を飲み込んだ。
「中からほぐしていきますね〜」
「もうええわw………きて」
前戯でほぐれきった蜜壺を押し広げて、シュライグが押し入る。
「んは……ぁ …… っ」
とはいえ、やはりキツい。口づけを交わしながら、ゆっくりゆっくり。彼女を傷付けぬように急かずに進んだ。
「あ…… ぁ…、おく 、に…… っ」
「っ………、動くぞ、フェリジット」
意識しているのか否か。お返しとばかりに、フェリジットはシュライグを締め上げる。
「シュライ、グ……っ♡、きもち、いいっ……… ?」
「は……っ、 ああ、でも………」
それはマッサージではなく、咀嚼に近い。キュウキュウと絡み締め、絞り上げるように脈動するナカに、今度はシュライグが翻弄される。先程の戯れで焦らしすぎた身には少々刺激が強いのだ。
「あんまり気持ちいい、と…、すぐ出してしまいそうで……。も、少し、ゆるく……」
「む…… り♡ 、きもちよく、て……♡」
激しくしたくなるのを堪え、意識してゆったりとふたりは交わる。やさしく、ゆっくり。お互いを溶きほぐし、熱を与え合うように。これはマッサージの延長なのだから。
「ん、 イイ……♡、 …… ぁ、あんっ♡ ふぁ …………ッ♡♡」
「フェリジット……、フェリジット、好きだ……っ」
「す……き 、シュラ ひグ ♡ …… っはァ 、イく っ♡♡ ………イ"っ ちゃ…………ッッ 、♡♡♡」
奥へ。奥へ。愛しい人の中へ。口で性で繋がり、トロトロに溶け合ったふたりは昇りつめ、やがて達した。