シカンディン
【出典】『マハーバーラタ』
【クラス】アサシン
【真名】シカンディン
【別名】シカンディニー(王女としての名前)、スリカンディ(インドネシアでの表記)
【性別】女(精神)
【身長・体重】170cm・69kg
【外見】浅黒い肌と赤い髪の女性。どこか男性のようにも見える体格。
【地域】インド
【時代】神代
【属性】中立・善・天
【その他属性】人型・愛するもの・魔性
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:A 魔力:B 幸運:E 宝具:A
【クラス別スキル】
気配遮断:C+
サーヴァントとしての気配を絶つ。
シカンディンは友軍の攻勢に紛れて敵を攻撃することに優れており、その場合に限り気配遮断のランク低下を防ぐことが可能。
代償として一般的な意味での隠密行動は苦手。
【固有スキル】
情念の果て:A
森での修行中に出会った夜叉の秘術により、肉体に羅刹としての力を組み込んでいる。
低ランクの鬼種の魔として機能するほか、このスキルの効果で肉体の性別さえも切り替えが可能となる。
当時、戦場には基本的に男性のみが立つことを許されていたがために生前はこの異能を必要とした。
なお、サーヴァントの身ではあくまで疑似的に性転換しているだけで、女としての名残も残ってはいるとか。
麗しの姫君:C
転生し、男としての肉体を得てなお、その美貌は衰えなかった。
もっとも、男同然に育てられてきたシカンディンはその美貌の自覚に欠ける。
対英雄:A
英雄を相手にした際、そのパラメータをダウンさせる。
マハーバーラタに登場する大英雄ビーシュマへの復讐に全てを捧げ、また死の要因となったシカンディンの場合、英雄や聖人としての格が高い相手ほど、その相手のパラメータをダウンさせる。
騎乗:C
大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせる。
シカンディン自身に御者としての才能が際立ったものがあるわけではないため、そこまでランクは高くない。
【宝具】
『彼の憎念、徒花となりて(アンバー・ナディー)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:0 最大補足:1人
軍神スカンダより賜ったこの決して枯れない青い蓮の花環は、アンバーの魂と記憶が余すことなく宿っている。
その思念とシカンディンの意志をリンクさせることで、自身の全ステータスのランクを1ランクずつ上昇させるほか、アンバーの無念によって、疑似的な忘却補正スキルが付与される。
戦闘時にシカンディンが用いる飛刀や弓はこの花環が変形したもの。
『偽・破壊神の手翳(パーシュパタ・スリカンディ)』
ランク:A- 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大補足:1人
インド三大神の一柱シヴァの神器である鏃。そのレプリカに当たる。
異説において、シカンディンはアルジュナより借り受けたパーシュパタで直接ビーシュマを討ち取ったという。
実際はトドメはアルジュナに譲ったわけだが、その異説によってシカンディンはこの模倣宝具を持ち込むことに成功したのである。
本家と違って強制解脱の確率はさらに上だが、広域殲滅には不向きなうえに、無茶な運用はシカンディンの霊基を確実に焼け付かせていく。