シェイレーン快楽漬け前編
「んっ……♡ 」
一日ぶりに訪れた小屋の室内、簡素なベッドに二人並んで腰掛け、大きく開脚するシェイレーン。その膣には、エリアルの指がずっぷりと挿入されていた。
「どうだい、気持ちいいかい……♡」
「ん、うん……っ♡」
お互いに一糸も纏わない全裸で、ぴったりと密着して座るシェイレーンとエリアルは、恋人のように甘い声をかけ合いながら優しい責めを受け入れていた。
「じゃあ、もっと激しくするよ……♡ ふふ、たった1日でこんなにえっちになって、いけない子だなぁ……♡」
「ん……ひゃぁんっ♡ だめぇ、そこ弱いの……ぉ♡」
ぐちゅぐちゅと右手でシェイレーンの膣を弄るエリアルの指が、Gスポットに接触した。突然の快感に、シェイレーンはびくりと身体を震わせる。
「ふやぁ……んっ♡ 弱いとこなのぉ、んぁあ♡ おまんこの入り口じゅぽじゅぽしないでぇ♡ んぅ、んひぃっ♡」
快感にシェイレーンが体を震わせるたび、エリアルの控えめながら柔らかな乳がむにむにとシェイレーンの右腕に押し付けられ、変に興奮がかき立てられて子宮がうずいてしまう。
「ふふ、やっぱりキミはえっちだ♡ ほら……♡」
「んふぅっ♡ ん、あ……♡ 抜いちゃうの……」
じゅるりと、シェイレーンの膣から指が引き抜かれる。エリアルが挿入していた人差し指と中指をピースするように広げると、ねばねばの愛液がとろりと糸を引いた。
「こんなに感じてくれてるなら、とっても嬉しいな……♡ ボクとしても、えっちしがいがあるよ♡」
「ふあぁん♡ また、入ってきて……♡」
とろとろの汁にまみれた指が、再びシェイレーンの膣内に挿入される。
「ふゃぁ……ん♡ だめ、弱いとこぐりぐりしちゃらめぇ……♡ ちから、抜けちゃう……ぅ♡ ふぅ、んはぁっ♡ やっ♡ きゃぅん♡」
Gスポットをぐりぐりと押されて愛液を漏らし、快感にシェイレーンは腰が抜けてしまいそうになる。
「だ、めぇ……♡」
「おっと」
力が抜け、後ろへ倒れ込みそうになったシェイレーンの背中を、そっとエリアルの腕が支えた。
「あ……♡」
どこかお姫様だっこのような体位となり、シェイレーンは胸が高鳴ってしまうのを感じる。
「ふふ、そんな顔をしないでよ……♡ そんな表情をされたら、歯止めが効かなくなっちゃうじゃないか……♡」
左掌はシェイレーンの肌をなぞって胸元まで移動し、むにむにと乳房を揉みしだき始めた。エリアルの細い指は、乳に柔らかく沈み込む。
「きゃぁっ♡ おっぱい、もみもみされてる……ぅ♡ んぅ♡ おまんこと一緒にぃ、くちゅくちゅされてっ♡ だめ、だめぇ……っ♡」
シェイレーンの呼吸は甘い喘ぎが混ざり、快楽を求めるような雌の表情を浮かべてしまう。右を向くと、愛おしげな表情を向けるエリアル。
「えりある……ぅ♡ ちゅー、して……♡ もっと、してほしいの……っ♡」
気づけばシェイレーンは、さらなるおねだりをしていた。
自身の頬をくっつけ、エリアルの頬にすりすりと頬擦りしながら、息が唇にかかるほどの近距離で囁く。自分からではなく、唇を奪ってほしかったのだ。
「おねがい……キス、してぇ……♡」
「ふふ、どうしようかな……♡ じゃあ、目を閉じてくれるかな♡」
「ん……っ♡」
シェイレーンは言われるままに目を閉じ、唇を少し開けてキス待ち顔になる。その白い肌は紅潮し、胸の奥はとくとくと鼓動が早くなってーー
「……うん、やめにするよ」
「ふぇ……?」
突如、エリアルはそう告げた。シェイレーンが状況を把握する前に、ずぽんと膣から指が引き抜かれる。
「ひぁっ♡ な、なんで……」
「もう満足したからね、ありがとう。いいお礼だったよ」
「そんな……まって、まってよぉ」
エリアルはシェイレーンに微笑みかけると、ベッドから立ち上がり自身の服へ手を伸ばす。
「急ぐ用事があるって言ってたのに、ずっと引き留めててごめんね。ボクは散歩しながら、他の女の子でも探して……」
「やだぁっ!」
ぎゅうと、シェイレーンはエリアルに抱きついた。
「こんなっ、焦らされて我慢できないの……っ♡ 途中でやめちゃ、やだぁ……♡」
「……でも、お礼はもう充分だよ?」
「ちがうのっ! わ、私が……わたしがしてほしいの!」
顔を真っ赤に染めながら、シェイレーンは告白する。ぎゅうと押し付けられた乳首はぴんと勃っており、下の口からは愛液がとろとろと滴っていた。
「いいの? キミが、えっちしたいんだね……?」
「う、うん……っ♡」
「もう一度聞くよ……して、いいの」
「だからそう言ってるでしょ……っ♡」
羞恥に染まった顔で、こくりとシェイレーンはうなずく。エリアルはその一言を聞き返すと、にたりと笑みを浮かべた。
「…………あはっ♡」
エリアルはぐいと両手を掴み、ベッドにシェイレーンを押し倒す。
「きゃっ♡ え、エリアル……?」
「今、したいって言ったよね♡ えっちなこと、キミがしたいって言ったんだよ♡」
「う、うんっ……♡ 」
「……いじわるしてごめんね。そろそろボクも、歯止めが効かなくなっちゃいそうで……♡♡」
エリアルの瞳は熱を帯び、息は荒っぽくハイペースで、シェイレーンの手首を掴む掌にもゆるく力がこもっていた。
「シェイレーン……っ、キミは、体は大丈夫なのかい? どこか悪いところとか、お腹減ってるとか……」
「……して。めちゃくちゃにしてもいいから、たくさん……その、い、イかせてっ♡」
自分を抑えようとするエリアル、その最後の糸をシェイレーンはほどいた。