サーヴァント:ルーラー 真名:縫合王

サーヴァント:ルーラー 真名:縫合王




―根元のエゴイズム。邪悪と神性が悪意の糸で縫合された存在。それこそが、邪帝縫合王。


クラス:ルーラー

真名:邪帝縫合王 ザ=デッドルナ

属性:混沌、悪、天

 

ステータス

筋力A 耐久A

敏捷E 魔力A

幸運E 宝具A+


スキル

・対魔力 A

・陣地作成 D

・ハイ・サーヴァント EX

他のディスペクターと異なり、縫合王はより複雑な合成経緯を持つ霊基のためEXランクとなる。

・パラレルマスターズ C

デドダムと同様のスキル。

本来の世界線では存在しない、IFの歴史でのみ許された存在であることを表すスキル。

人理そのものの危機の様な特殊状況でしか霊基が成立出来ない反面、抑止力の修正やタイムパラドクスによる改変などを受け付けないという利点もある。



宝具

 アルテンシア・サハスラーラ

『我が前に果てよ、是は傲慢なる月の鼓動』

 

ランク:A+

種別:対軍宝具(本来は対界宝具)

レンジ:20~80

最大捕捉:60体


邪帝王秘伝 アルテンシア・サハスラーラ

王来大戦ではついぞ日の目を見ることのなかったザ=デッドルナが本来有してると思われる奥義。

新月の脈城の力から神、の代わりにかつてデッドマンが生み出した極真の龍魂の記憶を引き出す。

AOTWが龍解した際に成した「世界の半分の消失」という事実を抽出することで、対象がいかなる土地、武具、生命であろうとその防御性を無視してきっかり二分の一を破壊する。





───【霊基再臨】が観測されました。



―終末を招くディスペクター。―

―終焉へのプレリュード。天頂と神性が害意の糸で縫合された存在。それこそが、終末縫合王。



クラス:ルーラー

真名:終末縫合王 ミカドレオ

属性:混沌、善、天



・神性 A

ゴットとゼニス、二柱の神格を合成元とするため高いランクで所有する。

・再合成体 A

王来大戦において合成、解体、再合成という他のディスペクターを超える最も杜撰な尊厳の扱いを受けた経歴から生まれた「天性の肉体」の亜種改造スキル。

王と冠するディスペクターの力複数を自身の霊基に結び付け、再臨という形で使い分けることが可能となる。




異聞帯を巡る戦いでも、本来の龍の歴史においても、終末縫合王は確かにその二つの命を刈り取られた。

しかして人の身としての肉体を得た此度の召喚において、彼女はそのスキルの特性を活かして霊基を分割、片割れと袂を分かち人理の味方としての立場を表明した。

全ては冒涜獣の妄念を背負い飛翔するもう1人の終末の、その救いなき道程を止めるために…。






───【強制再臨】が観測されました。



―落陽のソリプシズム。邪悪と暗黒に形創られながら、善意の糸で己が同胞を繋ぎ留めようとした存在。それこそが、もう1人の終末縫合王。



クラス:ルーラー

真名:終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー

属性:混沌、悪、天



・終末のカリスマ B+

滅びゆくもの、消え去ってゆくもの、即ち洛陽の果ての終末へ進む運命を率いる存在であることを示すカリスマスキル。

歴史の冒涜であるがために排斥される全てのディスペクターの、それでも尚刻まんとする生きた証を終末王は一身に背負い、代弁する。

・逆説証明電界 EX

終焉に微睡む黄昏と荒涼とした大地が広がる終末のパラレル。

龍と鬼の歴史、札遊戯と電子の物語の交差する世界において重大な働きを成したザ=キラー・キーナリーは、自身のパラレル存在であるミカドレオとの霊基の共有を成すことで遂に世界線という境界を超える特性を獲得した。

いかに隔たれた並行世界であろうと超越し、縫合王は終末をもたらしに顕現する。





宝具

 オリジナル・フィナーレ

『我が前に諾え、是は終末なる月の起源』


ランク:A+

種別:対人宝具(本来は対界宝具)

レンジ:40~160

最大捕捉:1体


終末王秘伝 オリジナル・フィナーレ

ミカドレオ/ザ=キラー・キーナリーの示す終末の一つの形。

神聖の振るう絶対的権限を、ただ一人を終末へ堕とす為だけに行使する縫合の一撃。

自分自身を「世界の中心(オレ)」として構築設定し、敵対者へ向けた神罰を執行する。

対象の肉体に刻まれた四つの神紋を起点に、世界に刃向かう者へ因果を超えた遮断不能の極光を解き放つ。







ザ・キング・オブ・ジ・エンド

『終末王龍大戦』


ランク:EX

種別:対界宝具

レンジ:-

最大捕捉:-


縫合王の存在意義と世界線を超えた戦いの余波による影響が融合し生まれた、サーヴァントとしての彼女らだけが有する宝具。

自らの後に続く終末を招来する終焉のトリガーとしての在り方の再現。


───例えば、異聞帯の王たちを合成した最悪の王を

───例えば、汎人類史に紐付けられた頂上の名を冠する英雄の紛い物たちを

───例えば、多様な世界線に偏在する縫合王たる自身のパラレル存在たちを


繋ぎ合わせ、呼び立て、形作る、冒涜の終末を境界を超えて顕現させる混沌の力。

本来龍魂珠が有した歴史を読み取り、歪め、縫い付ける能力の特定方向模倣。


この宝具によって縫合王は様々な世界線の己を、ただ一つの共通の称号を起点に同一霊基に繋ぎ留め、特異点の主として降り立った。






───ミカドレオはディスペクターという罪の禊を果たすための贖罪、緩やかな滅亡の末の安楽たる終末として同胞を燃え尽きさせるために


───ザ=キラー・キーナリーはディスペクターという罪を肯定するための反抗、苛烈な逆襲の末の激動の終末として同胞と燃え尽きるために



それぞれが相反しながらも同じ終着点を目指し、2人の終末王はデュエデミーの祭典を舞台に喜/悲歌劇とでも言うべき決闘を演じてみせた。

かつての逆説証明電界と変わらず、彼女らはそんな不揃いで、歪みきった、しかして意味のある歴史の一頁を高らかに謳いあげる。



―贋作に名誉あれ!粗悪品に誇りあれ!

世界よ、汝この二つ並ぶ命を忘れること能わず!―




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