サーヴァント:キャスター 真名:水上第九院 シャコガイル

サーヴァント:キャスター 真名:水上第九院 シャコガイル



クラス:キャスター

真名:水上第九院 シャコガイル

属性:混沌、中庸、地

 

ステータス

筋力D 耐久B

敏捷E 魔力A

幸運C 宝具A+

 

クラス別スキル

・陣地作成A

彼女自身がムートピアの戦艦都市としての機能を与えられているため、その場に存在する領域が自動で工房へと改造されてゆく。

・道具作成D

本来の魔術師ではないため、独学で発展させた絵画制作の技能のみを有する。

・神性(偽源)E

オリジンによって祭り上げられた偽りの起源、絶望神サガによって成立させられた特殊な肉体を現すスキル。

大出力を伴う巨体から非力な人の身に転落した代償に、唯の超獣(クリーチャー)には過ぎたる程の膨大な権能を与えられた。


固有スキル

・水上第九院A

その名が示すに彼女は常に水上に鎮座するものである。故に逆説的に彼女の足元は水に満たされているべき、という解釈から自在に荒波の如き潮水を生み出し操作する。

・擬神の画家B

対象の本質を捉え、抽出し、擬人化という技法をもって絵画へと昇華させるシャコガイルの画風。アーティストであるとともに学芸員を兼ねる彼女の確かな見識と審美眼によって描写された神アートは絶大な強化の恩恵をもたらす。

──その色彩は逆光に照らされながら、多くの心を躍動させるのだ…。

・無限回路A

ロマノフシャコガイル、ゼロルピア、グラスパー、サガループ……数多のループデッキの決定打として活躍してきたシャコガイルは無限の概念との高い親和性を有する。

彼女の展開する博物館に果ては無く、彼女の呼び込む大海に終わりはないように、天井、限度、終点を否定することを可能とする。


宝具

『逆位の美、或いは無限の最果て(ラボラトリー・マニアック)』


ランク:A+

種別:対界宝具

レンジ:99

最大補足:-


対象の反転…即ち凡ゆる万象を逆様に変える極大の権能。

位置を入れ替える、デバフをバフに変換するなどの汎用的な使い方は勿論、敗北を勝利に、死を生に変えるようなことも出来る。

しかし魔力の消費量も多く、一介のサーヴァントの規格に収まっているカルデアの彼女では概念的なものへの干渉は事実上不可能に近い。




「先に温泉宿に堕ちるのはあなたかもしれないし、ともすれば私かもしれない…。

でも、いつかそこへ向かって行くのなら、せめてその結末まで私は約束の肖像を描き続けていたいのです。

あなたの為の、あなただけの神話の絵……

題名は────


『未完成の絶望(ディア・マイ・サーガ)』


ランク:EX

種別:対神宝具

レンジ:-

最大補足:1柱


シャコガイルからとある起源の神へと手向けられる一枚の絵画。

まるで山札を引き続けるように、一筆一筆丁寧に描き足されながら制作が続いている、現在進行形で発展し続けている異端の宝具。

絶望神サガを顕現させることを可能とするが、この宝具が使用されることは永久にない。

ただ純粋な想いをぶつけた末に完成を待つこの作品は、その唯一のパトロンの為に捧げられるのだから…。

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