サリサ・トカゲクラゲ捕獲後
【閲覧注意】アンデット少女は研究所から脱出したい【安価とダイス】(あにまん掲示板)いける!って思った
作戦は悪くなかったと思う。怪物の背中を蹴ったのも悪い判断じゃなかったよ。
10mくらいあるんだもん。全部が部屋に入り切るのを待ってたら、部屋の中がみっちみちになっちゃう。
でも現実として、部屋から出た!って思った瞬間に、サリサの足には一本の触手が巻き付いていた。
「うそ!」
びたん、と、乗客室の床に転んでしまった。
立ち上がろうとしたけど上手くいかない、床は怪物の出した粘液でびちゃびちゃだった。
ずるるるるる、と、足に絡みついた触手がサリサを引っ張って、最初の部屋へと引いていく。
そのまま大きな怪物がみっちみちに詰まった部屋に、サリサは連れ戻された。
背中から覆いかぶさるように、柔らかい触手がサリサを包む。
触手がサリサの肌をまさぐって、服の中に入ってくる。
暴れようとしても、柔らかい触手に当たるだけで、引っ張っても蹴っても返ってくるのはぐにゃぐにゃの感触だけ。
「このっ、はな っ んっっ むぐぐっっ」
口の中に触手が入ってきて、声が出せなくなる。噛み切ろうとしても嚙み切れない。
肌の上を触手がなぞる、擦る感触がえんえんとつづいて、だんだん肌が痺れるみたいな感覚が強くなる。
ぐるぐるに触手に巻かれたサリサの足が、左右に開かされていく。
「んーっ、んーっ、んーっ」
ガタンゴトン、ガタンゴトン。振動が狭い部屋を揺らしている。
怪物の触手が、サリサの両足の間に割って入ってくる。
「んんんんんっっ んーっ!?」
暴れようとするけど、怪物はしっかりとサリサの足を固定して動けないようにしてくる。
服の中に入ってきた触手が力任せにピンと布を張って、そのまま湿って透けてた布を引きちぎった。
「んぅぅぅぅぅ~……」
裸になったサリサの乳房を左右から伸びてきた触手がなぞりあげてくる。
気持ち悪い。いやだ。恥ずかしさよりも嫌悪感。生温くてざらざらした感触に背筋が粟立つ。
にゅるり、ぬちゃぁ、じゅるるるる、湿った音が這い回る。
「んっっっ」
ぞわぞわと背筋に震えが走る。
怪物の触手がいやらしく肌を撫でまわすたびに、全身にぞくぞくする感じが広がる。
足の間に入り込んだ怪物の触手が、サリサの足の付け根をなぞった。
「んぅぅっ!」
思わず背筋が伸びる。びりびりと頭のてっぺんまで電気みたいな刺激が走る。
サリサの反応に気をよくしたみたいに、怪物の触手がさらに深くへと突き進んでくる。
割れ目をなぞるように何度も何度も往復する触手は、なぜか粘っこい粘液を分泌して、サリサのあそこを濡らしていく。
ぐちょぐちょと音がするたびにお腹がきゅうっと締めあげられて、頭がくらくらしてくる。
「んふっ、ふぁっ……ふぅぅっ!」
急に激しくなった触手の動きが、サリサの思考をかき乱す。
お腹の奥から熱い何かがこみ上げてくるような感覚がする。
嫌なのに、恥ずかしいのに、身体の奥がきゅんきゅんとうずいてしまう。
頭の中が真っ白になっていって何も考えられなくなる。
「あふっ、うあっ、んんんっ」
ぴん、と触手に絡みつかれた足の先が跳ねた。
足の付け根から何かがこみ上げてくる。身体が熱い。息ができないくらい苦しい。
「んゃあああっ!」
びくっと身体が震える。全身に鳥肌がたつような感覚に身震いする。
その刺激で緩んだ身体の穴へ、触手は容赦なく入ってきた。
ずぶりと音を立てて入った触手の先がサリサの中で暴れ回る。
お腹の中をかき回される感覚に涙がぽろぽろと溢れる。必死に首を振っても逃げられないしやめてくれない。
触手の先端がサリサのお腹の中を容赦なく擦り上げるたび、目の前がちらちらと光って頭が真っ白になる。
「んぐっ、ぎぅっ、うあっ」
襲ってくる感覚の波に耐えようと身体に力を入れると余計に刺激が強くなってしまう。
何度もそれを繰り返されて、体中の感覚がおかしくなってて、何も考えることができなくなって。
腰から下はもう自分のものじゃなくなったみたい。
ずっと痙攣するようにびくびくと跳ねて、脳が蕩けるような快感の電流を繰り返しサリサの頭に流し込んできた。
「あっあっあぁっあひっひっあふぁぁぁっっいっっひぃぃんっっ」
怪物の触手の中に包まれたまま、サリサは悲鳴を上げ続けた。
◆ ◆ ◆
どれくらいそうしてたのか、もう分からなくなった頃、唐突に怪物はサリサから興味を失った。
ズルズルズルズルと這う音がして、触手が部屋から離れていく。
裸のサリサはねっとりと全身を粘液に包まれていて、それに足の間からは白い粘りつく液体が溢れていた。
「ぁ…………」
声を上げようとしたけど、息が微かに喉から漏れただけだった。
手足はまだ痺れたままで動かない。
お腹がちょっと膨れた感じ。頭は痺れて鈍くて、なにもかもぼんやりしている。
ガタンゴトン、ガタンゴトン
電車の音、揺れる音。ずっと響いていたはずのそれを、サリサはずいぶん久しぶりに思い出した。