くらしゃ……!

くらしゃ……!


「多分こっちれす!!」

ルフィがドフラミンゴと戦ってる中、ローはレオ達にも協力してもらい、コラさんの"監禁部屋"を探していた

「コラさんが生きているってのは本当なんだよな!?」

「は、はい!」

ローは無我夢中で走っていた。

コラさん、コラさん、コラさん。

色んな感情がごちゃ混ぜになりながらも、命と心をくれて、愛してくれた大好きな人を助けるために。

「こ、ここれす!!」

そしてやっと、金属でできてる1つの部屋にたどり着いた

「……こんなところにコラさんを…!!」

「Room!!!」

青いサークルが広がった

手に持っている鬼哭を大きく振り、金属の部屋を1太刀で斬る。

「あんたはおれと一緒に世界を周るんだろうがァァァァァァア!!!」

そう叫びながらローは中にいたコラさんに抱きついた

「コラさんッおれだ!大きくなってわかんねェかも知れないがローだ!!」

「????」

大きくなってもローだと言えば、信じてもらえるだろう。思い出して貰えるだろう。そう思っていた。

「いや……すまん。誰だ?」

「えっ」

出てきたのは思いがけない言葉だった。ローは顔がどんどん青くなっていく

「そんなッ……!!13年前おれはあんたに命も心も貰ったんだ!!!おれはあんたが大好きなんだ!!」

今にも涙がこぼれそうになるロー。13年前は"大好き"その言葉を伝えることが出来なくて、今は言っても届かない。こんな事があるのかと。それでもコラさんは不思議そうに首を傾げる

「ろ、ローランド!!鳥カゴが!!」

だがもうこの場所には居れないようだ

「お、おいお前ら本当に誰なんだ?兄上の仲間か?」

その言葉はローの地雷を少し踏んだようだ。

すぐそこまで鳥カゴが迫っている

「おれはあんなヤツ(ドフラミンゴ)の仲間じゃねェッ!!!!!!!」

命を削るんじゃないかという大きさのRoomを広げ、

「シャンブルズ!!!!!!」

そその場の全員を移動させた。


するともう目の前……いや、真上で。

「"大猿王"(キングコング)ッ」

ルフィがとてつもなく大きな黒い拳を掲げ

「16発の聖なる凶弾…!!!"神誅殺"(ゴッドスレッド)!!!」

ドフラミンゴも渾身の一撃でルフィに対抗する

だがルフィの一撃の方がやや強かった。

「"銃"(ガン)!!!」

ルフィがそう言い放つと、ドフラミンゴは地中深くへと落下していく

『ドレスローザ国防戦、勝者、ルーシー!!』

その言葉が国中に広がった。

「え……」

目の前で自分の兄が落ちていく様子を信じられないように声をもらすコラさん。

だがその様子はただ兄が負けたショックだけじゃなさそうだった。

ドレスローザを覆う鳥カゴが消えていく

「コラさん……?」

心配そうにコラさんをじっと見るロー。

その声で。その顔で。自由になっていくこの国を見て。


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「もう放っといてやれ!!!」

「あいつは自由だ!!!」

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沢山の記憶が蘇る。

目に沢山の涙をため、

「ロ゛ー……!!」

いつの日かと同じような声色で呟く

「コラさん……?」

「珀鉛病、治ったんだな…良かった…!!」

「ッ!!!!」

その優しい声を聞いて黙っていられるはずがない

「ゴラざんッ!!!!」

「生きててよがっだ!!!!」

大粒の涙を零しながらコラさんに抱きついた

「くらしゃ…くらしゃ……!」

セミファルガー・ロー誕生の瞬間である

「なんだかよく分からないれすけど、よかったれすね!」

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