ケツが天衝

ケツが天衝

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斬るんだ 斬れ!

藍染に立ち向かうために自分自身を鼓舞しツバサと一緒に黒腔の外へと飛び出す

(後ろだ…!)

藍染の後ろを取り首を狙う 一撃で斬る!

「───久しぶりだね...旅禍の少年達」

俺の一撃は首付近に仕掛けていた何らかの障壁が遮っちまった…!

「あ...っちょ!?」

俺の黒い月牙天衝が障壁から逸れていくのと同時に翼の刀も流されて

「・・・良い斬撃だが 場所がッ...場所が良くない 首の後ろは生物の最大の死角だよ」

セリフの途中で藍染のケツにブッ刺さった

「そんな場所に何の防御も施さず 戦いに臨むと思うかい?」

「うわあ...バッチイですわ」

恐らくケツは防御していなかった...今の一撃は虚化してケツに撃つべきだった‼

「虎屋翼 君の斬撃は随分とおざなりだが...君は運がよかった 第六感というのはつくづく面倒極まりない」

「えっ⁉これは偶然で第六感関係な...!」

ツバサは刺さった刀を引き抜いている間に藍染に胸を串刺しにされた

「急所というのはこう突くものだ 次があれば参考にすると良い」

俺が虚化して助けに行こうとしたが動く前に藍染はツバサに刀を振り下ろし ツバサは引き抜いていた刀でどうにか受け止めそのままかなりの速度で地面に衝突していった

「…何を考えているか当てて見せようか

初撃の判断を誤った 今の一芸は虚化して打つべきだった

虚化して打てば一撃で決められた──」

極一部を抜き見透かされてやがる...!

「撃ってごらん」


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