カノあり キトカロス&イヴ編
無駄に豪奢な寝室で、少年たちが欲望のままに性奴隷たちを抱いていた。
いや、もしかしたら彼ら自身はその行為を欲望の発露とさえ思っていないかもしれない。
何故ならこの世界においてそれはありふれた日常の一幕でしかないのだから。
「あぁん……んっ、あぁっ♥」
「これは……確かに君の言う通りだ。たまにはほかの性奴隷と遊ぶのも悪くないね」
少年が夜空を思わせる透き通ったロングヘアをした小柄な少女を背後から抱きながら感嘆する。
一糸まとわぬ姿の少女、イヴは先ほどから小柄な身体を震わせで嬌声を零し続けていた。
「イヴは僕自慢のママ性奴隷の一人だからね。その魅力が君にも理解してもらえて嬉しいよ!」
「あははっ、君が彼女の事を気に入ってるのはこのおっぱいを見れば一目瞭然さ。こんなにもぷっくりとしていて……、とても美味しそうだっ!」
少年は隣で自分の性奴隷と戯れている友人を横目に見ながら、屹立して硬さを帯びたイヴの乳首を指で挟みながら思い切り抓った。
「っっ、んんん~~~っっっ!!!!♥♥♥」
イヴは抑えきれないほど強烈な嬌声を零しながら、華奢な身体をビクビクッと勢いよく跳ねさせる。
彼女のおっぱいの先端は全体的な慎ましさからはアンバランスにも思えるほど乳輪の辺りからぷっくりと膨らんでおり、特に突起は少年自身が然程弄っていないにも関わらず彼に媚びるかのようにジンジンと勃起していた。
「僕専用ママなんだからやっぱり僕が飲みやすい形状じゃないとね。ナサリーママの黒乳首もいいけど、イヴのつるぺたママパフィーニップルも同じくらい最高だから是非堪能してもらいたいよ」
「ご……ご、ご友人様にも私のおっぱいを気に入ってもらえたら……嬉しい、です♥」
イヴは口の端から息を荒く零しながらも少年にそっと身体を寄せて囁く。
彼女の浮かべている微笑は誤魔化せないほどに強張っていたが、少年はだらしなく表情を弛緩させていて気づいていないようだった。
彼は口の端から荒く息を零しながらイヴの乳首を弄るを再開し、銀髪の麗しい性奴隷に覆い被さっている友人の様子をあらためて見る。
「君こそ僕自慢のキトカロスは――、ってその様子では言うまでもなさそうだね」
「あぁ……本当に最高だよ。彼女はナサリーママよりも亜人に近いみたいだからどうなんだろうと思っていたけど、さすがは君自慢の性奴隷だ」
イヴの主はちゅぱちゅぱと吸っていたキトカロスの青乳首から顔を上げると満面の笑みを浮かべた。
微かに開かれた口の端からは薄く青みがかった母乳がだらしなく垂れている。
イヴと同じように一糸まとわぬ姿のキトカロスは瞳の奥に嫌悪の感情を滲ませながらも愛おしそうに口元を緩め、主の友人の頭をゆっくりとした手つきで撫でた。
「ご学友様……もっと、私に甘えてくださっていいんですよ?♥」
「あぁ……ママぁ、キトカロスママぁ!」
少年は歓喜したように叫びながらキトカロスの豊かな胸に顔を埋め、彼女の真っ青な乳首を下品な音を立てて吸い始める。
彼女の主はその様子を見ながら彼自身もイヴをベッドの上に押し倒してその微かな膨らみに顔を寄せた。
「っっ……んんぅ、あぁん♥ あぁっ……んっ、っううん♥♥」
「あぁ……んんっ、ご学友様ぁ♥♥ よしよし、ごきゅごきゅできてえらい♥ えらい♥」
イヴは膨らみの先端を捏ねるように弄られて生じる快楽から逃げるかのように小柄な身体を震わせながら喘ぎ、キトカロスは主の友人を受け止めるように抱きしめながらその背中をトントンと叩く。
彼らが立て続けている下品な水音に重なり合うように性奴隷たちの嬌声が寝室内に木霊する。
身体を震わせている彼女たちはその表情の奥にそれぞれ嫌悪を薄っすらと示しているが、それを表すことは許されない。
無機質な首輪を嵌められた彼女たちは主である少年たちに気に入られ続けることでしかこの世界では生きられないのだ。
イヴもキトカロスもそのことはすでに嫌になるくらいに思い知らされていた。
しばらく経って少年たちが顔を上げれば、彼らの口元は各々の唾液とそれぞれ色の違う母乳でベトベトに汚れていた。
二人の性奴隷が息も絶え絶えになりながら見上げている傍らで、少年たちはお互いの顔を見て愉快そうに笑い合う。
「……キトカロスママが魅力的すぎて僕はそろそろ我慢できなくなってきたんだけど、君はどうだい?」
「気が合うね、僕も同じさ。それじゃあ決めていた通り、お互いの性奴隷を犯すってことでいいかい?」
「もちろんだよ。あぁ、せっかくだから彼女たちを横に並べて犯してあげるのはどうだい?」
「それは名案だ。こういう機会でもないと出来ないだろうし彼女たちも喜んでくれるに違いない」
キトカロスの主は満足そうに頷くと小柄なイヴを再び背後から抱きかかえるように持ち上げ、彼女の太ももの辺りを押さえるようにしてM字に開脚させながら勃起した肉棒に向かって勢いよく下ろした。
イヴが息を漏らしながら細い身体を弓なり状に仰け反らせるのを見て、そのまま突き上げるように腰を振り始める。
「っっ……あぁっ、あひゅぅ♥♥ んんっっ……うぅっ、あぁっ♥♥」
「ああっ……、いいっ! キトカロスよりも締まりがとてもキツくて……、なんて最高なんだっ!!」
イヴの主もキトカロスを同じように持ち上げようと近づき、彼女はその動きに協力するように自分自身で膝裏を抱えあげて開脚してみせた。
艶めかしく開かれた蜜壺の合間から愛液が涎を垂らしているかのように溢れ出て、濃い雌の匂いが広がるように漂った。
少年は顔を真っ赤に染めて息を荒く吐きながら彼女を隣で犯されているイヴと同じようにM字に開脚させるように持ち上げ、肉棒を突き上げるように挿入した。
誘惑されるがままに乱暴に腰を振り始めれば、ばちゅんばちゅんと激しい音が響き渡る。
「あ゛っ、あ゛ぁっ……んんっ♥♥ ご学友様のおち×ちんが一番奥に当たってぇ……ん゛んっ、あ゛っ♥♥」
「あぁっ……ママぁ、キトカロスママぁ。僕のためにわざわざ脚を広げてくれるだなんてぇ。うぅっ……えちえちなママのために、僕のおち×ぽみるくをママおま×こにいっぱい出してあげるからねぇ!!!」
二人の少年はそれぞれ昂りに顔を上気させながら各々の性奴隷に突き上げるように腰を振り続ける。
小気味のいい破裂音と卑猥な破裂音、彼女たちが奏でる嬌声が重なり合うように寝室内を満たしていく。
キトカロスの主がイヴを背後から抱きかけるように突き上げれば、彼女はその度に可愛らしく整った顔を快楽に歪ませ、空気を求めるようにだらしなく口を開いて舌を覗かせる。
その隣でイヴの主である少年が力強く腰を突き上げれば、キトカロスは美しく形の整ったおっぱいがぷるんぷるんと蠱惑的に揺れた。
「あぁ……そうだ。こうやって……お互いの性奴隷を犯すのも悪くないけど、次は一人の性奴隷を二人で犯すっていうのはどうだい?」
「おぉっ、それは刺激的ないい提案だ」
主たちのやりとりに昂りに染められてしまっていたイヴとキトカロスの顔に動揺の色が表れるが、二人を背後から抱きかかえて犯している彼らは気づかない。
少年たちはそんな性奴隷たちの戸惑いなど露知らず、己の欲望のままに腰を振りながら話し続ける。
「でも……そうだ、ほかのクラスに性奴隷を積極的に貸し出してる奴がいると聞いたことがあるから今度借りてみるのはどうだい?」
「……そう言って、いまは君自身が僕のキトカロスにもっと甘えたいんだろ?」
「あははっ、バレたか」
イヴの主である少年が笑って誤魔化してみせれば、キトカロスの主である少年は呆れたように溜め息を吐く。
しかし、自分のお気に入りである性奴隷が友人からも気に入られてるのは決して悪い気持ちがしない。
何故なら友人が気に入ってくれたカノジョはどこまで行っても自分のためだけの性奴隷なのだから。
背筋がゾクゾクと震えるような感覚が視界を一気に白く染めあげる。
キトカロスの主である少年はもう少し味わうために短く息を吐きながら、誤魔化すように腰を振る速度を速めた。
「……まぁ、そうだね。そろそろ出そうだし、今日はお互いの性奴隷を可愛がってあげる日にしようか」
「そうだよ、それがいいさっ。あぁ、キトカロスママぁ。くんくんっ、汗の奥に感じる海を思わせる匂いもいぃ……っっ。くんくんっ、れろれろぉっ!!」
「っっ……んんっ、あ゛ぁんっ♥♥ あ゛あ゛っ、ご学友様ぁ……くんくんぺろぺろはらめぇ……っっ♥♥」
イヴの主である少年は表情をだらしなく弛緩させると、キトカロスの首筋に顔を埋めながら腰を振る速度を速める。
キトカロスは首を左右に振って緩くウェーブしたロングヘアを揺らすが体勢的に逃げることは敵わない。
「おひゅぅ……ご友人様、そこ……ぉっ♥♥ ぱんぱんしながらつねつねはぁ……だめぇ♥♥ イくぅ……、私……イっちゃいますからぁっっ♥♥♥」
「あははっ。何を言ってるんだい、イヴ。こんなにぷっくり膨らんでるんだ、抓ってあげない方が失礼だろう? それにしても可愛い、可愛いなぁ。僕も君のおま×こにいっぱいにいっぱい注ぎ込んでるからね……っっ!!」
キトカロスの主である少年もイヴのぷっくりと膨らんで乳首を力いっぱい抓れば、イヴが小柄な身体をビクビクッと大きく跳ねさせる。
少年は友人のとても感度の素晴らしい性奴隷に気をよくして腰を振る速度を更に速めていった。
そして二人の少年が彼女たちの最奥に捻じ込むように腰を打ちつけた直後、性奴隷たちは獣ような嬌声を上げながらそれぞれの身体を大きく震わせた。
「ああっ、ああんっ……あぁっ、あああ~~~っっっ!!!!♥♥♥♥」
「あ゛っ、あ゛あ゛っ……あ゛あ゛っ、あ゛あ゛あ゛~~~っっっ!!!!♥♥♥♥」
彼女たちの膣内で限界まで膨らんだ肉棒がその子宮を目がけて白濁液を勢いよく吐き出す。
イヴもキトカロスも主の友人から注ぎ込まれた精の奔流を身体を大きく震わせながら受け止めた。
射精を終えた少年たちがそれぞれ抱えていた性奴隷をベッドの上に寝かせてその秘裂から肉棒をゆっくりと抜けば、逆流した精液がシーツの上にどろりと溢れ出る。
二人の性奴隷たちは全身汗まみれになりながら、どこか蕩けたような表情でその光景を見つめていた。
彼女たちはゆっくりと顔を上げ、熱に潤んだ瞳をそれぞれの主に向ける。
「「私たちを一緒に犯してくださってありがとうございました、ご主人様♥♥」」
イヴとキトカロスが感謝の言葉を口にするのを聞き、少年たちはお互いの顔を見ながら満足そうに頷いた。