オレの好きな人

オレの好きな人

ワ……ワァ……………

小学生の頃だったかな、隣の家に女の子が住んでてさ。

よく一緒に遊んでた、まぁここまでだったらよくある話だと思う

でも、その子はちょっとズレてる面があって、やたらオレに抱きついてきたり体を擦り付けてきたりしてた

そのくらい仲がいい。って言ってしまえばそれまでになるんだけど、ちょっとだけドキドキしてた


まぁ、小さいオレにはそれが何を意味するのかわからなかったから。何かの病気かなって思ってたんだけど……



ある日、オレは勇気がなくて。その子に最悪なことをしてしまった

自分が近いうちに引っ越してしまうだなんて、口が裂けても言えなかった。

その子と離れ離れになるって認めてしまうのが怖かったのかもしれない

自分のせいで泣いてしまうところを見たくなかったのかもしれない

でも、言わなかったことが一番ダメなんだって。幼いオレには想像もつかなかった




なんでこうなったかと言えば、父さんが転勤になってしまったからだ

「お父さん!なんで急にお引越しなんて…どうして?」

「…ごめんな立香、会社がそう言ってきたんだ」

「嫌だ嫌だ!アルトリアに会えなくなるじゃん!」

「ごめんね…父さんだって頑張ったのよ…」

自分じゃどうしようもない出来事だ、それは仕方ない。父さんは悪くないと言い切れる

「辛いと思うけど、アルトリアちゃんに、お別れの挨拶してきなさい」

「いやだ…さよならなんてしたくない……」

「ちょっと立香!!」

でも、オレの心がどうしても事実を受け入れなかった。

「アルトリア!あそぼ!!!」

だから、ここで何も言えなかったオレのせいになるんだ
































「藤丸君、私と…付き合ってください!!」

「その、ごめん……」

これで何人目だろう、人を泣かせてしまうのは

あれからオレは高校生、友達も出来たし。部活も勉強もそれなりにやってきてる

でも、心のどこかで何か足りないものがあった


「おまたせ…まだ食べてない?」

「遅いぞ藤丸。ほら、お前のパンも買ってきてある」

「あんぱんじゃん!ありがとう!」

今はお昼休み、いつも友達と一緒に弁当やパンを食べてるので、たまにこうして待っててくれる

「しかしまた呼び出されるとは、君も隅に置けないね」

「はぁ…君を好きになる人が気の毒になるな」

「そりゃオレだって申し訳ないと思ってるけど…」

「誰か一人くらいいないのか?おまえのような奴が好きになるなら何人かは身を引くと思うが…」

「うーん…いるにはいるけど…どうだろう」

正直、向こうから好かれてるとは思ってない。寧ろ嫌われてるはずだ

…でもこういう話で真っ先に出るってことは、やっぱり好きなのかもなぁ…

「いるのかよ…意外だ」

「流石に立香も一人はいるだろう、それで、どんな子なんだい?」

「どんな子って言われてもなぁ…昔の事だから…」

「引きずってるのか、可哀想に」

「違うからね!?…いやそうなのかな?」

わからなくなってきた。

あの時のことを引きずってはいるのは確かだし、また会いたいなって思ってる

でもそれ以上にオレは……

「…また会えるといいな。大学を出たら一人暮らしでもするといい」

「そうすると立香とは遊びづらくなってしまうな」

「…まぁ僕も応援してるよ、少しだが」

「なんかオレが向こうに戻るみたいな言い方だね!!」

「あ、言った」

「言ったね」

「言ったな」

言ってしまった。あまり話さないようにしてたけどつい大声で漏らしてしまった

「…そういえばこっちに引っ越したとか言ってたな…」

「そういう事か、なるほど幼馴染かな?」

「向こうに戻っても3人で遊びに行くから気にせず戻るといい」

「みんな好き勝手言ってくれる…!!」

その後しばらく友達に色々尋問されてしまった

その子はどんな性格?とか、その時何してた?とか…

なんかすごい疲れて最後には応援されてしまった


…オレ、本当にあの子が好きなのかもしれない

叶わぬ想いを抱えて、オレはその後の高校生活も駆け抜けた















「…久しぶりに戻ってきたぁー!!」

大学の入学が決まり、慣れ親しんだ土地に帰ってきた。

「…アルトリア、今どうしてるかな」

もしかしたらどこかに行ってるかもしれないけど、いるのなら会いたかった。

…正直、あまりいい思いはされないだろうけど


入学式まで時間があるし、それまでにバイトを始めるなり久しぶりに故郷を歩いて回るなりして時間を潰した

そして入学式の前日になり、準備をしていた頃


「あれ、電話だ。もしもし母さん?」

相手は母さんだった。きっと心配でかけてきたんだろう

「母さんよ、一人暮らしはどう?」

「今のところは大丈夫だよ。…ちょっと広いと思うけど」

オレはもっと狭い部屋がいいと言ったんだけど、母さんも父さんも広い部屋を取れって譲らなかった

結局オレが根負けして広い部屋をとるはめになったんだけど…

「立香だってもう大学生でしょ?女の子の1人や2人くらい連れ込んでくると思って」

「母さん!?オレはそんな事できるわけ…」

「立香がモテるの知ってるんだからね母さんは、それと仕送り!もう届いた?」

「届いたよ!…でもアレは何?」

仕送りの箱の中に何故か開けるなと言われてるものがあった

軽いし…振ってみると何かが入ってる音がしてほんとによくわからなかった

「明日はそれ持っていきなさい、これはお母さん命令よ。袋は普通に破いちゃっていいから」

「せ、せめて中身教えてくれない?」

「秘密でーす、でも。万が一の時に使える物よ!」

母さんはこういうことする、たまに何考えてるか分からない人だ

「じゃあ、母さんもう寝るわね、明日頑張ってね」

「うん、おやすみ母さん」

母さんからの電話を切って、オレは秘密の物を持ってベッドに転がる

「…万が一、か」

その万が一、本当に来るのだろうか…


























結論から言えば、その時は来た。

順を追って説明すると、入学式にアルトリアがいた

雰囲気とか色々変わってたけど、間違いなくアルトリアだった

久しぶりに会えて嬉しかったし。両思いなのがわかって晴れて結ばれたわけなんだけど…

「さぁリツカ、脱いでください」

どうしてこうなったんだろう

「あの…汗がすごいからお風呂は…」

「後で一緒に入ればいいでしょう、脱がないなら私が脱がせますが」

オレはアルトリアに無理やりラブホに連れ込まれて、今押し倒されてる

完全にそういうことする気だよね、付き合った当日に初体験かぁ

「沈黙は肯定と言うことで脱がしますね」

「ちょ、待ってよ!」

「待ちません、この日をどれだけ待ち望んだことか……ってあれ?」

「ど、どうしたの…?」

「…どうやって脱がせるんですかこれ」

正直安心したと思った。

アルトリアは初めてと言うが、もしそれがオレに合わせてるだけだったらちょっとショックだった

だから安心した…

えぇい男を見せろ藤丸立香、ここまできたらやるしかない

「…自分で脱ぐけど…その前に……」

「なんですか?」

「ジャケットだけはお互い先にハンガーにかけないかなぁ!?シワになるよ!」

「…仕方ないですね、でもそういうとこが好きですよ」

かなり緊張してると思う、ジャケットを脱ぐだけでもドキドキしてる自分がいる

この時、母さんから万が一の時にって言われた物を袋から取り出した

……そういう事かよ、母さんめ


お互いちゃんとジャケットを吊るして、ベッドに向き合うように座った

「…アルトリア、大好き」

「私も…大好き」

唇と唇が重なる、昔アルトリアにおふざけでやられたのでファーストキスではないんだけど、あの時とは幸福度が段違いだった

でも、それだけじゃなくて…

「っ…ん……っはぁ…んっ」

舌を絡ませて、お互いの唾液が混ざりあう

息が出来なくて、最初はすぐ口を離してしまったけど、次第に上達していった

「…っはぁ……はぁ……」

何回かして、2人の舌と舌の間に糸が引かれた

「…随分と、上手なのですね…」

「…アルトリアこそ」

これだけでも気持ちよかったのに、もっと欲しいとさえ思ってしまう

「…実を言うと私は準備万端なので…いつでもいれてくださって良いのですよ?」

これはさすがに欲しがりすぎだと思うけど

このまま誘いに乗るのもどうかと思うので、まずは腕やお腹、足から触っていく

「っ……!」

ぴくりと動くアルトリアが愛おしいと思ってしまった

「くすぐったい?」

こくりと、アルトリアが頷く

「かわいいね」

「!!?いまなんて…?耳元で…もういっかい…」

「どうしよっかなぁ~」

あちこちを撫で回して、アルトリアの反応を楽しんでいく

「おねがい……いって……」

やばい、上目遣いは効く、すごいドキリとした

「…かわいいよ、アルトリア」

「~~~~~!!!!」

耳元で囁いたらこの結果、本当に可愛い

そろそろ次に進むかな…

アルトリアの背後に回って、胸のあたりをそっと触っていく

「んん……っ」

さっきよりもアルトリアの反応が良くなっていく

今まで気づかなかったけど、顔もすごく赤くなっていて、りんごのようにあかい

「じらさないでぇ…っ」

余裕もなくなってきたのか、口調も崩れ始めてる

「…脱がすね」

シャツに、それからキャミソール。スカートと脱がしていく度にアルトリアの肌が露になっていった

「…もしかして、期待してたの…?」

随分と気合いの入った下着だと思った。

「…今日は会えると思ってたから…」

そっかぁー、だからあんなに強引に……

……もしかして小さい頃からこうだった?

妙に納得がいってしまった

とりあえずお腹とかから触っていけばいいのかな…?なんて思いながら撫でていく

熱が直に伝わる。熱くないのに熱いくらいアルトリアの体は火照っていた

「ここは…さわらないの…?」

オレの手を掴んで、胸へと持っていく

「ん……」

ちょっとだけ揉んでみて、すぐにブラを外した

「…ほんとにはじめてなの…?」

「違うって!ネットで調べた事があるだけなの!」

実は、何回か調べたことがある。どうやればいいのか、とか大抵の相手はどう思っているのか。とか

…こういう時に失敗しないために調べててよかったと思ってる

アルトリアしか好きになるつもりはなかったけど

「…その、綺麗だよ」

「…あんまりおおきくないからって」

「え?」

「なんでもない!!」

アルトリアの乳房は整ってて綺麗だと思う、揉んでみてるけど、かなり触り心地も良かった

「…っ……んっ…ぁ」

僅かに声が漏れていたのがわかった

「痛くない?」

「いたくないけど…っへんなかんじぃ…」

自分じゃわからないし、こうして聞いてみるけど。1歩踏み外したら夢中になるくらいやばかった。

「…先の方も……おねがい」

言われるがままに乳頭を触ろうと思ったけど…できるだけ長くいたいなぁ。と思っちゃって

「じ、じらすなよぉ……っ」

乳輪をなぞるように指先で撫でていった

…もう完全に口調崩れてるね

「ごめんごめん、じゃあ…」

「……ぁ…っ!」

ちょっとだけつまんだ、そしたらびくっと跳ね上がった

「ごめん!痛かった?」

「へいき…」

こりこりと、転がすように軽く弄くり回す

その度にびくびく跳ねるアルトリアが可愛くて、オレもそろそろ限界が来そうだった

「…こっちも触るね」

いよいよ下の方に手を伸ばす

まず太ももの付け根あたりから撫でていって、ちょっとずつ近づける

ショーツに触れた途端、反応が変わった

「……っはぁ……んっ…」

「すごい湿ってる」

「だから言ったじゃぁん……じゅんびできてるってぇ…」

ほんとに言葉通り準備は出来てて。ぐっしょり濡れていた

「ここも、脱がしていい?」

「……うん、いいよ…?…でも、リツカも脱いで…?」

ここまで自分は一切脱いでなかった。そりゃ不公平だと、そう抗議するのもわかる

…自分で脱ぐのってすごい恥ずかしいけど


お互いパンツだけを残して、あとは全て脱いだ。

脱いだものは畳んで枕元に置いておいたし、これでばっちりだろう

「リツカ…すごいきたえてるね…」

「いやぁ、サッカーやってたし…」

アルトリアがオレの腹筋を撫でてくる、ちょっとくすぐったい

「リツカの、すごいくるしそう…ぬがしていい…?」

「アルトリアも…いいよね」

お互いがお互いの最後の1枚に手をかける

一糸まとわぬ姿になって、もうなにも妨げるものはなかった

「お、おおきい……これが、リツカの…」

アルトリアがまじまじとオレの怒張を見てくる

「さわってもいい…?」

「いいけど…」

「あつい……あ、はねた……かわいい…」

根元から、先に。両手で羽のように触れられて、おもわず動いてしまった

負けじとオレもアルトリアの秘裂へと手を出す、かなりギリギリだけど

「ゃ……ぁっ…そこだめだってばぁ…っ」

裂け目をなぞるように指を動かしていく

アルトリアが腰をくねらせているから、何もしなくても反応してくれるんだけど。それはそれ

こっちはこっちで手のひらを擦り付けられてかなり気持ちいい

「ゆ、ゆびがはいっ…まってぇ…っほんとに…そこ…っだめだからぁっ…」

招き入れるかのように指が入って、ざらっとした感覚がした。指はどんどん奥に入り込んでいって、少し曲げればかなり反応が大きくなった

「も…だめぇっ……いっ…ちゃうから…きちゃうからぁ……」

アルトリアは完全に手が止まってて、耐えることしか出来なくなったみたいだ

「だめっ…あっ……~~~~~!!」

アルトリアが絶頂して、かなりきつく締まった気がする。指が押し出されるように蠢いた。びくびくと、アルトリアの身体は余韻に浸っている

オレは指を引き抜くと、指から愛液が垂れているのを見た

「はぁ……はぁ……」

「アルトリア……そろそろ…」

「…きて……はやくぅ…」

ここで、母さんから貰った物はなんなのか答えると

……ゴムでした、なんでこんなことが起こると…

「…それつかうの…?」

何その危険すぎる質問は

「…使いたくない?」

「そのままがいいの……ナマでリツカをかんじさせて…」

「だめ、まだいざという時に責任とれないから」

さすがに大学に入って即中退はシャレにならないし、それはアルトリアだって不本意だと思う……のかな?

「むぅ……でも、だいじにしてくれてるってことでいいんだよね…?」

「勿論、だから。これを使わないのは…またいつか、ね?」

「…うん…わかった……」

ゴムの付け方も一応練習したので、特に時間かかることはなかった

「…リツカって、もしかして本当にちゃんと調べてたの?」

「うん、そうだけど…」

「…だいすき」

「オレも!…じゃあ……」

「…ちょうだい、リツカの…」

ずずずっと、オレのがアルトリアの中にはいっていった。

「いっっ…ぁ……っ……はいってきたぁっ…」

絡みつくような感覚がゴム越しに伝わってきて、正直我慢ならない

「痛くない?ちょっと待とうか」

「ちょっとだけいたい…でも、しあわせ…」

抱き合って、またキスをした

こころも、からだも繋がって。貪るようなキスをして、それだけで気持ちよかった

「もううごいて…いいよ…?」

「わかった……っ」

アルトリアは痛みが和らいできたとはいえ、はじめはゆっくりめに動いていった

でもそれも最初だけ、我慢できずにどんどん動きが激しくなっていった

「あっ…はげしっ…まっ……てぇっ…」

「もう待てない、っオレ…ずっ…と我慢してたから…!」

「わっ……ったしだってぇ…りつかと…離れてからっ…ずっとがまん…したんだからぁっ……」

汗が垂れてきて、疲れが出始めてるというのに腰が止まらない

アルトリアは背中に手を回して逃がさないと言わんばかりにがっちり固定してくる

「おくっ……きてる……わかるのぉっ…」

もう、ダメかもしれない。すぐそこまで波がおしよせてきてるのがわかる

「やばい…っ…もう…出るかも…」

「わたしもっ……いっしょにいこ…?」

「アルトリア…好きだよ…大好き…」

「わたしも…っ大好き…あいしてるっ!」

「っっ……!!」

「あっ……んっ…~~~!!っはぁ……はぁ…」

一緒に果ててしまった。お互い息が絶え絶えで、言葉を発するのも難しいほど

オレはそっと愚息を引き抜いて、アルトリアにティッシュを渡す

「アルトリア……かわいかった」

「…はずかしい」

ゴムを外す。うわ、結構膨らんでる…

「それが…リツカから出たの…?」

「そうだけど…」

「これが、いつかは…わたしのなかで…ぇへへ……」

一体何年後の話になるんでしょうねそれは






一緒に風呂に入るオレ達

身体を洗いっこして、湯船に浸かる

「まさかアルトリアがあんなに積極的なんて思いもしなかったよ」

「…嫌…でしたか…?」

なんか、数時間前からかな、アルトリアがすっごい可愛く見える。

成長して大人っぽくなったのに、中身は変わらないんだなぁって

「ううん、全然!むしろ小さい頃からそうだったんだって、納得した」

「そ……それは……あの時はよくわかってなかったからで…別に今は…」

「こんなとこに連れ込んだのに?」

「そうですね!!そうですよ!!」

「変わってなくて安心したよ、オレ」

「私もです、あの時のリツカと同じでよかった」

あの頃から離れ離れだったのに、今こうして戻ってきて、本当に良かったと思ってる

「…あ!アルトリアさえよかったらさ…」

だから、オレは…

「オレと一緒に暮らさない…?丁度1部屋空いてて…」

「それはつまり、毎日してもいいと言うことで?」

「いや違うけど」

「そうですか…でも、嬉しい…!」

もっと、一緒にいたいと思うようになった






















「あ、ちゃんと生活費は分担してね」

「わ、わかってますって!」

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