オリュンポス社管轄及び統括下のオルフェノクについて
メルクリウス支社技術開発部・記録部オリュンポス社管轄下及び統括のオルフェノクは、ミューズによって覚醒した「ニンフ」・ニンフに使徒再生を受けオリジナルに近くオリジナル以上の力を持つ「ケトス」、ケトスから分岐して作られた「ドール」、それら全てを総括する「コンセンテス」に分かれる。
全てのオリュンポス社産及びその関連のオルフェノクの管轄・総括・管理は「コンセンテス」と、幹部・上層部に委ねられている。
コンセンテス
全てのオリュンポス社産オルフェノクを総括・管理・調整する存在。基本的に12人おり、男女比は変動がある。
相応の社会的地位や価値等を持つ者がこの立場に幹部や上層部に推薦・或いはニンフ達から勧められる事でこの役職につく事もある。
基本的に該当する神のコードネームで呼び合い、本名で呼び合うのは日常を装う時のみ。
該当者
第一位:ゼウス…エース・クライスト/ファルコンオルフェノク
第二位:ヘラ…檻葉らんか/ピーコックオルフェノク
第三位:アテナ…山本沙紀/テンジャオルフェノク(ノアズアークより鞄替え。実力を認められる形でメンバー入り)
第四位:アポロン…荒井利樹/ディアーオルフェノク
第五位:アフロディテー…甘夜春/ランオルフェノク(本人も無自覚だが、覚醒と前後してメンバー入りしていた)
第六位:アレス…夜ヶ崎蓮/ボアーオルフェノク
第七位:アルテミス…深月愛梨/ベアーオルフェノク
第八位:デメテル…宝生雪音/ホースオルフェノク
第九位:ヘファイストス…ジョン・オイオノス・マックスウェル/キメラオルフェノク
第十位:ヘルメス…綾瀬雪奈/メデューサオルフェノク(霧雨雄馬/ミスルトーオルフェノク(元二重スパイ、ノアズアーク及びスマートブレインから情報・ギア詳細の受け流し))
第十一位:ポセイドン…アオイ・ルーカス/ドルフィンオルフェノク
第十二位:ヘスティア…朝野香澄/ドンキーオルフェノク
ニンフ
オリュンポス社製の特殊因子にして音符である「ミューズ」によって覚醒したオルフェノク。「ミューズ」は対象に埋め込む事でも可能な他、演奏によって因子を深層意識下に埋め込み、少しずつ揺さぶりをかける事でオルフェノクとして覚醒させる事も可能。
コンセンテスの面々に比べると能力は低いが、それでも厄介な相手が殆ど。
コンセンテスの面々によって度々調整を施され、各業界の要人達とも幅を利かせられるニンフ達はオリュンポス社にとっても重要な足がけとなっており、コンセンテスのみならず幹部・上層部への忠誠心も強い彼ら(彼女ら)は積極的にオリュンポス社の利となる行動を行い、外敵を排除しようとする傾向が強い。
該当者
雨宮椎奈/カウオルフェノク(試作品ミューズを埋め込まれた上での覚醒な為、他のコンセンテスへの忠誠心は多少低い)
ケトス
コンセンテス・ニンフ達に“操られる”事を前提としたオルフェノク。ニンフやコンセンテスによる使徒再生から生まれたオルフェノクが多い。
ドールよりも意識や自己ははっきりしているが、上に操られる事に何の疑問も持たず、積極的にそれに加担する。
基本的に表向きのオリュンポス社の事業を手伝う社員等を装っている事が殆どである。
何かあればオリュンポス社に背く者を密告し、ドールと共に処理する役割も持つ。
万一の際には「軍」や「猟犬」、「戦闘人形」となり、ニンフやコンセンテス・幹部や上層部を守る存在となる。
ドール
ケトス以上に意識や自己が薄く、自らの殆どを“明け渡し”、“操られる”事を良しとしているオルフェノク。ケトスによる使徒再生で生まれたオルフェノクや、覚醒したが拠り所が無いオルフェノクである事が多い。
基本的にオリュンポス社の裏の仕事や、コンセンテス・上層部・幹部の世話等をしている事が多く、人前にはほぼ出てこない。
中にはコンセンテスやニンフによって更に調整を加えられている者も存在し、そう言った存在は「〇〇ドール」と呼称される。
自らの意思は殆ど無く、主にそうしろと言われればそうする事を自ら良しとしている存在でもある。