オリジナルサーヴァント(黒の陣営)
【元ネタ】史実
【クラス】セイバー
【真 名】ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン
【性 別】男
ネタ被りのため割愛。
【元ネタ】伝承
【クラス】アーチャー
【真 名】フライング・ダッチマン号
【性 別】女
【身長・体重】150cm・46kg
【外 見】元スレではイメージとして戦艦レ級(原作:艦隊これくしょん)のAA画像を使用
【属 性】悪・混沌
【ステータス】筋力:D+ 耐久:D+ 敏捷:C 魔力:B 幸運:E+ 宝具:B
【スキル】
・砲撃:C
大砲版射撃スキル。
・航海:A
船の操舵技術。海のみに特化しているため、馬や戦車は乗りこなせない。本来ならライダークラスのみが所有するスキルだが、アーチャーは『船そのもの』であるため、非常に高いスキルランクでこれを有する。
・凶兆:C
アーチャーの存在は船乗り達の間では「不吉の象徴」として恐れられていた。
接敵時、対象の幸運ステータスにマイナス補正。
宝具
『我ガ航海、嵐ト共ニ在リ(ディザスター・ゴーストシップ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 最大補足:1〜200人
ゴーストシップとして最も有名なアーチャーは、嵐、強風、悪天候と共に出現すると言われていた。
戦場でもそれは変わらず、吹きすさぶ風と打ち付ける雨が相手の視界と動きを制限し、雷や雹が敵を打ち据える。俗に言えば局地的天災を引き起こす宝具。
【キャラクター解説】
近代イギリスにおける幽霊船伝承に出てくる船。同時に、恐らく世界で最も知られた幽霊船、フライング・ダッチマン号。
本来ならフライング・ダッチマン号ではなくその船長であるファン・デル・デッケンがライダークラスで召喚されるが、極稀に『フライング・ダッチマン号という怪異』の一側面で彼女が召喚されることがある。
性格は凶暴かつ奔放。闘争を好んでおり叛逆されることもそれなりにあるが、適度に他陣営を襲撃させて「ガス抜き」をさせておけばその可能性は非常に低くなる。聖杯に賭ける願いは『怪異として畏れられること』。
人々の空想より現れし亡霊は、海への畏れの象徴であるのかもしれない。
【元ネタ】史実
【クラス】ライダー
【真 名】ヴェルナー・フォス
【性 別】女
【身長・体重】172cm・54kg
【外 見】元スレではイメージとしてハンナ・ユスティーナ・マルセイユ(原作:ストライクウィッチーズ)のAA画像を使用
【属 性】善・秩序
【ステータス】筋力:C 耐久:C 敏捷:C+ 魔力:C- 幸運:D 宝具:B
【スキル】
・機乗:B
ライダーとしてのクラススキル。
魔獣なども乗りこなせるランクであるが、ライダーのスキルは機械系統の乗り物に対して特化している。
・状況認識:B
環境、時間、あらゆる状況と状態を頭に叩き込み最適かつ有利となるための手順を作り上げるスキル。
・リヒトホーフェン・サーカス:B
WW1における伝説的戦闘機乗り、レッドバロンを指揮官として編成された航空師団の一人としてライダーは在席していた。レッドバロン直々の教導により一人一人がエース級の腕前であったという。
宝具
『天眼必射(Himmlisches Auge)
ランク:B 種別:対人宝具 最大補足:1〜5人
ライダーがエースオブエースとなれた秘訣。
相手の次の動きを読み、その先に弾丸を叩き込む偏差射撃に非常に長けていたという。状況認識スキルも合わさり一種の未来視に近い宝具となっている。
【キャラクター解説】
WW1におけるドイツ空軍のエースパイロット。
「レッドバロン」の二つ名で有名なエース、マンフレート・フォン・リヒトホーフェンをして「最も恐るべき競争相手」と言わしめたほどの操縦技術を持っていた。
特にその先読みと状況判断能力に関しては恐るべきもので、その最後の出撃では英国のエースパイロット六名と単独で戦闘。圧倒的不利な状況でありながらも約8分もの間持ちこたえ、その全機に機銃でダメージを与えている。
聖杯戦争で召喚されたライダーはドイツ人としてはかなり好色で明るい性格。軍人として過ごした期間もありマスター殺しの危険は低いだろう。他方、ドイツ人らしくビールが好きという一面もあり酔うと口が軽くなる上に酔っている間の記憶もなくなるので危険である。
聖杯への願いは『受肉し、自由に空を飛ぶこと』。
【元ネタ】小説「ビスクラヴレット」
【クラス】アサシン
【真 名】ビスクラブレット男爵
【性 別】男
【身長・体重】192cm・84kg
【外 見】元スレではイメージとして大尉(原作:HELLSING)のAA画像を使用
【属 性】善・秩序
【ステータス】筋力:D+ 耐久:E+ 敏捷:A+ 魔力:D+ 幸運:E 宝具:C+
【スキル】
・戦闘続行:B+
致命傷を受けても戦闘を続行できる生命力の強さ。アサシンは獣性を備えているため致命傷を受けても直ぐには消滅しない。
・怪力:C
魔獣などに備わるスキル。アサシンはとある理由から低ランクではあるがこのスキルを得ている。
・獣性魔術:A+
魔力によって獣の力を手に入れる魔術。古今東西様々な形で獣としての力を借り受けるものはあるが、アサシンのそれはとある制約があるものの理性を保ったまま完全な獣となれる、最高峰の技量である。
宝具
『人狼男爵(ビスクラブレット)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 消費魔力:60
ワーウルフ、ライカンスロープなど様々な人狼の伝承が世界各地に残る中、アサシンは「理性ある、なおかつ幸せな結末を迎えた人狼」としてその名を知られている。
とはいえ、その身体能力が劣っているわけがなく、完全に獣性魔術を制御していることも合わさり、高速戦闘では無類の強さを発揮する。
【キャラクター解説】
マリー・ド・フランスの小説作品の一つ『ビスクラブレット』の主人公。
変化している間、人間の姿に戻るために服を安全な場所に隠す必要があるものの理性を保ったまま狼男となれるビスクラブレット男爵は、妻に裏切られ服を隠されてしまい一度は元に戻れなくなるものの紆余曲折を経て妻に復讐し、元に戻ることが出来たという物語である。
今次のアサシンは似た逸話を持つためデータべースから呼び出された存在で、高度な獣性魔術により理性を保ったまま獣の力を得られる。
失語症のため一々筆談での形式を取る必要があるものの、非常に温和かつ従順。ステータスも一見は劣っているように見えるが獣性魔術により底上げが可能なため正面切っての戦闘も可能。
願いは『失語症を治すこと』。
【元ネタ】伝承
【クラス】バーサーカー
【真 名】カムイソワ
【性 別】女
【身長・体重】162cm・43kg
【外 見】元スレではイメージとして陽蜂(原作:首領蜂シリーズ)のAA画像を使用
【属 性】中庸・中立
【ステータス】筋力:B+ 耐久:E+ 敏捷:A++ 魔力:D+ 幸運:E 宝具:C
【スキル】
・狂化:B
本来であればこのスキルランクでは言語や意志の疎通は不可能であるが、バーサーカーは人ではなく、他生物の論理を持ち合わせているため意志の疎通が可能。
・群体:C
バーサーカーの発祥となる土地では複数の呼び名があり、なおかつバーサーカーの名前の一部「ソワ」は複数種類を纏めた呼称。バーサーカーは一個体でありながら、群れのように振る舞い、群れのようでありながら一個体のように振る舞う。
・幸運:C
バーサーカーは幸運の象徴とされ、家の中に入れば幸運が訪れると言われていた。
宝具
『非罰(]-[|/34<#!)』
ランク:C 種別:対軍宝具 消費魔力:60
バーサーカーの正体“神の蜂”という意味でありヒグマを獲るほどの巨大なスズメバチである。また名は違えども複数種類の伝承が残っているバーサーカーは、神秘の薄れた現代ではその存在自体が宝具のようなものである。
いよいよもって死ぬがよい。
【キャラクター解説】
カムイソワ。
アイヌ神話における神の使いたる蜂の名前。
ソヤカムイ、チッソヤカムイ、シソヤトノ……などなど違う名前で複数地域に跨って伝承が残っている存在でもある。
通常の聖杯戦争では神霊は召喚不可能だが、神霊ではなく『神獣』として半ば無理矢理こじつけた方法での召喚となった。
本人(本蜂?)は能天気に、そして明るく振る舞う少女。ただし、その根底は『人々がかくあれと望むように行動する』機械的なものであり、要求とあらば荒霊の如く容赦なく虐殺し、和霊の如く慈悲深く振る舞う。
願いは『人々が自然を敬うこと』。
【元ネタ】史実
【クラス】アヴェンジャー
【真 名】相楽総三
【性 別】男
【身長・体重】170cm・60kg
【外 見】元スレではイメージとして高杉晋助(原作:銀魂)のAA画像を使用
【属 性】悪・混沌
【ステータス】筋力:B 耐久:D 敏捷:C 魔力:A 幸運:E 宝具:C+
【スキル】
・歪曲召喚:D
このキャラクターは一側面のみを抽出した形での、歪な霊基で召喚されている。
・怨嗟:B-
かくあるべしと後世の人々の思いが結晶したスキル。一種の無辜の怪物スキル。
・剣術:C
アヴェンジャークラスとして呼んだため、ランクが非常に落ちている。
宝具
『御一新焼討(ビルドアンドバーンダウン)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 消費魔力:60
旧幕府方を挑発し、大動乱のきっかけを生んだアヴェンジャーの起こした出来事、その逸話を大きく歪めた形で権限した宝具。陣地どころか土地の霊脈すらも焼き殺す、呪詛の火災。
【キャラクター解説】
相楽総三。
江戸時代末期の尊皇攘夷派志士にして『赤報隊』隊長。
西郷隆盛、大久保利通らと連携し、西郷の命を受けて、江戸近辺の倒幕運動に加わった相楽は撹乱のために仲間達と共に江戸で放火や、掠奪・暴行などを繰り返して幕府を挑発。このことが後に庄内藩と旧幕府軍による江戸薩摩藩邸の焼討事件に発展することとなった。
その後、赤報隊を結成した彼は年貢半減と御一新(明治維新)の布告を流布しながら行軍を続けたが、彼らが命令に従わなかったことから新政府は相楽ら赤報隊を「偽官軍」として認定。最終的に相楽は斬首されるに至った。
今次の聖杯戦争での彼はアヴェンジャーのクラスとして召喚。ただし通常ならセイバーなどで呼ばれるべき英霊をわざわざエクストラクラスとして召喚したことで一部の思考能力が低下し、ステータス・スキル面ではいくらかのペナルティがかかっている。
しかしそれでも充分な強さを保っており、宝具についてはアヴェンジャークラスによる補正で呪詛の効果が付与され、より強化された状態となっている。
聖杯への願いは『今の日本を焼き払い、御一新する』。本来夢見ていた日ノ本に変えるためには、アヴェンジャーは今の安寧とした国を焼き払うことも厭わない。