オリジナルサーヴァント(第三次中聖杯)

オリジナルサーヴァント(第三次中聖杯)


【元ネタ】史実

【クラス】ライダー

【真 名】高師直

【性 別】男

【身長・体重】176cm・68kg

【外 見】元スレではイメージとして横島忠夫(原作:GS美神 極楽大作戦!!)のAA画像を使用

【属 性】中庸・秩序

【ステータス】筋力:C 耐久:D 敏捷:A+ 魔力:D+ 幸運:E  宝具:B

【スキル】

・機乗:B

ライダーとしてのクラススキル、乗り物を乗りこなす能力。騎乗の才能。

ライダーは荒馬をも乗りこなすため、高いランクでこのスキルを保持している。

・政務:B-

数々の戦功を挙げたライダーであるが、それ以外にも内政、実務といった能力にも恵まれており、政治機構への改革を行ったことでも有名。

・軍略:C

多人数を動員した戦場における戦術的直感能力。

ライダーは伝統よりも合理性を重視し、大規模な軍事行動を可能とする戦略の導入に成功している。


宝具

『拝仏聖域焼討』

ランク:B 種別:対軍宝具 最大補足:1〜200人

ライダーは石清水八幡宮・吉野行宮・金峯山寺に焼討を行い、勝利した逸話を持つ。その名の通り陣地ごと滅却可能な宝具ではあるが、同時にライダーの悪名を高めた出来事でもあるため彼が能動的にこの宝具を使うことはない。


【キャラクター解説】

高師直。

鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて足利尊氏に側近として仕えた武将であり、官僚であり、歌人。文化人・風流人の一面を併せ持ち、ばさら大名のひとりとしても知られる。

室町幕府の求心力を高める政策にも関わり、戦闘においても足利方を代表する名将と評されているが、石清水八幡宮・吉野行宮・金峯山寺蔵王堂などの聖域を焼き討ちし当時の公家社会に衝撃を与え、痛烈な批判を受けた。

その最期は対立する保守派との権力闘争に敗北し護送中に一族諸共殺害されるというものであった。

聖杯戦争においてもその明晰な頭脳と戦闘能力は健在。しかし、宝具に関しては生前のやらかしがトラウマとなっており自ら使うことはない。基本従順である彼であるが、この宝具の使用を無理強いした場合は叛逆しかねないほど。

その焼き討ちに関しても敵が立て籠もり、なおかつ焼き討ちまでに一月もの空白期間を設けたり焼き討ちをしないよう尽力した上でどうしようもなかったためにやむを得ず焼き討ちを決行したのであり、彼としても本意ではない。

聖杯に賭ける望みは「宝具の変更」。




【元ネタ】史実

【クラス】セイバー

【真 名】ピエール・テライユ・ド・バイヤール

【性 別】男

【身長・体重】174cm・65kg

【外 見】元スレではイメージとしてツナシ・タクト(原作:STAR DRIVER 輝きのタクト)のAA画像を使用

【属 性】善・秩序

【ステータス】筋力:B+ 耐久:B 敏捷:D+ 魔力:D+ 幸運:E+ 宝具:C

【スキル】

・対魔力:C

セイバークラスとしてのスキル。

魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。

・戦闘続行:B

名称通り戦闘を続行する為の能力。

セイバーは撤退戦にて殿を務め、スペイン軍から自軍を守り切った。

・剣術:B

セイバーは決闘、戦闘に幾度も参加しており、その腕前は一流である。


宝具

『恐れなき騎士道(ラ・ギャラントリー・サンスプール)』

ランク:C 種別:対人宝具 最大補足:1人

彼の在り方を、人は「恐れも欠点も持たぬ騎士」、「善良な騎士」と呼んだ。

例え決闘相手が謀ろうとも、相手への畏敬を忘れぬ騎士の中の騎士と呼べる彼の精神性が形を成した一対一を強制させる宝具。

相手と自身を対象に「決闘」を行う。

この時、相手と自分の周囲に結界を展開。自分と対象に選択した存在以外の生命は結界外に弾き出され、「決闘」を強いる宝具であるため結界内部では一切の召喚系スキル、宝具が使用不能となる。


【キャラクター解説】

ピエール・テライユ・ド・バイヤール。

現代においての騎士道の概念を体現した騎士であり、礼儀正しく陽気で、謙虚な性格であった。

スペイン人騎士アロンソ・デ・ソトマヨールとの決闘劇は有名であり、アロンソの卑怯な行動を当時マラリアにより衰弱していたピエールは一切謗ることなく見事に勝利しただけでなく、アロンソの魂に対しひざまずいて祈りを捧げたという。

最優のセイバーにして非常に扱いやすいサーヴァント。騎士道に則り正々堂々と戦いを挑み、いかなる策略も意に介さず正面から打ち破る。

聖杯に賭ける願いはない。

彼にとって召喚とは「呼ばれたからこそ来ただけ」であり、聖杯戦争は「己の騎士道を示す場」。マスターの剣として振る舞い、その願いを叶えることこそがセイバーの願望である。


【元ネタ】アルスター伝説

【クラス】ランサー

【真 名】ドゥフタハ・ダイルテンガ

【性 別】男

【身長・体重】172cm・62kg

【外 見】元スレではイメージとしてカリス・ノウマン(原作:ジンキシリーズ)のAA画像を使用

【属 性】悪・中立

【ステータス】筋力:C+ 耐久:B 敏捷:B 魔力:C+ 幸運:E  宝具:A

【スキル】

・仕切り直し:B

戦闘から離脱、あるいは状況をリセットする能力。機を捉え、あるいは作り出す。

・勇猛:C

威圧、混乱、幻惑といった精神干渉を無効化するスキル。

・心眼(真):D

修行・鍛錬によって培った洞察力。

窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。ただしランサーは持ち前の毒舌が災いしたり、友人が誤って投げた槍に当たったりしているのでランクは低い。


宝具

『焼き払う毒血の呪槍(ケルトハル・ルーン)』

ランク:A 種別:対人宝具 消費魔力:70

ケルトハル・マク・ウテヒルより借り受けた呪いの槍。煮立たる血と毒液に漬けていなければ勝手に炎を噴き出し、所有者達に滅びを齎してきた武具でもある。

ランサーもまた例に漏れず、この槍で命を絶たれたという。


【キャラクター解説】

ドゥフタハ・ダイルテンガ。

アルスターの戦士の一人にして、「アルスターの黒コガネ」の異名を持つ。ケルトハルのルーンと呼ばれる魔槍を借り受けていることでも知られている。

その振る舞いは尊大かつ毒舌家、かのフェルグスとは対照的であり「相手があのクー・フーリンならば、他の奴らに包囲させて不意打ちしてやる」と宣ったがためにフェルグスの怒りを買い、戦列の後衛に投げ込まれる憂き目に遭っている。

聖杯戦争に召喚された場合、ステータスと宝具が強力な一方、その性格故にマスターとの間に亀裂が入りやすい。マスターが女性だと露骨に舐め腐り淫行を強要したりする上、機嫌を損ねると首を狩りにかかる。

仕切り直し、心眼スキルもあるため滅多なことではやられない。このランサーとやっていけるマスターは大体どんなサーヴァントでも上手くやっていけると太鼓判が押せるレベルである。

聖杯への願いは「好きなだけ女を抱けるようにして欲しい」。ある意味では『らしい』願いである。




【元ネタ】史実

【クラス】アーチャー

【真 名】ウルバン

【性 別】男

【身長・体重】178cm・57kg

【外 見】元スレではイメージとしてゾルタン・アッカネン(原作:機動戦士ガンダムNT)のAA画像を使用

【属 性】中庸・中立

【ステータス】筋力:D 耐久:E+ 敏捷:D 魔力:E+ 幸運:C+ 宝具:A

【スキル】

・単独行動:C

アーチャーとしてのクラススキル。

半日〜一日程度ならマスターなしでも現界可能。

・大砲鋳造:B

十分な資金と材料を使用することによる兵器の鋳造。

宝具の場合は神秘性を維持したままの改造には限度がある。

・砲術:D

『大砲』の扱いに関する技量であり、アーチャーの場合は宝具を展開しなければ使用不可能。


宝具

『巨砲:バシリカ』

ランク:A 種別:対軍宝具 最大補足:1〜200人

アーチャーが開発した、コンスタンティノープル攻城戦にて導入された、8mもの長さを持つ大砲。500kg以上の弾を1.5km先にまで飛ばせる、中世最大の兵器。

ただし、バシリカ砲は連射性に乏しく砲身に熱が籠もりやすいため暴発しやすい欠点があり、アーチャーはその暴発に巻き込まれて死亡した逸話がある。


【キャラクター解説】

ハンガリー王国出身にしてオスマン帝国軍にバシリカ砲と呼ばれる巨大な射石砲を提供したことで知られる技術者。 

オスマン帝国のスルターンであるメフメト2世に接近したウルバンは、「自分の兵器があればバビロンの城壁も吹き飛ばせる」と宣伝して、メフメト2世から十分な資金と材料を与えられ三ヶ月もの歳月を費やしてバシリカ砲を製造した。

しかし当時の投石砲は爆発事故が多く、バシリカ砲も例に漏れずコンスタンティノープル攻撃中に暴発して壊れてしまい、製作者のウルバンや助手たちもこの爆発に巻き込まれて死亡したという。

聖杯戦争で召喚されるアーチャーはステータスこそ貧弱極まりないが、彼のスキルはほぼ全てが宝具の強化に費やされるためにあり、宝具に全リソースを注ぎ込む一点特化型のサーヴァント。威力もそれに見合うだけのものがあり、最大まで強化された宝具は一撃で聖杯戦争を決することも可能である。

アーチャー本人の性格は一に爆発、二に爆発、三四がなくて五に爆発。兎にも角にも爆発を好む危険人物。ノリが良く勢いに任せて宝具を放ちかねないためそっちの意味でも危険。

聖杯への願いは「宝具の強化」。受肉やその他諸々を投げ捨ててまで爆発に全てをかける頭ステラ野郎。




【元ネタ】ラヴクラフト小説『死体蘇生者ハーバート・ウェスト』

【クラス】キャスター

【真 名】ハーバート・ウェスト

【性 別】女

【身長・体重】142cm・38kg

【外 見】元スレではイメージとして死霊魔術師メメント(原作:千年戦争アイギス)のAA画像を使用

【属 性】中庸・秩序

【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:D 魔力:A 幸運:E 宝具:A

【スキル】

・外科手術:B

マスター及び自己の治療が可能。キャスターのそれは手術技能に加えて死霊魔術も合わさったものとなっている。

・人体理解:A

人体の構造を正確に把握する能力。キャスターは外科手術技能を持ち得ているため高いランクでこのスキルを所有している。

・死霊魔術:D

死体を材料に発動する魔術式。魔術の中でも呪術に近いものであり、魔術の中でも外法のそれ。キャスターは補助として使用する。


宝具

『死体蘇生者(リアニメイター)』

ランク:D 種別:対軍宝具 最大補足:1〜50人 

キャスターが実験で意図せず作り出した生きる屍を召喚する宝具。第二宝具とは異なりいくらでも潰しが利くので使い勝手がいいというメリットがある。他方、食欲の方までは制御出来ていないため召喚したまま放置しておくと勝手に人を襲い出すというデメリットもある。


『不完全式死体蘇生術(アンデッド・リビングデッド)』

ランク:A 種別:対人宝具 最大補足:1人

キャスターが開発した、死体を蘇生させるために不可欠な薬液。

蘇生溶液は、生物ごとに違う反応をするため調合が不安定であり短期間に何度も使用することは出来ない。

サーヴァント、生物問わず使用可能。サーヴァントに使用した場合は擬似的な受肉・狂化状態となり、全ステータスが一段階ダウン及び宝具が使用不能となる。


【キャラクター解説】

ラヴクラフトの小説『死体蘇生者ハーバート・ウェスト』。その主人公の名を真名として召喚された少女は、現代医療と死霊魔術の併用により真なる不老不死を達成しようとした魔術師かぶれの医師であった。

特筆すべきは致命傷を負ったサーヴァント、あるいは聖杯に落ちたサーヴァントに限られるものの蘇生し、自身の手駒として運用できる第二宝具。手頃な対象を見繕うまではゾンビを召喚する宝具で相手を撹乱し、情報を収集することも可能である。

キャスター本人は勝つこと、そして生き残ることに貪欲。狡猾に打算的に聖杯を取ることを考えている。

聖杯への願いは「第二宝具による完全な不老不死の達成」。

元スレでは幸運ステータスはC-であったが、異様なほど不幸に見舞われたため見直した。




【元ネタ】史実

【クラス】アサシン

【真 名】山田浅右衛門(候補)

【性 別】女

【身長・体重】148cm・45kg

【外 見】元スレではイメージとして郡千景(原作:結城友奈は勇者であるシリーズ)のAA画像を使用

【属 性】善・秩序

【ステータス】筋力:C+ 耐久:E+ 敏捷:A 魔力:D 幸運:E 宝具:C

【スキル】

・処刑人:C+

アサシンは終ぞその刃を振るうことこそなかったが、所属していた一族は代々処刑を担う存在であり、彼女もまたその技量を備えている。

・剣術:C

アサシンは一刀にて確実な斬首を行えるように、一定程度の剣術を収めている。

・人体理解:B- 

処刑技術、そして人体の構造を正確に把握する能力。

アサシンは実戦経験こそ皆無に等しいものの、この一点においては弟子の誰をも凌駕しており次代に選ばれていた。


宝具

『囚獄掛斬役代行』

ランク:C 種別:対人宝具 最大補足:1人

アサシンはその生涯を終えるまでただの一人として生きた人間を処刑することはなかったが、その技術は代々の当主と比較しても遜色ない、天性の処刑人である。

対象の耐久ステータスを参照し暗殺判定を仕掛ける。この時、相手の属性が人や悪であった場合、アサシンの目前で罪を犯した場合等は成功率にプラス補正がかかる。


【キャラクター解説】

山田浅右衛門。代々江戸幕府の処刑人として使えてきた一族の代々の名乗り。首切り浅右衛門、人斬り浅右衛門とも呼ばれた。罪人の処刑以外にも刀の鑑定、試し斬りや人の臓器を材料とした薬の販売で生計を立てていたという。

アサシン以外にも、セイバーとしての適性もある英霊。ハサン・サッバーハの如く通常は代々の『山田浅右衛門』が召喚されるのだが、今回の聖杯戦争で召喚された『山田浅右衛門』は江戸から明治に時代が移り、御役御免となったことで『山田浅右衛門』の名を継ぐことが出来なかった少女。後一年江戸時代が続いていれば、彼女が最後の『山田浅右衛門』となっていただろう。

候補と付いてはいるが代々の当主と比べても実力は互角以上。生前はたったの一度も罪人を自分の手で処刑することはなかったが、急所を確実に捕らえることに長けている。宝具は人・悪属性に対して特効が入るが、逆に善人や怪物のサーヴァントに滅法弱い。

本人の性格は内気でどこか影がある性格。とは言え温和な性格とは言いづらく、しれっと毒を吐いたり一度キレると止まらないなどその本質はかなり苛烈。

聖杯への願いは『候補ではなく真に山田浅右衛門となること』。聖杯に至るまでの戦いそのものは自身の腕前を高めるための試練であると考えている。



【元ネタ】アメリカ・フォークロア

【クラス】バーサーカー

【真 名】ジョー・マガラック

【性 別】男

【身長・体重】192cm・86kg

【外 見】元スレではイメージとしてアーノルド・シュワルツェネッガー(原作:実在人物パロディ)のAA画像を使用

【属 性】秩序・狂

【ステータス】筋力:B+ 耐久:A 敏捷:E+ 魔力:D+ 幸運:E 宝具:C+

【スキル】

・狂化:B+

パラメーターをランクアップさせる代償として、バーサーカーとの意思疎通は難しいものとなっている。

・剛腕:C+

一時的に筋力を増幅させる。人間版の怪力スキル。バーサーカーは民間伝承の存在であり怪力を示す逸話も残っている。

・鋼の肉体:A

体も血潮も心も鉄、鋼そのものと言ってもいいバーサーカーの肉体。

筋力、耐久ステータスランクにプラス補正。


宝具

『Man of Steel』

ランク:C+ 種別:対人宝具 消費魔力:40

鉄鋼労働者の間で語られる口頭伝承、バーサーカーはその英雄であり、力強く強靭な肉体こそがその宝具である。

発動した場合、筋力、耐久ステータスのランクが一段階上昇する。


【キャラクター解説】

鉄鋼業の労働者によって語られた口承民間伝承の主人公、ジョー・マガラック。

30人分の仕事を 24時間 365日続ける、50トンのるつぼを受け止めるなど、その頑強さと怪力の逸話はまことしやかに語り継がれている。最期は新しい工場を建設するための材料を得るために、溶鋼炉でその鋼鉄の身体を溶かしたとも。

聖杯戦争においては伝承通りの筋力、耐久ステータスが武器。スキル、宝具も合わされば動く要塞と化し、近接戦においてはもはや彼を傷つけることも彼の攻撃を受け止めることも出来なくなる。

狂化により会話こそ難しいが、その人柄は誠実にして真面目。マスターから不義理を侵さない限りは信頼して従ってくれるだろう。 

聖杯への願いは「鉄鋼業の更なる進歩」。鉄鋼業に携わる人々の思いから生まれた彼は、人類の進歩を望む文化の英霊でもあるのだ。



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