オリジナルサーヴァント(二次中聖杯)
【元ネタ】史実
【クラス】キャスター
【真 名】偽ドミトリー
【性 別】男
【身長・体重】195cm・87kg
【外 見】元スレではイメージとしてファニー・ヴァレンタイン(原作:ジョジョの奇妙な冒険)のAA画像を使用
【属 性】秩序・中庸
【ステータス】筋力:E+ 耐久:D 敏捷:C 魔力:B+ 幸運:E 宝具:A
【スキル】
・作法所作:C
乗馬や読み書き、多言語の習熟といった貴族的教養。
キャスターはこれにより自らが正統な後継者であると多くの人に信用させた。
・道具作成:D
キャスターとしてのクラススキル。
・カリスマ:D
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。
キャスターは多くの支持者を得て小規模な軍隊を組織し、それらを指揮するだけの能力と才能を持ち得ている。……尤も、国を運営するには足りなかったが。
宝具
『我ら動乱時代の僭称者(インペラトル・ドミトリー)』
ランク:A 種別:対人宝具 最大捕捉:1人
死亡が確認された後にも関わらず同じ人物が立て続けに三人現れたというキャスターの摩訶不思議な逸話が宝具として昇華されたもの。
キャスターは致命傷を受けた場合、三回まで復活することが可能。一種の代替生命である。
『偽ドミトリー』は三人まで存在したという事象から、三回目の復活以降に致命傷を負った場合はキャスターは完全に消滅する。
いうなれば超劣化版の『十二の試練』。
【キャラクター解説】
偽ドミトリー。
ロシアの動乱時代に雷帝イヴァン4世の末子ドミトリー皇子を僭称した者達の『総称』。
偽ドミトリー1世から4世までが歴史の舞台上に現れ、動乱の中にあるロシアをさらに混乱させることとなった。
聖杯戦争で召喚されるキャスターは全ての偽ドミトリーが混合しているが、「偽物であれど、王としての責務を果たすこと」を願いとしており、その真名からは想像できないほど誠実にマスターに従う。
宝具により死に難い(というよりは死ぬけど復活する)ものの、キャスタークラスらしく魔力以外は平々凡々のステータス。更に言えばキャスタークラスとしての陣地作成スキルがないため立ち回りには細心の注意が必要だろう。
【元ネタ】史実
【クラス】セイバー
【真 名】高柳又四郎
【性 別】男
【身長・体重】165cm・56kg
【外 見】元スレではイメージとして壬生宗次郎(原作:神咒神威神楽)のAA画像を使用
【属 性】秩序・中庸
【ステータス】筋力:B+ 耐久:D 敏捷:B+ 魔力:E 幸運:E 宝具:A
【スキル】
・剣術:A
資料こそ殆ど残っていないが、セイバーは江戸中の剣客を破った大剣豪と唯一引き分けた相手であり、その剣才は類稀なものである。
・心眼(偽):C+
直感・第六感による危険回避。虫の知らせとも言われる、天性の才能による危険予知能力。
・音無しの剣:A+
セイバーの剣術を的確に評した一言。
音もなく、相手の攻撃を受けることなく一瞬にして相手に痛烈な一撃を与え勝利するという、天性の才覚と鍛錬が成す剣術。
宝具
『無欲恬淡ナル剣鬼』
ランク:C+ 種別:対人宝具 最大捕捉:1人
他者も他事も意に介さず、刃を研ぐが如く只管に己の剣を磨くことに終始する、セイバーという人物の特異な精神性が形成した宝具。
槍、弓、銃、拳……ありとあらゆる戦闘を見ていく度に、セイバーの強さは更に研ぎ澄まされていく。
人斬り以蔵の『始末剣』と同様、召喚後の発展性が未知数である宝具。相違点としては剣のみならずあらゆる戦闘技能を対象としており、完全な模倣・再現ではなくその武術の動きを自らの剣技に組み込み改良する形となっている。
【キャラクター解説】
江戸時代後期の剣客、高柳又四郎。
無欲恬淡とした人柄で、道場を開いて生活の糧にしようなどとは考えない人物だったとされ、その晩年については不明である。
立ち合いにおいては相手がいくら打ち込んでも自分の竹刀に触れさせることなく、音をさせずに勝ったことから、「音無しの剣」「音無しの勝負」とも呼ばれていた。
聖杯戦争においてもその人柄は語られたものとほぼ変わりない───────が、その本質は「唯己の剣技を研ぎ澄まし、極めること」のみを追求し、強くなることを求道する怪物性を秘めたもの。無欲なのも「強くなること以外の事象に興味がない」だけであり、一度火が付けば飄々とした面は一切鳴りを潜め根底の修羅たる本性を表す。
こうした精神性のため、聖杯戦争で最も彼が重視するのは「強者との立ち合い」。鉄砲玉として使い潰す分には何も言わないが、これを邪魔した場合は己のマスターであっても容赦なく斬殺する。また、彼の御眼鏡に叶う英霊、人物がいなかった場合も萎えてやる気を無くすので面倒極まりない。一見は最優、しかして中身は地雷じみた英霊である。
【元ネタ】史実
【クラス】アーチャー
【真 名】ジェシー・ジェイムズ
【性 別】男
【身長・体重】185cm・67kg
【外 見】元スレではイメージとしてロックオン・ストラトス(原作:機動戦士ガンダム00)のAA画像を使用
【属 性】混沌・悪
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:B 魔力:D 幸運:D 宝具:C+
【スキル】
・射撃:B
銃器による早撃ち、曲撃ちを含めた射撃全般の技術。
ガンスリンガーであるアーチャーは■■■■■には及ばないものの、極めて高い射撃技術を持つ。
・単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。マスターを失っても一日程度の間現界が可能。
・強襲:D
情報を集め、標的に一気呵成に仕掛ける能力。
対象の情報を十全に集める度にステータスにプラス補正を得られる。
宝具
『強盗義賊(ザ・ファーストバンクロヴァリー)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 最大捕捉:1〜20人
アーチャーはガンスリンガー、西部開拓時代のアウトローとして有名である一方、世界初の『銀行強盗』を行った人物としても有名。
その逸話が形をなした宝具は、当然財あるものから財貨を簒奪するものとなる。
形のないものは奪えないが、形あるものなら簒奪可能。たとえそれが宝具であろうとも。
相手に対して幸運ステータスを参照し判定。これに成功した場合任意の物を自身のものとして奪取できる。財あるものから奪うという逸話から、価値ある物を多く所持しているほど成功率が+される。
【キャラクター解説】
アメリカ西部開拓時代のガンマン、アウトロー。
南北戦争では南軍のゲリラ部隊に参加し、この時期に殺人や強盗を覚えた。
終戦後、兄のフランクや元戦友のコール・ヤンガーらと強盗団を結成し銀行や列車を襲い殺人を繰り返した。これが世界初の銀行強盗として知られている。他方、自分たちの犯行で煽りを食って怪我をした少女に対し治療代を支払う意思を表明するなどといったエピソードでアウトローの象徴として英雄視されるまでになっている。
その最期はミズーリ州政府がジェシーを1万ドルの賞金首として指名手配し、その賞金を狙って裏切った仲間に射殺されるというものであった。
混沌・悪ではあるが彼から裏切ることはない。彼が裏切る時はマスターが彼に対し相応の不義理をした時のみ。
自身の「義」に基づいて行動し、同情されるべき境遇の相手には慈悲をかける。
願い事は「貧富の差を無くすこと」。
【元ネタ】史実
【クラス】ランサー
【真 名】三浦義意
【性 別】男
【身長・体重】220cm・136kg
【外 見】元スレではイメージとして鮫島(原作:彼岸島)のAA画像を使用
【属 性】善・中立
【ステータス】筋力:A+ 耐久:B+ 敏捷:C 魔力:D 幸運:E 宝具:E
【スキル】
・戦闘続行:B+
名称通り戦闘を続行する為の能力。決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能な往生際の悪さ、あるいは生還能力。
ランサーはとある伝承から非常に高いランクでこのスキルを有している。
・金砕棒:-
最後の戦にてランサーが拵えた武器。
1丈(約3m)を超す金砕棒、兜の頭上から放てば胴に達するまで微塵に砕くほどの威力を誇るものであった。
・対魔力:E
ランサークラスとしてのスキル。ただし、魔術とは無縁の一生を過ごしてきたため、ランクはかなり低い。
宝具
『八十五人力之勇士』
ランク:E 種別:対人宝具 最大捕捉:1〜100人
ランサーは最後の戦にて果敢に戦い、逃げる者を追い詰めて一撃にて葬り、五百余名を討った後果てた。
ランサーの勇猛さが昇華された宝具。
発動した場合ランサーは後退することが出来なくなり、同時に全ステータスが一段階上昇。
この宝具は逸話通り、死が逼迫した状況であればあるほどステータスの上昇率に補正がかかる。消滅が確定した時点で発動すれば、一時ではあるが何者も寄せ付けぬほどの補正を得られる。
【キャラクター解説】
戦国時代の武将にして相模三浦氏最後の当主。
「八十五人力の勇士」の異名を持ち、足利政氏や上杉朝良に従って北条早雲と戦うが、次第に劣勢となり三浦半島に押し込められ、最期は三年近くにわたって籠城戦を継続した果てに敵中に突撃して討ち取られた。
この際に打ち落とされた首は死なないどころか、北条氏の居城であった小田原に向かって飛び去り、そして井神の森にあった松に三年余りもの間かぶりつき続けたという。
サーヴァントとしては極めて穏便で優良。「戦いしか能がない」と自虐するが裏を返せば戦闘においては有能であることの証左。外交やサポートに長けたマスターが補佐すれば向かうところ敵なしの存在となれるだろう。
肉弾ステータス、特に筋力と耐久が高く宝具も合わされば相手の攻撃を受けながらゴリ押しで突破することも可能。
聖杯にかける願いは「受肉」。
生涯を通して戦争に明け暮れた彼が望むのは、ただ平穏な日常である。
【元ネタ】中国伝承
【クラス】アサシン
【真 名】方七娘
【性 別】女
【身長・体重】170cm・52kg
【外 見】元スレではイメージとして紅美鈴(原作:東方Project)のAA画像を使用
【属 性】混沌・善
【ステータス】筋力:B+ 耐久:D 敏捷:B+ 魔力:D 幸運:E 宝具:C
【スキル】
・中国拳法:A+++
中華の合理。宇宙と一体になる事を目的とした武術をどれだけ極めたかを表す。
修得の難易度が最高レベルのスキルで、他のスキルと違ってAランクでようやく「修得した」と言えるレベル。
アサシンは少林拳武術の一つとして伝わる武術の開祖であり、非常に高いランクでスキルを有している。
・陰陽交差:C
心身、攻防、内外。人間の持つ表裏一体の性質のスイッチ。アサシンの武術においては中核をなす理論の一つ。
・紅顔:C
アサシンは美しい容貌であり、伝承でも度々並外れた美貌について触れられている。
異性に対し確率で魅了判定が可能。
宝具
『白鶴震身』
ランク:C 種別:対人宝具 最大補足:1〜5人
アサシンが鶴の動きを元として編み出した白鶴拳の身法。
呼気に合わせ発勁を放つことで出来る、全身からの発勁。
拳法に熟達した者でもこの技は可能であるが、開祖たるアサシンにかかればもはや神業の域。
ただ歩き、普通に息を吸って吐き。その拍動に合わせ相手に連続で発勁を叩き込む絶技と化す。……とはいえ、相当の負担がかかるのは否めないが。
【キャラクター解説】
方七娘。
技の豊富さではなく、深めていくメソッドに武術としての凄みを主眼に置いた実戦派の拳法、白鶴門拳法の開祖であり、鶴の動きに触発され父親から習得した少林十八羅漢拳に鶴の形意、姑娘歩と言われる歩法を合わせて白鶴拳を編み出したといわれる。
アサシンクラスとしては珍しく、影からの暗殺ではなく真っ向から殺しにくるタイプのサーヴァント。紅顔スキルで惑わせて勁を以て殺し、あるいは正面から殺気もなしに軽く触れるが如く抹殺する。
聖杯への願いはないに等しく、「己の拳が何処まで通用するかの腕試し」として召喚に応じている。
当人は快活にして饒舌、マスターにも従順であるが、そこは武術の開祖。障害と認識すれば冷徹に始末を付ける二面性を備えている。
【元ネタ】史実・スペイン伝承
【クラス】ライダー
【真 名】アルナウ伯爵
【性 別】女
【身長・体重】145cm・42kg
【外 見】元スレではイメージとしてライスシャワー(原作:ウマ娘プリティーダービー)のAA画像を使用
【属 性】秩序・悪
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:B 魔力:B 幸運:E 宝具:A
【スキル】
・千里疾走:B+++
本来は愛馬と共に在ることでもたらされるスキル。長時間・長距離移動を可能とする無尽蔵の体力を有する。
ライダーは複数存在が一つにまとめられた状態かつその伝承から高いスキルランクを有している。
・統率:C
ライダーは死後、地獄に落ちることすら許されず獰猛な地獄の猟犬を率い永遠に彷徨い続けているという伝承が残っている。
・複合英霊:C
一地方の民間伝承、史実の偉人、広い範囲の伝承存在が複合し形成された、珍しいタイプのサーヴァント。情報開示系のスキルに対しマイナス補正をかける。
宝具
『永久なる疾走(ワイルドハント)』
ランク:A 種別:対軍宝具 最大補足:1〜100人
生前の悪逆と残虐行為により、永遠に不死の馬に乗り彷徨い続けることを強いられ地獄の猟犬と共に彷徨い続けているライダーの伝承。それは世界各地に残る『百鬼夜行(ワイルドハント)』伝承に通じている。
宝具発動時、地獄の猟犬を複数召喚。彼らと共に業火を纏いながら一糸乱れぬ連携で襲い掛かる。業火には呪いの効果が存在し、被弾時に確率で呪いが付与される。
【キャラクター解説】
スペインにおける百鬼夜行(ワイルドハント)伝承、アルナウ伯爵。
ライダーは召喚される度にどの側面が出るか分からない、数あるサーヴァントでも稀有な特徴を持つ英霊。
これは広域でのワイルドハント伝承、スペイン民話伝承におけるアルナウ伯爵、そしてアルナウ伯爵と同一視されることもあるマル伯爵、これら三つの存在が複合した霊基であるためである。
女性の場合はワイルドハント伝承としての側面で召喚された状態であり、この時の人格は伯爵を乗せている不死の馬が主人格となる。
アルナウ伯爵、マル伯爵の側面で召喚された場合は主人格が伯爵となり男性の姿で召喚されるが、即座にマスターを殺しにかかるため召喚すること自体が危険である。
『当たり』であるワイルドハント伝承としての側面で召喚されたライダーは非常に大人しく温和、かつ従順でありマスターの命令に従うことを是とする。
願いは「アルナウ伯爵、マル伯爵の解放」。
座にいようとどこに在ろうとも、永遠と続く運命から逃れ得ぬ彼らの苦痛と罪過を赦すことである。
【元ネタ】史実
【クラス】バーサーカー
【真 名】チャンパーワットの人食いトラ
【性 別】雌
【身長・体重】250cm・170kg
【外 見】虎
【属 性】混沌・狂
【ステータス】筋力:A 耐久:E 敏捷:A 魔力:E+ 幸運:E+ 宝具:D+
【スキル】
・狂化:A
パラメーターをランクアップさせる代償として、理性の全てを奪われる筈だが、バーサーカーは獣であるため余り変わらない。
・怪力:C+
一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
バーサーカーは正体が発覚するまでは悪魔の仕業と思われていたため、一種の無辜の怪物じみた状態になっている。
・単独行動:C
マスター不在でも行動できる。また、単独での戦闘に長けており、マスター不在での戦闘時のステータスにプラス補正。
宝具
『最悪なる獣災(リアルモンスター)』
ランク:D+ 種別:対人宝具 最大補足:1人
世界史史上最悪の獣害とも称されるバーサーカーの所業。分かっているだけでも400人以上の人間を食い殺したという圧倒的な狡猾さと生命力とその他諸々を持つ、現代に生きた魔獣としての能力。
【キャラクター解説】
インドとネパールで少なくとも436人を殺害したと言われる1頭のベンガルトラ。
この記録は単独の猛獣による獣害事件としては史上最悪のものとしてギネス世界記録に認定されている。なおこの436人という記録も分かっているだけでというものであり、実際にはもっと多くの犠牲者が出ていると予測されている。
絶対に召喚してはいけないバーサーカー。
己のマスターすらも餌として認識しており、令呪で縛らなければ食糧としてバーサーカーの胃の中に収まることになるだろう。
狂化のランクも高いため基本的にマスターの命令を受け付けず、その狡猾さ故に強い存在を襲わず狩りやすい一般人から喰い殺す、魂喰いと神秘の漏洩というW蛮行をやらかしていく。
ご丁寧に単独行動スキルがあるためマスターを始末すると却って首輪が外れるという罠付きである。