エースとゾロの海兵if③

エースとゾロの海兵if③


・めっちゃ長くてガバガバです

・エースの扱いが分からず力尽きた





↓その後のおまけ(エミュができない)

「ゾロ、お前は世界一の剣豪になるために鷹の目を倒す、と言ってたな」

「あァそうだ」

「実はおれも、超えなきゃならねェ相手がいる」

「なんだ? 海軍にか? それとも海賊か?」

ゾロは少し打ち解けた様子で質問してきた。

「そうだな……まあ一人を挙げれば、海軍にいるおれの親父だ」

「親父?」

「おれの親父は、今大将で師匠でもある 正しく生きるために親父のような力や強さ、階級も欲しい 実力もないのに命令してくるような奴には従いたくないだろ?

あとこれからの事なんだが、お前はおれが引き抜いたって事になるんで、おれの部隊に入ることになる それで親父が上司になるもんでね これから連絡しにいくのさ」

「そうか」

「それで、おれの親父の名は"徹底的な正義"を掲げる男、サカズキだ!!」

「へェ……!! 初めて聞いたな」

その言葉を聞いて、エースはストライカーの上で盛大にずっこけた。

「海軍大将赤犬だよ!! 知らねェのか!?」

「知らねェな」

(初め、名前を聞いて驚いた様子がなかったんでとんだ大物かと思ったが、ただ知らないだけだったとはな……しかしそれもそうか)とエースは思った。東の海は四つの海の中では"最弱の海"と呼ばれている。つまり争いの少ない、平和な海だ。

「"鷹の目"は知ってるのにか?」

「七武海の存在は知ってる だが"鷹の目"以外の他の奴らはよく知らねェ」

「そうか……」

その返事を聞いて、海軍に入ったあと色々とやらなければならない事や教えなければならない事が山ほどあるな……とエースは確信した。


まだ……うねりを知らない嵐の前のような、波の穏やかな海の日のことだった。


【閲覧注意】【※曇らせ※】

↓ドフラミンゴの寄生糸によってエースが操られてルフィを攻撃してしまった頂上戦争みたいなif

・エースが海賊王の息子として処刑されることになり、そこにルフィが駆けつけたイメージ

・海兵ゾロは、エースが海賊王の息子だという理由だけで処刑されることに納得がいっていない

↓インスパイアされたスレ

https://bbs.animanch.com/board/1321617/



ゆっくりと、さっきまで前を走っていたルフィが倒れ込んでくる。

胸に、穴が、空いていた。

何も分からず弟を抱き抱える。

「ルフィ……?」

誰が……どこからルフィに攻撃をしたのか。辺りを見回す。皆、青ざめた顔をしている……

「誰か……誰か医者を……! おれの弟なんだ……!!」

胸に空いた穴から背中を伝って生温かいものが流れてくる。

グチョリ。右手を持ち上げると、手が赤く染まっていた。炎ではない。血だ。

傷から焦げた様な匂いがする。

誰がこんな事を……! 親父……はさっきおれが殴り飛ばしたから違う……じゃあいったい……?

「フッフッフッフッ……」

視界の端から、ピンクのファーを纏った男がこちらを見ていた。

糸。

その瞬間、全てを理解した。

ルフィの胸を貫いたのは、自分だった。

「だ……だいじょうぶだ……

エース……」

弟の、今にも消えてしまいそうな声が聞こえる。

大丈夫なんかじゃない。兄として何か言ってやりたかった。しかしそんな言葉をかける資格さえも、今の自分は持っていないことに気がついた。

「う……あぁ……!!」

おれは、大切な弟1人、守れやしない。

「おい!! エース!!! しっかりしやがれ!!!」

遠くで相棒の呼ぶ声が聞こえる。


「うわあああああああああああ!!!!」


慟哭。感情を抑えることができなかった。涙がとめどなく零れ落ちる。

(ルフィ……ごめんなァ……)

エースの意識はゆっくりと、闇の中へ堕ちていった。


ゾロは、気を失い倒れるエースを受け止めた。

油断していた……!! 

自分に対しての激しい怒りを感じ、刀を握る拳に力が入る。

“麦わらの一味”が戦争のどさくさに紛れて処刑される海兵エースを誘拐、つまり救出する。それがルフィ側の持ちかけた話だった。しかし……と思った頭を振って切り替える。まずは状況の把握からだ。

エースから顔を上げると、駆け寄った“元”王下七武海の“海侠のジンベエ”が気を失った“麦わらのルフィ”を抱えていた。

「ルフィくんはこちらで助ける!!!」

海軍であるゾロは海賊であるルフィを助ける事ができない。その事を汲んでか、七武海を辞めたジンベエは、エースのみをゾロへ託した。


(この後戦線離脱して安易に海賊落ちして欲しくないのと、エースはこの後どうなるか思いつかなかったため続きはないです)


(こんなに長い駄文を読んでくださりありがとうございました)

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