エロトラ苗床エンドを迎えた後のマコトさんが我が子達と共に幸せになるまで
異種姦モブマコ。オホ声、♡喘ぎ、無様エロ。肉体改造、洗脳、記憶弄り。倫理観はないです。地雷を踏んでも黙ってブラウザバックできる人向け。意識が浮上していく。
はじめに感じたのは、全身を巡る心地よい熱。次に聞こえたのは、ぬちぬちとした湿り気のある音。そして、目に映ったのは、毒々しいまでのピンク色。ボク達ホムンクルスの血の色のような――。
そこでやっと、ボクの意識が現実に帰ってくる。非現実的な、ボクの新しい絶望の世界に。
顔を覆おうとして、手足を拘束されていることを思い出した。ボクの手足は肉壁の中にずっぽりと埋まり、とてもじゃないが抜け出せそうにない。
服を着ることも、身動きを取ることも許されない。ただ、この空間がもたらす淫虐を一身に受けとめるだけの存在。それが、今のボクだ。
どのくらいの間ここにいるんだろう。肉壁に覆われたこの空間に昼夜の概念はなく、当然時計もない。時間感覚は既に麻痺し、気絶と覚醒を繰り返したこの身では、過ぎ去った日を数える術もない。
「ん……♡」
ぽこり、とお腹を蹴られる感覚がした。苗床として改造され尽くしたボクの体は、胎動ですら快感を拾ってしまう。異形の子を産むことを考えて、打ち震える。それは、恐怖からか。それとも、出産に伴う快楽への期待からか。常軌を逸した仕打ちの数々に、ボクは自分の感情すらわからなくなっていた。
少しずつ、少しずつ、お腹が膨らんでいく。
異形の子の成長は早い。種を仕込まれてから、妊娠、出産するまでのサイクルが短く、ボクは自分が何度産んだのか、何人産んだのかわからない。人の形をしたもの、獣のような姿のもの、植物のようなもの……とにかくいろんなものに代わる代わる犯されて、妊娠して、出産した。男が妊娠することのおかしさだとか、人ならざるもの達が孕ませようとしてくるこの空間の異常性だとか、そんな至極当然の疑問は、拷問が生ぬるく感じるほどの快楽の暴力と、彼らの孕み袋になるしかないという残酷な真実を前にして、精神ごと砕け散った。
ゆっくりと、だが確実に、お腹が膨らんでいく。
この空間で最初に目が覚めたとき、ボクはどんな気持ちだったっけ。確か、一刻も早く脱出することを考えていた気がする。そこで、異形に会って、レイプされて、絶望した。気持ちよかったんだ。嫌で嫌で仕方ないのに、体が快感を求めてやまないんだ。自分の心と体がバラバラになっていくような感覚がした。犯される度に、自分の体がおかしくなっていくのがわかった。手遅れになる前に脱出しなければならなかった。それは叶わなかったけれど。
ああ、胸が張って痛い。赤子の為に体が母乳を作っているのだ。乳頭から母乳が滲んでいるが、それでもせき止められているようで辛い。芋虫のように身をよじる。こういう時、手足が拘束されているのがもどかしい。早く絞って。早く吸って。ボクの赤ちゃん。ボクの子供達。はやく、はやく。
「縺溘□縺∪縲√♀豈阪&繧」
「あ……」
かえってきた。ボクの子供が。目が三つあって、腕が四本あって、下半身は触手でできているけど、ボクの子供だ。何人目の子供かは忘れたけど、ボクの子供に間違いない。
「荳莠コ縺ォ縺励※縺斐a繧薙縲∝ッゅ@縺九▲縺滂シ」
「おっぱいぃ♡ おっぱい絞ってぇ♡ おかしくなりそうなのぉ♡♡♡」
彼が何を言っているのかボクにはわからない。だけど、彼にはボクの言葉がわかるらしい。彼はアメジスト色の三つ目を細めると、ボクの胸を優しい手つきで絞ってくれた。
「んおおおおおおおおお♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
ボクは仰け反り、舌を突き出して絶頂した。改造と調教の末に、ボクは母乳を出すだけでオーガズムに至るような体になってしまっていた。
「はーっ♡ はーっ♡ ……お゛っ♡」
胎動が激しくなってきた。お腹もすっかり大きくなっており、間もなく出産が始まることだろう。
「産まれりゅ♡ 赤ちゃん♡ 産まれちゃうぅ……♡」
「縺セ縺溷ョカ譌上′蠅励∴繧九縲√♀豈阪&繧」
目の前の彼は何かを言うと、ボクの頭を撫でてくれた。嬉しいと言えば嬉しいが、ボクの方が親だというのに、これでは立場が逆だ。そんな思考と羞恥心は、すぐ後に来た圧倒的な快楽で押し流された。
「んぎいいいいいいい!?!?♡♡♡♡♡♡♡♡」
ボクのお腹の中で、赤ちゃんが無茶苦茶に暴れ出した。外から見てもわかるほどにボコボコと蠢き、その動き一つ一つが気の狂うほどの快楽をもたらした。もはや役割を果たすことのない小さな陰茎が射精を行い、ブルブルと揺れる胸が母乳を吹き出し、顔は汗と涙と唾液と鼻水でベトベトで……今のボクは誰が見たって、酷く無様な姿をしているに違いない。
ああ。ごめんなさい。ごめんなさい。ボクはカナイ区に帰れません。カナイ区のみんなを守ることができません。助けることができません。頑張ったんです。脱出しようとしたんです。快楽にも何度か耐えたんです。心が壊れても、体がおかしくなっても、足を前に動かしたんです。それでも無理だったんです。駄目だったんです。だから、だから、許してください。
きもちよくなることを、ゆるしてください……♡
「蜈ィ驛ィ險ア縺吶h縲ゅ□縺九i縲∝、悶縺薙→縺ッ蜈ィ驛ィ蠢倥l縺ヲ縺ュ」
「んぇ……?」
目の前の彼は、その四つ腕でボクの頭をつかむと、ボクと目を合わせた。爛々と光るアメジスト色が視界いっぱいに広がる。彼の手を通して、ボクの頭の中になにか、温かなものが伝わってくるような気がする。
そういえば、彼の目の色は、ボクと同じ色だ。
血のつながりを感じて、少し嬉しくなった。
「邨ゅo縺」縺溘h縲ゅ%繧後〒縲√繧ッ縺溘■縺縺代縺頑ッ阪&繧薙↓縺ェ縺」縺溘」
「…………?」
なんだったんだろう。彼はボクから離れると、にっこりと笑った。気づけば胎動も落ち着いていて、胸のつかえもとれていた。
……そうだ、赤ちゃん。赤ちゃんを産まなきゃ。
「ねぇ……赤ちゃん産むから……ここから出して……」
ボクがそう言うと、彼は肉壁からボクの手足を引っ張り出してくれた。ボクは力の入らない手足を鞭打って動かし、足を開くと、両手で自らの臀部を割り開いた。
「赤ちゃん……出てきて……赤ちゃん……♡」
ボクは出産が好きだ。理由は二つある。一つ目の理由は、気持ちがいいから。ボクにとっての出産とは、苦しみを伴うものではなく、快楽を伴うものだ。セックスとはまた違った感覚と快感がある。
二つ目の理由は、家族が増えるから。ホムンクルスとして作られたボクには、“仲間も家族もいない”。偽物の記憶を持って目覚めた、不老不死の化け物。人の心を持っていたって、人の姿をしていたって、人間達がボクを受け入れることはない。“現実の世界に、ボクの居場所はない”。
でも、ここは違う。この空間に、人間はいない。代わりに様々な種族がいる。みんながボクに優しくしてくれる。ボクはただ、快楽を貪るだけでいい。それだけで、みんながボクを受け入れてくれる。そのうえ、ボクは自分と血のつながった子供という仲間を、家族を、増やすことができるのだ。なんという喜び。なんて幸せ。
「お゛っ♡ お゛お゛お゛っ♡♡♡♡♡♡♡」
赤子が移動を始めた。ボクにある子宮のような場所から、外に出る道を見つけたのだ。ゴリゴリとボクの内壁を押しつぶしながら、赤ちゃんは外へ外へと進んでいく。
「きてえっ♡♡♡ 赤ちゃん♡♡♡♡♡ ボクの赤ちゃんっ♡♡♡♡♡♡♡」
期待と快感のボルテージが上がっていく。その時はすぐにきた。
「んほおおおおおおおおおおおお!?!?!?♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
頭がバチバチとする感覚。全身がガクガクと震え、舌を突き出し、白目をむく。産まれたのだ。ボクは目の前に息子がいることも忘れて、赤ちゃんを産んだ快楽を貪った。
「隕九※縲ゅ♀豈阪&繧薙◎縺」縺上j縺繧」
息も絶え絶えなボクに、息子が話しかけてくる。なんとかして目をやると、息子は赤ちゃんを抱き上げて、こちらに見せてくれていた。
その子は、これまで見た中で一番人間に近い見た目をしていた。ツノと尻尾が生えていること以外は、人間そのものと言ってもいいだろう。ボクは嬉しくなった。自分と似た子が産まれるということは、自分との血のつながりをより強く感じることができるからだ。
だからといって、他の子達が愛しくないわけじゃない。ボクから産まれたのならば、みんなボクの愛し子だ。肌の色が緑色だろうが、蟲だろうが、触手だろうが、構わない。ボクの子供達。ボクの家族――。
息子が渡してくれた我が子を、優しく抱きしめる。産まれた時から泣かないその子は、ボクの乳首を咥えると力強く吸い始めた。乳首を吸われる快感に身悶えしそうになりながら、必死で耐える。このぶんだと、この子もすぐに大きくなることだろう。
「蜈シ溘′譚・縺溘h」
息子の声に顔を上げると、そこには、たくさんの我が子達がいた。
ボクよりもずっと体が大きくなった恰幅の良い子。巨大なムカデのような子。二足歩行のトカゲのような子。顔のないアメーバのような不定形の子。羽の生えた子。一つ目の子。手足の多い子。少ない子。いろんな色の、いろんな形の、いろんな子供達が、ボクを見つめている。
何をしに来たのか、わかっている。だから、笑って見せた。
「きて……♡」
その言葉を聞いて、恰幅の良い子が、ボクを組み敷いた。ボクは赤子が潰れないように気をつけながらも、彼の陰茎の大きさに目を奪われていた。
初めて自分の子供とセックスしたのは、どのくらい前のことだったろうか。まだ人間の倫理観に囚われていたボクは、近親相姦に強い忌避感を覚え、絶望した。だけどそれが、彼らの親愛からなる行動なのだとわかってからは、愛しさを覚えるようになった。
彼の陰茎がボクの秘部にピタリとつけられる。期待と興奮で、頬が緩んだ。
――愛している。愛されている。ボクは幸せだ。
力強い一突きに、ボクは嬌声をあげた。