エロトラッ鳥番外編⑦
つい先程、近くの森林で一匹のキメラがオシトリの映像を見ていた。
この島にはいない3m級の白い鳥が、自分で自分を慰めている。
このキメラ…スカイモンキーはこの鳥を知っていた。以前自分が巣まで運んだのに、ネココに盗られたメスである。
その怒りを思い出し、スカイモンキーは洞窟へと向かった。
そして今。
「ゔ…♡♡くわはッ♡♡はー…♡♡」
ぐちゅぐちゅ♡と右手と仲良くしているモルガンズのもとに、スカイモンキーが近付いてきていた。
ドサッ!
「うお゛ッ!?」
モルガンズはうつ伏せに押し倒された。その弾みで指先が抜ける。
ぐぽん♡♡
「う゛は……ッッ♡♡♡」
スカイモンキーが翼をバサバサとはためかせる音が聞こえる。モルガンズの総排泄口からは、そろそろウマブタの精液が出てこなくなっていた。
「キーッッ!!!」
スカイモンキーはモルガンズにのしかかり、両手両足で胴体を掴んだ。巣まで飛ぶつもりらしい。
「ッなあそこのサル…♡♡」
(前はネコの卵を産んでて、このサルのお相手をしてやれなかったからなァ……♡ちょっとならヤってやってもいいか♡♡)
「万年発情期のおれへの種付けを後回しにする気か…?♡♡獣同士子作り交尾しようぜ♡♡♡」
スカイモンキーは賢かった。その言葉の意味を理解するくらいに。
メスからの子作り交尾のお誘い。
断る理由など無かった。