エロトラッ島シーザー編-中編

エロトラッ島シーザー編-中編


前編

https://telegra.ph/エロトラッ島シーザー編-前編-09-29


※シーザーがマジで無様で間抜けでカッコ悪くなっていきます。前編の時点で既に無様でした。その通り。

※セルフ酸欠無様オナニーをしていますが、現実で行うのは絶対にやめましょうね。




(あのジャッジがバカみてェに……!しかも、トラップ以上に火照りが治まらねェッ♡♡ コイツら一体何なんだよ!?♡ 考えも、まとまらなくなって、きやがる……♡)


シーザーはもじもじして、太腿で自身の小さなおちんちんと金玉をきゅっきゅっ♡ と刺激する。だがそれでは気を紛らわせることも出来ない。


「ん゙ほお゙ぉ〜〜ッ♡♡」


びゅーーーーッッ♡♡ 


一方、目の前のジャッジはシーザーのことなど一切目に入れない。

男の理想そのものである、女泣かせの立派むきむきチンポから、こってり白濁ザーメンを力強くぶちまけていた。


(あんなでかペニス持っといて……!♡ 何故チンケな珍獣ごときに負けてやがるッ♡♡ フザケんじゃねェッッ♡♡ ジャッジの野郎ッ♡♡)


40歳、身長309センチ、貧相貧弱よわよわ皮被り子供おちんちんのシーザー。

56歳、身長272センチ、芸術的ズルムケデカチンポのジャッジ。


約30センチの身長差があるにも関わらず、シーザーは雄として、完璧にジャッジに負けていた。

だというのにそのジャッジ本人が、珍獣共のチンポを嬉々として受け入れている有様。シーザーはプライドをズタズタにされた気分だった。


シーザーは必死に、優秀脳細胞をフル回転させる。


『プッキー?』


(おれもペニスからザーメンぴゅっぴゅしてェのに!!♡♡ ジャッジばっかりッ!♡ あのくせェガスのせいだッ♡ 体が疼いて仕方ねェッ♡)


『プキップッキッキー!』


(クソッ♡♡ クソッ♡♡ なんで……なんでおれは『またあのガスを浴びたい♡』なんて考えてんだ!?♡♡♡ 中毒性のある発情ガスだぞッ♡♡ 何度も嗅いだらきっと鼻が曲がって……♡♡ ……んん……!?)


『プキーー!』


(そ、そうだ……!中和ガスを出せばいいのでは!?中和して元に戻り、そして"無空世界(カラクニ)"でコイツらの息を止める!!これでこんな不気味な島とはおさらばだ!!

シュロロロロ!!完璧な作戦だぜ!!やはりおれは天さ──────)




ブボボボボーーッッ!!♡♡ ぶび、ぶびびーーッ♡♡


「ぷごォ゙お゙ーーーーッッッッ!!??♡♡♡♡」


ぷぴゅッ!♡


ヘッパンジーの激臭発情放屁攻撃が炸裂した。と同時に、シーザーは放屁にすら音で負ける雑魚射精をキメた。


シーザーは甲高い半濁音の悲鳴を上げ、大きく仰け反ると、どさりと倒れた。白目を剥き、潰れたカエルのポーズでビグ……♡ ビグ……♡と痙攣する。

数秒後、おちんちんからチョロロ〜ッ♡と、真っ黄色のおしっこが情けなく流れ出した。


「ぷ、きッ、ぷげ、ぶべ、ェ゙、ぇげ……ッ♡♡ ぐ、ぜェ、…………ッッ♡♡♡」


ヘッパンジーの尻が眼前まで接近していることにも気づかず、ぼんやりと自分の勝利を夢想していたシーザーには、ちょうどいい目覚ましだったろう。

ヘッパンジーたちは、『プッキッキー!!』と、シーザーの無様な姿を笑い飛ばした。



「……調……子、に……ッ♡ の……ッ♡♡ ……へひッ♡ ふ、ふぎ……ッ♡♡ ぐせェ゙……ッッ♡♡ ……し、しぬ……♡♡ 臭さでぢぬ……ッッ♡♡ …… ぴぎッ……♡♡」


シーザーは頭が真っ白になり、もはや己が何をして、何を言っているかも分からなかった。脳内は悪臭に占拠されて、身体も完全に発情しきっていた。


(ゆ、るせん゙……ッ♡♡ この、おれ様に、二度も、汚ェ屁をォ……♡♡ ころす……♡♡ ジャッジ、てめェごとコイツらブチころすぞォお゙……♡♡ 恨むなよォ……! シュロロロ……!!♡)


それでも、天才科学者である自分をこんな目にあわせた、この珍獣共は生かしてはおけない。

シーザーに犠牲を抑えるという考えは無い。自分が生きていればいいし、巻き込まれた方がバカなのだ。元同僚であろうとそれは同じだった。


「はァ、はァ……♡」


(さァ来い、バカ猿共が……!!♡ 窒息死しちまえェ!!)


自分に向かってくる、ヘッパンジーの呑気な足音。

そしてシーザーはニヤリと笑い、"あの技"を発動する。




「────くたばれェ!!"無空世界(カラクニ)"──────!!!!




"無空世界(カラクニ)"。

周囲一定範囲の酸素を抜き取り、窒息させる強力な技だ。"ガスガスの実"を食べたシーザーにのみ可能な芸当。

シーザーは若干の息苦しさを感じながらも、勝利を確信した。



起き上がり、倒れ込むヘッパンジーたちを見下ろしていると、自分がゆっくりゆっくりと、宙を浮いていることに気がついた。

ふんわりとした快楽の薄いベールに包まれて、シーザーは体をガス化させる。


(ぁ゙……?なんだこれ……空飛んで……♡)


ガスになった身体の端まで全てが、性感帯になったかのようだった。苦痛の無い、心地良さだけが存在する世界にシーザーは居た。


(……あァ、アイツら全員殺して、島から脱出したんだったな、おれは……♡ 

だが……そんなことより……♡♡ 凄まじい快感だッ♡ 浮いたことなんざ何度もあるが、今が一番気持ちいい……ッ♡♡ 全身ふわふわしてやがる……ッッ♡♡♡ )


だが、徐々に……そんな甘い快感の世界が変わっていく。快楽のベールが厚みを変えて、シーザーをゆるく締め付けていく。

ふわふわから、どろどろの世界へ。ガスのはずのシーザーが、底無し沼に吸い込まれていく。


(は……、あ……??あれ゙ッ??♡♡ イク♡♡ イクッ??♡♡ おれイッてる??♡♡ あ゙れェ゙ッ??♡♡ イグイグッ♡ 逝くイグ逝く逝ぐゥッッ??♡♡ やッべェッ♡♡ からだとろけるッ♡♡ 実体保てねェッ♡♡ これやべェッ♡♡♡ 戻れなくなる゙ーーーーッッッ♡♡♡)





ピグ……ッッ♡♡ ピグ……ッッ♡♡


「─────、───────ッッ♡♡♡♡ …………ッッ♡♡♡♡ ぷ……ぎ……ッ、ぇ……ッッ♡♡ ぇげ……♡♡♡ ………………ッッッッ♡♡♡♡」


『プキ?』


ヘッパンジーたちに異常は無かった。無論ジャッジにすらも。

現実ではシーザーひとりだけが首を抑えて、真っ赤な顔で、舌をだらしなく垂らしていた。身体の跳ねに合わせて、おちんちんからぶびゅ……♡ ぴゅぅッ♡ ぽぴゅッ…♡ と特濃ザーメンもこぼれ続ける。



発情し、意識が混乱していたシーザー。

彼はどうやら、"自分から離れていく足音"を聞いて、"自分の酸素だけを"無くしてしまったようだ。

つまり、傍からは、

"ヘッパンジー様が離れていくのが寂しかった雑魚のマゾ雌が、自ら酸欠無様オナニーを見せつけた"ようにしか見えなかったのである。


……プシューー〜〜〜ッッ…………♡♡♡


自然系(ロギア)のシーザーは実体を保てず、身体のところどころをガス化させてしまった。あまりの快感に暴走したガスガスの能力が、シーザーの身体を催淫ガスに変えていく。

シュワシュワ……♡ とほのかな甘い臭いを漂わせ、液体のようにとろけていく身体。ガスになっては戻り、またガスになり……。

それでもなお、酸欠状態から戻らない。このままでは死んでしまうだろう。


「……ぷ、き、ィ゙…………ッッッッ♡♡♡♡」


『???』


そんな中、ヘッパンジーたちは、ひとつの疑念を抱き始めていた。

先ほどから「ぷごー」「ぷきー」と鳴く様。

何よりも、姿を発情ガスに変えていく様……。



『もしやこの雑魚雌は、同族に"なりたい"のでは?』

と。

だとすれば、この雌がここで死ぬのは可哀想だ、と。





続きます。

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