エロトラップ生得領域建設計画ことはじめ〜感覚共有試運転編
※エロ
※宿儺P自身の無様、ギャグが足りてない
※ギャグではないがアホではある
※小僧は後ろまで開発済み
エロトラップダンジョンについて調べてたら感覚共有ってジャンルがあると知っていいなあと思ったよ
このところ妙に大人しかったので、そろそろだと覚悟してはいた。
いつもなら『契闊』で代わって好き放題される。
虎杖は現実で無様を晒し、泣く泣くその後始末をする。それが最も宿儺Pのツボにハマるのだそうだ。知ったこっちゃないけど。
それがどういうわけか、今宵は生得領域に呼びつけられていた。
「こっちはテメェの面見るだけで胸糞悪ィってのに」
牛頭骨の山の上、ふんぞり返って見下ろしてくる宿儺を睨み返す。
「許可なく見上げるな。と言いたいところだが、ケヒッ、そのツラが泣き喘ぐのならばやぶさかではないぞ?」
「ッてめ!」
虎杖は怒りのまま駆け上がる。足場の悪い骨を踏み抜きながら、がむしゃらに。
「俺の面を見たくないと言ったな。しかしあいにくここには俺と小僧しかおらん。
ならば自身と向き合ってみるがいい。」
宿儺の言葉が耳に届いて、次の一歩を踏み切った次の瞬間。
虎杖は河原の茂みの中にひとり、立ちすくんでいる自分に気がついた。
……いや、違う。実際にはそうじゃない。眼下には変わらず趣味の悪い骨が転がっている。
幻覚とも違う。これは記憶だ。忘れていたものを必死に思い出そうとして、ふとした瞬間に繋がってああこれだったと溢れ出す、あの感覚が強制的に引き摺り出されているような。
骨のひとつを踏み抜いたことをトリガーに、何かが発動した。けれども抵抗する術を虎杖は持たない。
思い出す気もない、本当に些細でくだらないことが、鮮烈に蘇る。
数年前。中学生の頃。放課後、河原で。
——エロ本を見つけた記憶だ。
茂みの中に捨てられていたそれがエロ本だと分かって、祖父にバレないように慎重に持ち帰った。
その時抱えたエロ本の重み、押し殺した息遣い、跳ねる心音、覚えているはずもない感覚までが、まざまざと脳に溢れ出す。まるで今まさに体験しているかのように。
自室にに鍵をかけて、ベッドに体を横たえ、初めてじっくりと見る成人向けの生々しい描写に釘付けになると、
『うわーエロッ』
「っ、やめ、——ぉ"♡」
無遠慮に下着を下ろしてマスを掻き始める。
そう、マスを掻くという言葉に相応しく、その手淫は拙く、荒々しい。
『ん、んっ』
「あ"ッ♡ ああ"ッ、くッ♡」
記憶の中で手はコスコスと雑に上下するだけ。本への興奮のほうがずっと強くて、カウパーがうっすら滲んでいる程度だ。
それなのに、今の自分は、
「ィ、ン"ぐッッッ♡ ゥっ♡」
悶絶している。こんな、中学生のマス搔きの感覚を与えられただけで。
「ぉ"あ"っ♡ それっ、そこぉっ♡」
『ふ、あー、すげ、』
「くぅぅ♡ ン♡ ッ♡」
カリ首の段差をコリコリとシゴく。昔から変わらない、虎杖の好きなオナニーのやり方だ。好きだから吐息を漏らして触るのだが、今の虎杖は快楽に体が拓かれすぎて、吐息どころではなくマジイキしてしまう。
「っぁ〜♡ 、イぐ♡ イ"グぅッ♡」
今の自分自身では全く触らないままに最初の、早すぎる絶頂を迎える。膝から崩れ落ちて骨を抱えて縋りつくも、快楽から逃げることはできず、服の中でびゅくびゅくと精液を吐き出した。
「ぃ、うぅっ♡ くぅッ♡ あっあっ♡」
もちろん、記憶の中の自分はイっていないので、オナニーを続行する。
「お"っ♡ やめっ♡ いったばっか♡ ほぉ"っ♡ カリだめ♡ びんかんなって、ぉーっ♡ またキてる♡ キて、ぅ♡ お"♡ クる♡ やだ♡ くるし♡ おーっ♡ いぐ♡ いぐっ♡ でてるでてるでてる♡ でてっからぁ♡ もうシコシコやめ♡ くるひ、ぃ、い"っ♡ イ"グゥゥッッ♡ ———……」
そうして十数分後。
『ン、出るっ♡』
「ぉ"ーっ♡ ぉ"ーっ♡ また、出、ッ♡」
——健全な男子中学生がオナニーで1度達するまでに、涙と鼻水を垂らし、下着も服もぐちょぐちょにしながら5回も悦んでイってしまった。
ふう、と賢者タイムに入る過去の虎杖と、絶頂の余韻から戻ってこられない現在の虎杖。ピクピクと痙攣しながら、薄れていく記憶の中の声を聞く。
『あーあ。こんな、タッパとケツのでっかいお姉さんとエッチしてみてえなあ』
そう呟きながら満足そうに片付けて横になる自分が、酷く遠い。
キンッ、という音とともに記憶はプツンと途切れ、同時に虎杖の衣服が細切れになって落ちる。
あらわになったのは、意に沿わぬオナニーの感覚にいじめ抜かれた虎杖の陰茎。そこは5回の射精を経てなお、真っ赤に腫れて勃起している。
そしてもう一つ。
「ん♡ ん♡」
虎杖はアナルをひくつかせていた。
もう何度イこうとも、雄としての快感だけでは満足できない。とうに、そういう体に作り変えられてしまった。
ケヒ、と笑う声が上から降りかかる。
「これを使え」
カラカラと、何かが骨の山を転がり落ちて、四つん這いの虎杖の膝に当たって止まった。
それはディルドだった。
しかし、宿儺がただ慰めのための道具を施してやるわけがない。
何より、ついさっきまで鮮やかすぎるほどに思い出していたからわかる。
——これ、中学の俺のちんぽの形だ。
自分自身のちんぽを突っ込んでイけというのか。冷静な頭であれば嫌悪感で拒絶していただろう。
だが嫌悪感だけでは、今の虎杖悠仁は止まらない♡
「ぉ"んッ♡ き、たぁっ♡」
何か考えるより先に、尻にディルドを突っ込んでいた。
さすがに結腸までは届かない。けれど開発されきって、肛門から直腸まで全てが立派な性感帯になっている虎杖には十分だった。
「おっ♡ おっ♡ これっ♡ これェ"っ♡」
アナルを擦り上げてくれる硬くて太いものなら何でもいい♡
鍛えた筋肉をまとってプリッと張りと重みがあるケツと裏腹に、思考は完全に尻軽になって、夢中でディルドを動かす。
その無様さを宿儺Pは大層お気に召したようで、ニタニタ口を開いた。
「ケツとタッパがあるメスの肉筒を掘りたい、だったか? ケヒッよかったなァ、過去の自分の張形に夢を叶えさせてやれて。カリ首が好きだったのだろう? ほれ、お前をメスにするしこりで刺激してやるといい」
「〜〜ッ♡」
前立腺。
ザーメンを出さずにイけて、すごく気持ちいいところ。虎杖が大好きなところ。
宿儺の言葉に導かれて、カリの張った部分でしこりを引っ掻いてやると、目の前が弾けて訳がわからなくなる。
「すきっ♡ ここ♡ ここぉっ♡ こりっ♡ こりこりす、の♡ これぇっ♡ ずっとしてたいっ♡ すき♡ すきぃっ♡」
「ああ、もはやカリ首などどうでも良かったか? 存分にメスイキするほうが今は好きだものな♡」
「めすいきっ♡ すきっ♡ だいすきぃ"っ♡ いっぐ♡♡♡」
ディルドを激しく出し入れしている反対側で、中学の頃よりも太く長く育ったたくましい高専生ちんぽが、なんの役にも立たずブルンブルンと跳ねている。ただただメスイキきもちいい♡と泣いて悦んでいるかのようにカウパーを散らすだけだ。
「イ"グぅッ♡ あ、ぁ、〜〜ッ♡♡♡」
深イキをキめる小僧の姿をその視界にしっかりと収め、宿儺は顎を撫でて頷いた。
「まったく好き者めが♡ ふむ、こうなるならやはり感覚共有は俺が受肉して以降の記憶とするのが良いな。どのように自らが堕ちていったか思い出させてやるとしよう……」
これはエロトラップ生得領域大建設計画の序の口にすぎない。さらなる小僧の無様な痴態を求めて宿儺Pはほくそ笑むのであった……
おわり
感覚共有とか過去ちんぽディルド用意とかは無様エロを求めて宿儺Pが術式の解釈を広げた拡張術式かなんかってことにしてください。小僧無様エロへのパッションで宿儺Pにできないことはない…そんだけだ。