ウルトラ・ギスギス・王様ゲーム
「「「「「王様だーれだ!」」」」」
「私…」
「ここぴー王女!ご命令は~?」
「それじゃあ…1番が3番にこのチョコをあーん…して」
「1はオレで…」
「3は私だ。ふふ…役得というヤツだな。」
「あまねんいいなぁ~」
「……いいな...」
「...でもゆいぴょんいつもやってるよね?」
「ちなみにここね、そのあーんというのは…」
「口移しでか?」
「そんなわけない。手。手移し、手、いや先輩の口に入れようとしないで。あまねストップ!手!手!」
「むぐぐ...かはい⁉おい...!かはい!!!」
「...お兄ちゃんがあーん♡されちゃったね...」
「菓彩...お前...」
「ふふ...これが茶目っ気というヤツだ」
「は?」
「もう一コある...だから...今度は"手"で仕切り直し...」
「ほら品田、私にあーん♡しろ」
「ったく恥ずかしいな...コレ」
「ほら、あーん」
「ふふふ...品田はかわいいな。」\パクッ/
\パクッ...ちゅ、ちゅぷ……ちゅぷる、れろ♡/
「菓彩...?おいバカ!オレの指をしゃぶるな!」
「はわわ…あまねん〇ェ〇してるみたい…」
「ダメ!あまねちゃん!はなれて!」
「むぅ…折角指についたアイシングを舐めとってやったのに」
「それは命令の範囲外」
「お兄ちゃんどうだった?あまねんのお掃除〇ェ〇?」
「...ちょっと.....ドキドキした...」
「おバカさんかと思った」
「ゆいぴょん⁉」
ROUND2
「「「「「王様だーれだ!」」」」」
「らんらんだ!」
「じゃあ…2番の人が~1番さんの好きなトコロを3つ発表!」
「あたし2番だ…1番は?」
「…お…オレ」
「た…たた拓海なの?」
「...おう」
「どうしたぁ?ふたりとも、顔が真っ赤だぞ~?」
「うるせぇ!」「うるさい!」
「ひゃ~ハモった!」
「じゃあゆいぴょん!張り切って発表どうぞ!」
「は…恥ずかしいよ…」
「命令は絶対だ」
「頑張って!ゆい...!」
「じゃあ...始めるね...?拓海はね…いっつも優しくて、あたしが困ってるときはすぐに駆け付けてくれるの」
「この前ねあたしが——」
「昨日も——」
「ブラぺもあたしの笑顔を守りたくて——」
「それでさ、その時拓海が———」
「———これが1コ目ね」
(((...長いな、この惚気)))
(恥ずかしすぎる…ゆい、もうやめてくれ…)
「—————ふぅ、これで終わりかなっ!まだあと1兆個は言えるんだけどね!」
(カレシというより保護者だな)
(先輩…素敵///)
(はひょ~外、暗くなってきちゃったよぉ)
(ゆい…今すぐ抱き(しめ)たい…)
続く