ウタハ「できたよモモイ」
作:モウヤメルンダッ!!/アスラン・ヅラウタハ「できたよモモイ。オートDLC製作プログラムだ。」
モモイ「オートDLC製作プログラム?」
ウタハ「そう。このプログラムであれば全自動でDLCのシナリオ作成とコーディングができる。ゲームを作る楽しみが減るリスクはあるが、常人では考えつかないとんでもないシナリオが出てくることもある、ロマン溢れる子さ。」
モモイ「へー!それじゃさっそく一本作ってもらおっと!」
ウタハ「よし、やろうか!ロマン度をmax!シリアス度45%!ギャグ度55%!パロディモードON!」
モモイ「これは一体どうなっちゃうんだ〜!」
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キヴォトス暦2024年8月22日
キヴォトスがアビドスカルテルの支配下に置かれてから半年が経とうとしている。
世界は砂糖で満ち溢れ、人々はその中で永遠のしあわせを享受していた。
そんな中、5つの影がどちゃくそうるさいエンジン音を垂れ流しながら水中を進む。
マコト「・・・それにしても、よくこんなロボットを5体も用意できたものだ」
羽沼マコト。ゲヘナ学園生徒会『万魔殿』元議長。
主な犯罪歴:エデン条約でのテロ支援。
チェリノ「あの横領都市には何もかもあったぞ!おいら達のためのカスタムパーツまでご丁寧に準備されているほどに!」
連河チェリノ。レッドウィンター連邦学園事務局元書記長。
主な犯罪歴:多数の公職選挙法違反。
リオ「ちょっと待ってちょうだい!エリドゥには正当性があるわ!それにエリドゥがなければ私たちは何もできぬまま終わっていたのよ!」
調月リオ。ミレニアムサイエンススクールのセミナーの元会長。
主な犯罪歴:業務上横領。
ナギサ「・・・ところで、カヤさんの機体だけやたら速い気がするのですが」
桐藤ナギサ。トリニティ総合学園生徒会『ティーパーティー』の元ホスト代行。主な犯罪歴:職権濫用
並びにペロロ様への不敬。
カヤ「・・・はぁ。私は『超人』という名で呼ばれた事もある女です。通常の3倍の速度が出る機体を受領してもいいと思うのですが」
不知火カヤ。連邦生徒会の元連邦生徒会長代行。
主な犯罪歴:内乱。
カヤ「それを言うなら、マコト議長の機体にはツノが付いているじゃありませんか。それこそおかしいのでは?」
マコト「キキキ!わかってない!この小隊の小隊長はこのマコト様!小隊長はツノをつける!それは当たり前のことだろう!それにこの水陸両用型アバンギャルド君を外蓑に、イージスアバンギャルド君を仕込んでいるからな!ツノがどうしても外に出てしまう!」
水陸両用型アバンギャルド君は外蓑だった・・・?
リオ「ちょっと待ってちょうだい!それは作品終盤で種明かしするお約束でしょう?!」
ナギサ「・・・ところで、もうすぐ大アビドス湾なのに、作戦内容を聞いてな・・・あっづ!」
機体の中で紅茶を飲むナギサ。危機感なし!!
カヤ「はぁ。一回しか言わないのでよく聞いてください。まず私たちは大アビドス湾に上陸後、各地の通信施設をアバンギャルド君で破壊しながら本拠地に進撃します。本拠地に進撃したらそれぞれの機体を展開してアビドス各地を荒らしまわるという作戦です。特にナギサさんのバスターアバンギャルド君はヘイロー破壊砲弾を搭載しているので重要な役目ですよ」
チェリノ「・・・そういう内容なら、おいら達はわざわざ外蓑つける必要なかったんじゃないか?」
リオ「あなたのブリッツアバンギャルド君と違って、私たちの機体は光学迷彩がないの。だからこうやって光学迷彩付きの外蓑をかぶって、ホシノ達が時間的に対処できない距離まで近づく必要があるのよ」
ミレニアムの科学技術を結成して作られた5機のアバンギャルド君G型は、光学迷彩付きの外蓑と共に、アビドス湾に入る。
ナギサ「そうこうしているうちに上陸ポイントですね」
真夜中
大きな音と共に、アビドス湾の海岸に5機のロボットが順番に上陸する。
リオ「不知火カヤ、前衛はやってもらうわ。あなたのデュエルアバンギャルド君は近接向けの機体だもの」
カヤ「ふふ・・・超人は指図されなくても、ロールくらい把握していますよ」
チェリノ「前に出過ぎるでないぞナギサ。バスターアバンギャルド君は支援型の機体だ」
ナギサ「わかっています。そちらこそ、プロパガンダ音楽を垂れ流さないでくださいよ。場所が漏れます」
最後に海から上がったツノ付き・・・つまりマコトの機体。
マコト「・・・キキキ。さぁ行くとするか!!」
『アンハッピー・シュガーライフ』
DLC『逆襲のマコト』
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あとがき:よくもこんなキチ◯イ作品を!!
風邪をひきかけた状態でナグサの人の心を削っていたら出てきました。
やっぱり光→ギャグ→闇の順で書こうとするとギャグだけパロディになっちゃいますね。自前のギャグはない・・・