ウタの音声ログpart2

ウタの音声ログpart2


「8日目


私はこの場所から永遠に逃げられないと知った。

インク塗れになった人達と同じだ

私はこのスタジオに存在を縛られて、正気じゃないこの職場を彷徨い続ける

あの人も…そう分かってるからこんなメッセージを書いてるのだろう」


妖夢「急に雰囲気ガラッと変わったみょん!?」 

シュガー「声色も暗くなってる…何があったんだコレ?」

霊夢「そもそも日付けがかなり飛んでるわね。4日でこんなに雰囲気が変わる何かを見つけたって事なの魔理沙?」 


魔理沙「そうなんだろうけど、急に言及されなくなったボリスやあの人が気になるな。

隠れ家を持ってるボリスだから、私達が遭遇して行動を共にしたあのボリスでウタが出会ったのは間違いは無いと思うから、死んだのではなく逸れたんだと思うぜ

ソレにしては、一切言及が無いのは気になるが。

更にあの人に関しても、ボリス以外で友好的な奴は私達は見てないから死亡したのかもな

そしてあの人の残したメッセージ。コレから先で見つかるのか、単純に私達が見落としたのか…」


「9日目

また一緒の展開 何も変わらない

こんな場所抜けたいのに 手掛かりさえ残されてない

分かったのは ベーコンスープがこんなにあるのは飲まないと死にたくなるからって事だけ」


妖夢「もう完全にウタちゃんのメンタルがやられてるみょん!?誰か心のお医者さん!」

シュガー「はん?ベーコンスープが沢山有る理由?」

霊夢「こんな状況だもの。食が楽しくないとやっていけないのは分かるわ」

フラン「確かによくよく考えれば、あんな異常な数の缶があるのは普通おかしいでしょうけど

この人の口振りからスープ自体の備蓄を気にした発言が無いのは気になりますね…」

魔理沙「もしかしたら途中で作ったインク製のと一緒で、簡単な材料さえあれば誰でも制作出来たから無くなる心配はしてないかも知れないぜ

…まぁ、この人にとってはそんな事実でも対して救いにはならなかった様だが」


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