ウィンダふたなり 後編
「ぁ……っ、ぅ……♡」
深夜の薄暗いテント、慣れない尻穴による絶頂の、その余韻に放心するエリアルの反対側。静かな寝息を立てるハゥフニスの秘所に、指が挿入されていた。
「ハゥフニスちゃんのおまんこ、柔らかい……というか、使い込まれてるねー」
「ん……っ、ぅ、ぁ……っ♡」
その指で濡れた膣内を弄くり回すのは、股間から男根を生やした翠髪の少女、ウィンダだ。痛みに目が覚めないように恥部をほぐしながら、挿入は今か今かとぎんぎんのペニスをたぎらせる。
「でもあったかくてぷにぷにしてる♡ むふふ、せっかくだしぃ……ハゥフニスちゃんのここ、あたしの形にしてあげよっかな……♡」
「っぁ……♡ う、ぅ……?」
ぬぽんと、吟味した膣から指を引き抜く。凄まじい性技で愛撫されたハゥフニスの膣口からは、愛液がどろりと糸を引き、眠りながらも興奮した陰唇はペニスを求めてぱくぱくと口を開ける。
それを眺めたウィンダは、これで充分だろうと熱っぽく微笑んだ。
「ハゥフニスちゃん、すごくえっちな顔してる♡ ふふ、いただき……ますっ♡」
「んぁ……っ♡」
ハゥフニスのとろとろの秘部にも、ウィンダのふたなりが挿入された。
「あっ♡ おまんこ、滑りもよくて柔らかくてきもちい……っ♡ でもぉ、締めつけがちょっと弱いかも……」
「んっ♡ あ、あっ……っ♡ ぃ……んぅっ♡」
ぱちゅん、ぱちゅんと腰を打ちつけながら、服の下に手を入れて乳を揉みしだくウィンダ。ハゥフニスの乳房は大きさこそ控えめなものの柔らかく指を押し返し、乳首はこりこりとしてて固かった。
「おちんちん生えてるとぉ、おっぱいでもっと興奮しちゃうぅ……っ♡ はあっ、あたし男の子になっちゃいそう……♡」
「…………あの、ウィンダさん……っ」
「ハゥフニスちゃん!?」
ハゥフニスの青眼は、ぱっちりと開いていた。ウィンダの翠眼と視線が合い、気まずい雰囲気が流れるもーー
「あーごめん、起こしちゃったか……」
「い、いえ……もともと睡眠浅いほうですし……」
「そっか……んふっ♡」
ウィンダは、柔らかく包まれて刺激されるペニスの感覚に、興奮と性欲を抑えられない。元々の彼女の性格も合わさって、すぐに性交を再開させようとしていた。
「ねぇっ、続き、していいかなっ♡♡」
「そっその、んぅっ♡ ……わ、私でいいなら大丈夫です、ぁっ♡ じ、自由に使ってどうぞ……」
つい先日まで、寝ても覚めてもゴブリン達に犯され続けていたハゥフニスは、すっかりセックスへの忌避感が薄れていた。許可をもらったウィンダはにんまりと笑い、腰を再び浮かせーー
「じゃ、遠慮なく……ひやぁあっ♡♡」
突如、ウィンダの口から嬌声。
「うーぃーんーだー……!」
「エリアルちゃ……きゃんっ♡ おっぱいくりくりしないでぇ……♡」
「キミは乳首が弱点だったよね……まったく。えっちするにも節度をわきまえてほしいな……」
指でウィンダの乳首をいじりながら腰に抱きつくのは、エリアルだ。ウィンダに脱がされたその裸体は火照り、呼吸も荒い。
「んちゅ……♡」
「ひゃあんっ♡ くすぐったいよーっ♡」
乳首をくりくりと弄りながら、脇腹にキスをしたエリアル。ウィンダはくすぐったそうに体を震わせ、乳首への責めにぴくんと反応する?
「やっあ……おちんちん、いっちゃいそ……っ♡♡」
「明日も早いのに、中出しだなんてダメじゃないか……ほら、抜くんだ」
「ま、待ってエリアルちゃ……♡♡」
ウィンダのお腹をぷにんと掴んだエリアルは、体ごと後ろへ移動して、ハゥフニスから引き抜きーー
「ぁ……っ♡」
「やっ、でちゃ……っぅう〜〜〜〜♡♡♡」
引き抜かれた刺激で、ウィンダのふたなりは絶頂してしまった。
ハゥフニスの恥丘に白濁液がとろりと流れ落ち、テント内につんとした匂いが広がった。
「……甘イキ、しちゃったぁ……♡♡」
「ウィンダ、君は……」
「エリアルちゃんが引っ張るからだよぉ……♡」
エリアルはぺちん、とウィンダの額を叩く。明日も早いというのに、なぜイタズラなどしたのかーーと。
「そもそも睡姦するのがおかしい」
「う、おっしゃる通りです」
「そもそもなんでふたなりまで生やすんだい」
「あ、あのっ私は別に気にしないので……」
「……もうっ! 寝れないじゃないのっ!」
がばーっと布団を吹き飛ばすシェイレーン。
「なによっ、寝てる間にこんなえっちなことして……エリアルっ、そっち抑えてなさい!」
「ふふ、了解だよ」
「わっ! エリアルちゃ、そこ触っちゃ……♡」
エリアルはシェイレーンの意図を察したかのように、ウィンダに絡みつくように上半身を拘束する。
顔を赤くしたシェイレーンは布団の上を這いずり、ウィンダの柔らかい太ももを掴んで開脚させた。その中心部には、ゴブリン達にも勝るとも劣らない太さ、大きさのペニスがそびえ立っている。
「シェイレーン、ムラムラしたならボク達でシてあげるのに……♡」
「うっ、うっさいわね! これは違う、別に私がしたいわけじゃ……っ♡」
怒りとは別の要因で頬を赤くしているシェイレーンは、ウィンダのふたなりの存在感に気圧されたように後退りしてしまう。
「ハゥフニス、て、手伝って……」
「う、うん……」
羞恥に頬を染めるシェイレーンはハゥフニスはもじもじと恥ずかしそうに近寄る。
「んふふ、いい眺めだな……♡」
「ウィンダ……」
上半身をエリアルに拘束、下半身は二人に掴まれるウィンダは、美少女に囲まれてにんまりと笑っていた。
「……というかハゥフニス、手伝うことはないんだよ?」
「いっいえ、私は大丈夫ですから……その……されてたら、私も気分になっちゃって……」
シェイレーンの横に並んだハゥフニスは、おずおずと恥ずかしそうに目を逸らす。
「とっとにかく! 明日も朝早いんだしっ、さっさと済ませるわよ……♡」
「あっ♡ シェイレーンちゃ、ん、んぅっ♡」
シェイレーンとハゥフニス、それぞれの青い舌が両側からウィンダの肉棒を舐める。カリ先に弾力のある舌が這い、付着した汁を舐め取っていく。
「ちゅ……♡ そろそろ、ウィンダにも仕返ししたいと思ってたんだよ……♡」
「ひゃうっ♡ エリアルちゃんっ、ほっぺちゅーしながら乳首こりこりしないで、ゃあんっ♡♡」
エリアルの指が艶かしく動き、ウィンダの敏感な乳首を刺激する。爪を切った指先で乳頭をすりすりと擦り、耳元で囁きながら唇を近づけ、接触させる。
「んぅ……ん、れろ……っ♡」
「んっ……ちゅ……♡」
二人同時にウィンダのペニスにフェラをしているせいか、たまに青い舌同士も触れ合ってしまい、どこか背徳的な感覚を覚えるシェイレーン。ぴくぴくと震える肉棒に頬擦りし、羞恥を感じながらも舌を動かす。
「やっ♡♡ そんなのだめ、んぅぅっ♡♡」
「うるはいわね……♡ なかに出したんだから、これくらい仕返しさせなさいっ……♡」
「っ、あっ♡♡ だめっ♡ あうっ♡♡ イったばかりなのにぃっ♡♡ おちんちんいじめないで、ひゃあっ♡♡」
焦らすように、シェイレーンはねっとりと舌を絡ませる。カリ先を舐め、我慢汁をすすり、唇を裏筋へ触れさせる。ノリノリでフェラを続けていると、共にふたなりを舐めるハゥフニスと目が合い、気恥ずかしさも覚えてしまう。
「ほぉらウィンダ、イっちゃだめだよ♡ 乳首いじるけど、我慢して……♡♡」
「エリアルちゃ、あぁっ♡♡ むりっ、むりだよっ♡♡」
エリアルに横から囁かれるウィンダは、だんだんと呼吸が早くなり、
「やあっ♡♡ おちんちんもっ、おっぱいもこんなにされちゃったら……っんうぅ゛〜〜〜〜〜っ♡♡♡」
ぷしゃあと、噴水のように潮と精液を吹き出した。淫らな液体が、シェイレーンとハゥフニスの顔を汚す。
「っう……♡♡」
「ん……っ♡ 」
楽しげに微笑んだエリアルは、きゅーっとウィンダの乳首を摘まみ、耳をかぷりと齧って歯形をつけると、ウィンダの体を解放した。
「シェイレーン、もう気は済んだかい?」
「え、ええ……す、少しは」
にっこりと笑ったエリアルは移動し、ウィンダに騎乗する。とろとろの膣口をふたなりに触れさせーー
「あぅ、エリアルちゃ……♡」
「んうっ♡ ……ふふ、覚悟してくれよ……♡」
乱交は、朝まで続いたのであった。