ウィッチクラフト・ショウ・オフ

ウィッチクラフト・ショウ・オフ


「んっ♡ふっ♡…あっ♡ふあっ♡」


クチュクチュと水音と吐息が混じり合う音が響く自室にて部屋の主、ハイネは下着姿で一人自身を慰めていた。


「ふぅ……んっ♡……はっ、あぁっ♡♡」


片手をショーツの中に忍ばせびしょびしょになっている秘所を指で撫で上げ、もう片手をブラの内側へ入れて胸を揉みしだく。


「はっ……んんっ♡……ふっ♡」

(見て♡見て♡♡見て♡♡♡)


鏡に映る淫らになっている自身の姿を見ながら、ハイネはさらに激しく秘所を慰めていく。


(あっ♡だめっ♡……イくっ♡イクっ♡♡)

「んんんっっっっ♡♡♡……ふぅ♡」


ビクンっと体を震わせ蕩けた顔で絶頂を迎えたハイネは幸福感に浸るように瞼を閉じた。


いい仕事をするには日々のストレス解消が大切である。

ハイネにとってのストレス解消法、それは日々の自慰行為だった。

それも普通の自慰行為ではない、自分がデザインと縫合を行った下着を見に纏い、それを見て興奮した男性に犯される妄想をしながらする自慰行為だった。

それがハイネのストレス解消法であり、至高の一時でもあった。


「んっ……♡ふぁ……♡……あっ♡んっ♡」

(だめ……また、したくなっちゃった……♡)


絶頂の余韻に浸りながらも再び自身に手を伸ばしていくハイネ。


「明日は大事な取引なのにっ♡指止まらな…んひゃっ♡」


数ヶ月前ヴェールから無理矢理ギルドマスターの地位を押し付けられて以来日に日に欲求は強まっていき、比例するように自慰に耽る時間もどんどん増えていく。


(いつか想像じゃなくて本当に…♡)


そうは言ってもギルドマスターとしての仕事もあって特定の相手を作る暇もない。


「はぁっ♡あっ、イクっ♡♡んあぁあぁっ♡♡♡」

(……明日も仕事があるのに)


この日ハイネは疲れて眠りに落ちるまでひたすら自分を慰め続けた。


ジリリリリリリッ!


「ん〜……はっ!今何時!」


けたたましく鳴るベルの音にハイネは飛び起きた。



「遅刻ギリギリ!?いっ、急がないと!」


先方に自慰行為で寝過ごしましたなんて言えるわけがない、ハイネは急いで他のウィッチクラフトの皆の作った商品の書類を鞄にねじ込んでいく。


「あっ下着…は着替えてる時間ないっ!」


バタバタと慌ただしい出発準備を進め、自作下着の上からいつもの服を纏い、取引先との待ち合わせ場所へと急いで駆けていった。


◆◆◆


「それで、こちらの魔導具は?」

「はい、そちらはジェニー作のもので…」


なんとか先方よりも早く着いたハイネは内心ほっと胸をなで下ろしつつ商談へと

勤しむ。

今回の商談相手は方々に顔が効くかなりの大商人であり、商談が上手くいけばバイストリートの商品が一気に拡大する可能性もある。

ただ、この商人はかなりの女好きで有名なため、気を付けるようにとジェニーに注意されていた。


「なるほど、なるほど…」


こちらの商品の説明に相槌を打ちつつ、先方の商人がじーっとハイネの体を舐めまわすように眺めていく。


(うぅ……視線が気持ち悪い……♡)


その視線にゾクゾクする感覚を抱きつつも取引相手に不快感を与えないよう無表情を貫くハイネ。


「んっ♡」


しかし、寝る直前まで自慰行為に耽った影響かはたまた、その視線にか、それとも別の要因か、ハイネは内股を擦り合わせ僅かに声を漏らしてしまう。


「それで次の商品ですが……あっ」

「……おお」


提示した資料はハイネが手掛けた魔導具サポーター…ではなく趣味のオナニー用に手掛けた下着の設定画だったが、ハイネがそれを引っ込める前に商人がそれに興味を示してしまう。


「この下着は一体どんな魔導具なのですかな?」


ニタニタ笑いながら詳細を訪ねて来る商人を前にハイネは顔を青ざめさせながらも必死に取り繕う。


「それは、その……!」

(マズい、マズい、マズい…!)


これで商談が失敗したらウィッチクラフトの皆に顔向けが出来ない。

先程までの興奮、今の状況による焦燥それらがないまぜとなりハイネの思考は上手く纏まらない。


「いえ、これはその……はい、これは私が手掛けた魔導具です!」

「……これが?」

「はい!」


纏まらない思考で取り繕うために出た言葉がそれだった。

当然商人は訝しみの目をハイネに向けるのだが…


「この魔導具(?)は作成時に魔法を編み込んでいて緊急時にも魔法を使用することが出来るんですよ!」

(納品用に作るときは魔法を仕込んでおけば一応魔導具と言える…筈)


早口になりながらもハイネはどうにかその魔導具の説明を続ける。


「このデザインで?」


しかし商人の目はやはり懐疑的な物だ。


「そっ、そうです!サンプルがあるのでそれを着用した姿を見ていただければ分かっていただけるかと!」

(あれ、私何を言って…?)


そんな自身の言葉と行動に内心では驚きつつも、ハイネは服をはだけさせて隙間から下着を見せていく。


「……ほう、これは」

「どうですか?」


そのハイネの姿に商人は先程までの訝しんだ視線を止め、値踏みするようにハイネの体を舐め回していく。


(うぅ……恥ずかしい♡)


そんな視線にすらゾクゾクとした快感を感じてしまっている自分は大分手遅れなんじゃないかとも思ってしまう。


「ぜひゆっくり出来る所でサンプルを見せていただきたいのですな?」

「あ、はい……」


商人に連れられるままハイネは連れ込み宿へと歩を進めていく。


(……あっ、やっちゃった)


しかし今さら引き返そうにももう遅い。


「んっ……♡」


だが、日々妄想していた行為を実現できるかもしれない、その期待にハイネの秘所からはとめどなく愛液が滴っていく。

そして、結局商人と共に宿へと入っていった。


◆◆◆


「んっ♡どっ、どうですか…?」


部屋に入ると商談の続きをするようにハイネは下着姿になり商人の前でその体を見せつけていく。


「素晴らしい…デザインもそうだがモデルも極上ですな」


舐め回すようにいやらしい視線を注がれながら、自分の作成した下着を絶賛されハイネは羞恥に顔を赤らめながら興奮していく。


「あ、ありがとうございま……きゃっ、んっ」


礼を言い終わるよりも前に商人に抱き寄せられ強引に唇を奪われるハイネだったが、そんなことはどうでもいいとばかりに自ら舌を絡ませていく。


「んっ♡ふっ、ふぅっ♡♡……んぁぁっ♡♡♡」


そんなハイネの淫靡な姿に商人の興奮もどんどん高められていく。

そして暫くして二人の口が離れた頃にはお互いの口から唾液が糸を引き、蕩けきった顔で荒く呼吸をする二人の姿があった。


「プハッ、それでその魔導具にはどのような魔法が込められているのですか?」

「あっ♡それはっ♡んっっ♡♡♡」


再びハイネの口を塞ぐように商人が唇を奪いながら、ハイネの胸を揉みしだいていく。


「んっ♡はっ……♡至近距離の異性を興奮させる魔法ですっ♡」


ハイネの方も男の股間に手を伸ばし熱く屹立したものをズボン越しに撫でまわしていく。


「なるほど、それは凄まじい効力ですな」


ニタリと嗤いながら商人がハイネのブラを外し、形が変わるほど強くその胸を揉んでいく。


「あっ♡やんっ♡♡気持ちいいですっ♡♡」

(うぅ……自分で触るのと全然違う)


興奮しきった商人は荒い手つきでハイネの体をまさぐるように撫でまわしていく。


(あぁ……♡これが……男の人にされるってことなんだ)


今まで自分で慰めていた快感とは比べ物にならない快感にハイネは喜びに打ち震える。


「こっちもそろそろ解すとしましょうか」

「あっ……♡はい、お願いしま……んんっ♡♡やっ、ふぁぁぁっ♡♡♡」


商人がパンツの中に手を突っ込みハイネの秘所をなぞるとそれだけでハイネは絶頂を迎える。


「もうイッたのですか?本番はこれからですよ?」


商人はそう言うとハイネをベッドへと押し倒す。


「あっ♡はっ、はい♡♡♡」


ベッドに倒されたハイネは期待に満ちた目で商人を見上げている。


(あぁ……犯される)


心臓がバクバクとうるさい程に高鳴っているが、それに反比例するようにハイネの興奮は高まっていく。


(早く……早く……♡)


そして商人はゆっくりとハイネのパンツに手をかける


「あっ……♡」


脱がされている間、ハイネは物欲しそうな目で商人を見つめ続ける

そして下着が剥ぎ取られドロドロと愛液を溢れさせる秘所が顕になった。


(見られてる……私の恥ずかしいところ全部見られてる)


その状況を理解すればするほどハイネの興奮は高まっていく。


(あぁ……早くっ♡早くっ!♡♡♡)


そんな思いが届いたのか商人も自身のイチモツを取り出し秘所に宛てがう。


(これが男の人の♡…こんなのが今から挿入っちゃうんだ…♡)


秘所を割開いて入ってくるであろう異物感に胸を高鳴らせる。


「それじゃあ失礼して…っと」

「…はい♡お願いします♡……んおっ♡♡」

(熱っ♡……熱い♡……太くてっ、大きいぃ♡♡♡♡♡)


ずぶずぶとゆっくり挿入されるはじめての異物感に最初だけハイネは息を詰まらせるが、それはすぐに快感へと変わり嬌声となってハイネの口から漏れ出してしまう。


「動いても?」

「あっ♡はっはい♡♡………んっ♡きもっ、ちっ♡♡いいですっ♡♡」


商人が腰を動かし始めるとハイネはそれに合わせるように自分から腰を振りはじめる。


「んおっ♡ほっ、おぉぉっ♡♡♡♡」


商人の肉棒がハイネの膣内を擦る度、今まで自慰行為で得た快楽とは比べ物にならない程の快感がハイネの体を駆け巡る。


(気持ちいいっ♡♡こんなの知らないっ♡♡)


快楽に蕩けきった顔で自分の秘所を出入りする剛直を見つめながら腰を振るハイネはそんなことしか考えられない。


(あっ♡キス……♡)


そんな蕩けきった顔のハイネを見た商人は貪るように唇を奪い舌をねじ込んでいく。


(すきっ♡♡これ、好きぃ♡♡♡)


さらに商人のピストン運動は激しくなりハイネを絶頂へと押し上げていく。


「ぷはっ♡あっ、ああっ!イクッ♡イッちゃうぅぅぅっっっ♡♡♡♡♡」


そしてハイネが絶頂を迎えると同時に商人も自身の欲望をハイネの膣内に吐き出さんとばかりに肉棒をさらに奥深くまで突き入れる。


どびゅるるるるぅぅうう!!!!びゅく!びゅる!


「んおぉぉおっ♡♡ああぁぁああっ♡♡♡♡♡」


その瞬間ハイネは快楽のあまり絶頂から降りて来られず、体を仰け反らせビクビクと痙攣し続けていた。


(こんな凄いの……知らないっ♡♡♡)

「いや〜まだまだ射精せそうですな」


それからも商人は休むことなく腰を動かし続けた。


(待って♡今、イッて♡……あっ♡だめっ♡♡またイグぅうっぅ♡♡♡♡♡)


そんな声にすらなっていない懇願の声は届く事はなく、ハイネが解放されたのはかなり後のことだった。


◆◆◆


何度も何度も商人の欲望を膣内で受けた後、ハイネはベッドの上で商人に教えられるままに舌や喉を使い商人の精液と自身の愛液で汚れた剛直を綺麗にしていく。


「んっ♡じゅるっ♡…れろぉ♡…上手く出来てますか♡」

「素晴らしいテクニックです…流石飲み込みが早いですな」

「あっ♡……ありがとうごさいます♡♡んくっ♡」


ジュルジュルと卑猥な音を立てて剛直をしゃぶると商人から頭を撫でられ誉められる。

それが嬉しくてハイネは商人の剛直を喉までくわえ込み、口をすぼめながら顔を前後に動かして刺激していく。


「それではそろそろ……」

「んっ♡……はい♡んぐっ♡」


びゅるっ!びゅるるるっ!!


喉奥にまで突き入れられ、口いっぱいに広がる苦味に顔を蕩けさせながらも懸命に奉仕していく。


「…ふぅ。いやぁここまで年甲斐もなく興奮してしまうとはこの魔導具の効果は凄まじいですなぁ」


商人は脱ぎ捨てられたハイネのブラを摘み上げ感嘆の息を漏らす。


「他の商品も質は良さそうでしたし、是非ともそちらのギルドとは末永くお取引をお願いしたいものですなぁ」

「本当ですか!?ありがとうございます!」


商人からの申し出にハイネは満面の笑みで答える。


「ちなみに今後の取り引きでこの魔導具の他デザインサンプルを見せていただいても?」

「っ♡…はい♡勿論大丈夫です♡」


商人の言葉に、ハイネは顔を赤らめつつも喜びの表情を隠せない。

これからもデザインした下着を見てもらえる、興奮して犯してもらえる喜びに打ち震えるハイネ。


「それはありがたい、今後ともよろしくお願いしますよ」

「はい、これからも私たちウィッチクラフトと…『私』をどうかよろしくお願いします♡」


そんな未来に思いを馳せるハイネの顔はこの上なく淫靡で幸せそうだった。

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