アーチャー

アーチャー


「サーヴァントアーチャー羿召喚にて参上した。なに?羿がもういる……だと?……それは偽物だ本物ではない。

私が、私こそが羿。中華、いや世界に響き渡る名高き射手后羿だ!!」


クラス:アーチャー

真名:羿?

出典:中国神話

性別:男性

身長/体重:181cm・91kg

属性:混沌・悪

筋力:A 耐久:B 敏捷:B 魔力:C 幸運:B 宝具:D


クラススキル

・対魔力:C

魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。

Cランクでは、魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。


・単独行動:C

マスターとの繋がりを解除しても長時間現界していられる能力。依り代や要石、魔力供給がない事による、現世に留まれない「世界からの強制力」を緩和させるスキル。


・神性:D

その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。より肉体的な忍耐力も強くなる。

炎帝の末裔、あるいは黄帝の末裔とも呼ばれる彼は身に余るほどの神性を獲得している。


保有スキル

・精神汚染:A

精神が錯乱しているため、他の精神干渉系魔術をシャットアウトできる。ただし、同ランクの精神汚染がされていない人物とは意思疎通ができない。

自らを世界一の射手であると錯乱を起こし誤認している。しかし、同時に彼の中で最も偉大な射手は存在した。そのため、自分はその存在であると誤認してしまっている。


・千里眼:A++

視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。ランクが高くなると、透視、未来視さえ可能となる。

彼は、千里眼による未来視で己が世界に名だたる射手であると知った。それこそが運の尽きだった。


・無窮の武錬:A+

ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。極められた武芸の手練。

心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。

武装を失うなど、たとえ如何なる状態であっても戦闘力が低下することがない。

彼の射手としての技量。当世随一であり、その才は彼の師と並び立つほどであった。

しかし、悲しい哉。彼の師を殺すと定めた神は、彼を道具とした。

そして、彼は射手としての名誉、弟子としての名誉、人としての名誉を失ってしまった。


宝具

『偽・九射落陽(きゅうしゃらくよう)』

ランク:A++ 種別:対国宝具 レンジ:2~90 最大捕捉:600人

羿が行った、九度に渡る落陽の再現。合計で九射に渡る宝具の連発。

その威力は太陽を射落とすというのも納得できるほど甚大な被害をもたらす。

その一矢はインドではブラフマーストラとも呼ばれるものであった。

本来は彼の宝具ではないが、高度の精神錯乱と本来の持ち主と同等の技量が宝具を再現を可能とした。


『逢蒙殺羿(ほうもうさつげい)』

ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人

羿を殺した桃の木の棍棒。英雄を殺すという神にかけられた祝いが染みついている。

既に役割を遂げ、その祝いもほぼ消え去っている。

なぜ……?

なぜ?

なぜ、師が倒れている?誰が殺した?

あの天界にも響き渡る偉大なる射手を、誰が?

手には血の染みついた棍棒。

……?

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真名解明

クラス:アーチャー

真名:逢蒙

出典:中国神話

性別:男性

身長/体重:181cm・91kg

属性:混沌・中庸

筋力:A 耐久:B 敏捷:B 魔力:C 幸運:E 宝具:D


千里眼・精神汚染→殺羿人

羿を殺す人。対象を殺すまで、殺す対象よりわずかに上回る能力を得る。

しかし、神が殺す関係上、殺す理由を付けるために都合よく現実を改変する。

彼の場合「千里眼で得た天下一の異名から精神が錯乱した」というように彼を改変した。


……

………

…………


幕間の物語「天下一射手」完了で解禁


「あぁ、そうか。天下一と呼んでくれたのは、マスター。貴方だったのだな」


クラス:アーチャー

真名:逢蒙

出典:中国神話

性別:男性

身長/体重:181cm・91kg

属性:中立・中庸

筋力:A 耐久:B 敏捷:B 魔力:C 幸運:B 宝具:D


保有スキル

一意専心:A

一つの物事に没頭し、超人的な集中力を見せる。

彼が持つ射手としての集中力。一度彼が弓を持てば、その技は神すら介入することはできないだろう。


師の言葉:B

逢蒙が受けた羿よりの言葉。羿に教わった射手としての技量、その熟練を示す。

それは、神すら介在できぬ高次元での意識を持つ。


天下一射手:A

無窮の武錬の派生スキル。武装を失えば戦闘力は確かに低下するが、弓を持てばそれをはるかに上回る実力を発揮する。

彼が持つ天下一という言葉がある限り、神にすら劣らない弓の技量を与える。

それは元来彼が持つ射手としての技量。


解説

逢蒙。蓬蒙、逢門、龐蒙、厖蒙、蠭蒙、蠭門、逢門子、蜂門など数多くの別名がある。

中国神話に登場する人物。羿の弟子。

羿に弓を習い、技を取得すると、天下一の弓の名手になるため、師を射殺しようとする。

しかし、それが失敗すると桃の木の棒で撲殺。羿を殺害した。


神に操られ羿を殺した才ある人。

神に近い血を持っていたため操り人形となったが、

弓の才自体は羿と並ぶほどだった。

彼に足りなかったのは運だったのか、それとも……

聖杯に対する願いは自らが天下一の射手であることを証明すること。

しかし、汚濁の中にあった、逢蒙の自我が残した願いだった。

それも、神に用意された願いだと理解できぬまま。


幕間の物語「天下一射手」完了で解禁

彼が聖杯に願うこと。それは、天下一への執着でも神に対する復讐でもなく、

師である羿へ謝罪すること。

殺したコトではなく、教えを忘れ、射手としての心を持たずして弓を持ったことを謝罪したいのだという。

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