アース×ローズ
ワ
ン
ク
ッ
シ
ョ
ン
♡
「やだ、やめてよ……なんでこんなこと……」
「そりゃもうローズちゃんが魅力的だからに決まってるじゃないですか♡♡♡♡素敵な名前の通りですよ♡♡♡♡私の狙いはナミュールちゃんだと思いましたか?残念本命は貴方です♡♡♡♡」
今スターズオンアースの頭は、スタニングローズのことでいっぱいだ。
トリプルティアラがかかった秋華賞、自分のミスであるとはいえ、その栄誉を奪った彼女に対して今まで何の感情も向けてこなかったと言えば嘘になる。
だが今、スタニングローズを押し倒して組み敷いているこの状況で心に込み上げる熱は、明らかにこれまでのものとは異なっていた。
正直に言うと、性欲である。
薔薇一族の名の元お嬢様として育てられた彼女は、自分のそれよりは慎ましい、だが柔らかな胸と尻を持ち、何より挟まれたいという欲望を持たずにはいられない太腿が魅力だ。
「いやぁ、助けてリューセー……」
「リューセーさんならレモンポップ先輩に現を抜かしてますよ♡♡この前ラヴェルちゃんのことも褒めてましたね♡♡ほらこんな浮気な男よりアースにしませんか♡♡アースも浮気される辛さは分かりますからね♡♡アースは絶対に捨てませんよ♡♡」
彼女がリューセーのことを想っているのはよく知っている。
自分にとっても彼にとっても初めてのG1。
深めた絆も思い出も、アースとは比べ物にならないほどあるのだろう。
しかしそれは、G1の舞台で何度も浮気され続け、そのたびに勝てこそしないが惜しい結果を残しているアースには、燃料にしかならない。
「別に断ってくれてもいいんですよ、でもローズちゃんが断ったらアースはナミュールちゃんとラヴェルちゃんを襲いにいきますけどいいですか?」
また、ローズちゃんの顔が歪んだ。
そう彼女は、リューセーと同じくらい幼馴染のナミュールを大切に思っている。
ラヴェルのことはリューセーを巡って恋敵のように思っているらしいが、それでも大切な幼馴染の妹である。
「ナミュールちゃんとラヴェルちゃんの姉妹丼はどんな感じなんでしょうね♡♡アース今から楽しみですよ♡♡」
「ナミュには手を出さないで!……わ、私のことは、どうしても、いい、から……」
言質いただきました。
責任感の強いヒトが、大切な誰かのために自分を犠牲にする。
その気高き心意気、アース大好物です。
「分かってくれたらいいんですよ♡♡それにしてもたいへん魅力的な太腿ですね♡♡アースが牡バだったら出会ったその日に求婚してますよ♡♡」
言いながら、握っていた手を離し、制服のリボンに手をかける。
自らの指が触れるたびに小さく声を漏らす様子は見ててたいへん可愛いのだが、ずっと聞いているには少々煩わしい。
リューセーに初めてをねだる予定だったであろう手入れされた唇を、自身の唇で覆った。
初めて触れる牝バの唇は、思っていたよりもずっと柔らかくて気持ちいい。
唇を喰み、舌を絡めとって遊ぶことおよそ数分、ローズちゃんはすっかり反抗しなくなり、未知の快感に溶かされた顔を晒している。
「大丈夫ですよローズちゃん♡♡痛くしないようにしますから♡♡アースと、最高の時間を過ごしましょうね……♡♡」
ー続きは各自の妄想にお任せしますー