アリア編 バック2
「あっ♡やっ♡えるきゅーるさんっ……えるきゅーるさんっっ♡もっと、もっとぉっ♡」
あれだけ嫌だった性行為。
しかしそれが惚れた男との行為となれば、あれほどあった不快感は完全に消え失せていた。
代わりにアリアの心を満たすのは確かな幸福感と快感だ。
「つきながらっ……ちくびにぎっちゃ、だめですからぁっ……おかしくなっちゃ……んんぅっ♡」
正面から対面へ、その後は再び最初のように背後から犯される。
何度かすでにエルキュールは達していたが、彼はいつも寸でのところで外に出していたため、アリアの身体はベタつくもので泥々だ。
それは彼女の乳房もそうで、エルキュールは乳首をニギニギと弄んではアリアを喘がせた。
「あっ、ふああっっ♡けものみたいに、されてるのにっ……ずっととまらなっ……ひうっ♡」
ぐりぐりと最奥を突かれ、乳首をぎゅっとイジメられる。そこまでされればアリアはもはや何度も果てるのを繰り返すだけだ。
やがてエルキュールが限界になってきたのだろう。ペースが早まったのをアリアは感じて、キスをしようと覆いかぶさってきた彼に強請るように囁いた。
「なかにせーえきください……えるきゅーるさんとの、あかちゃんほしいです……♡」
何度も何度もねだる。赤ちゃんが欲しいとエルキュールの本当にまで届くように。
ゴクリと息を飲む音が聞こえれば彼の理性が切れる音が聞こえた。
「ひあっ♡すごくなってっ……せーえきくださいっ……えるきゅーるさんのあかちゃん……ふあああああっっっっっ♡」
歯止めの効かなくなった彼の腰が、激しくアリアを貫いたと同時に熱いものがたっぷりと注がれるのだった。