アメリア 2-5
そして。再び。
ミコトの背に冷たい地面の感触。
なんで?! と抗議し起き上がろうとするも、
それより早くアメリアの脚が絡みつき、はさみ、そして。
反り返っていた差し込まれたままの陰茎が、
またがるアメリアの壺の口に合わせて無理やり角度を変えられる。
そう、一回目とは違う。
既に挿入されたそれを、今度は抜き差しすることなく。
円運動のグラインドで奥へ奥へとねじ込んでいく。
「なんで! どうしてっ?!
さっきまであんなっ! ああっ♡」
「んふっ♡ だって。んっ♡ ほらっ♡
ミコトくんのが、どんどん逆らってくるから♡」
ぐりぐり、ぐりぐり。
ずちゅっ♡ ずちゅっ♡
ずちゅっ♡ ずちゅっ♡
身もだえて抵抗しようとするが、もうどうやっても抜け出す手が思いつかない。
燐火のような目を爛々軽々と輝かせ、跳ねる姿を見上げて、ミコトは喘ぎに喘いだ。
最後に。
前のめりに身を倒したアメリアはミコトの腰に手を回し、そして。
腰を引き抜くように力いっぱいに引き起こした。
「痛、あ、あぁぁぁ──────っ♡♡♡♡」
それまでかかっていたアメリアの体重のみならず、ミコトの体重、さらに引き揚げるアメリアの腕の力。すべてが強圧となり。
愛を交えた者同士とも思えぬ一方的なパワープレイ
一瞬すら耐えることなど到底適わず。
ミコトは残った全ての精力を使い果たした……。