アマル
【元ネタ】『アミール・ハムザの物語』
【クラス】アサシン
【真 名】アマル・ビン・ウマイヤ・ザミリ
【性 別】男
【身長・体重】157cm・50kg
【外 見】カラフルな衣服と装飾品を身につけた陽気で小柄な男性
【属 性】混沌・悪・地
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:A++ 魔力:C 幸運:A 宝具:A
【クラス別スキル】
気配遮断:C+
サーヴァントとしての気配を断つ能力。隠密行動に適している。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。
アマルの場合、気配を断つ事よりも、変装し別人になりすます事に特化している。
【固有スキル】
アイヤーリー:EX
詐術、変装、ゲリラ戦、破壊工作、隠蔽、情報工作を含んだ特殊技能。
アマルはこの専門家であるアイヤールであり、「アイヤールの王」と称された。
中東NINJA。
翠風の走者:A+
「緑の聖者」ヒドルより与えられた加護。
風よりも速く走ることが出来、決して疲れる事がない。
後に預言者サーリフより同様の加護を二重掛けされている。
盗人:B
アマルの起源『窃盗』。
目に付くありとあらゆる物に盗みを働く。
産まれてすぐに魔術師ブズーチミールから指輪を盗む、隙があらば仲間から金を巻き上げるなど筋金入りであり、盗みを働く対象に友好度は関係がない。
魅惑の美声:B
人を惹き付ける天性の美声。魅了系スキル。
魅了の魔術的効果として働くが、対魔力スキルで回避可能。対魔力を持っていなくても、抵抗する意思を持っていればある程度は軽減できる。
ダビデから与えられた加護として発現。
二弦のリュートを通して歌えば、あらゆるものを魅了する。
軍略:B
多人数を動員した戦場における戦術的直感能力。自らの対軍宝具行使や、逆に相手の対軍宝具への対処に有利な補正がつく。
ハムザが妖精郷に連れ去られた後、イスラーム軍のリーダーとして18年間指揮を執り、戦争を行った。
【Weapon】
雷の魔剣
刀身に雷を纏わせることができる剣
444ツ道具の一つ
二弦のリュート
ダビデから与えられた楽器。
歌声と共にその音色を聴けば、音楽の知識がない者であっても魅了される
昏倒薬
接種した相手を気絶させることができる薬
【宝具】
『奇術444ツ道具(シャー・アイヤラーン・アイヤール)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
魔術師ブズーチミールから与えられた444の魔術礼装。
アイヤーリーを行うために調整されており、アマルはこれらを駆使してあらゆる状況に対応し、あらゆる戦術を駆使することが出来る。
『四次元鞄・変身機能付(ザンビル)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉∞
人祖アダムから与えられた魔法の鞄。
多機能であり
・使用者にあらゆる言語の知識を与える
・入れたものを異界に収納し、必要とする時にはすぐに取り出すことが出来る
・手に触れて、「父祖アダムよ、私はこんな風に見えますか?」と言うと、望む姿に変身することが出来る
という能力を持つ。
アマルは特に最後の機能を使い倒している。
【解説・人物像】
イスラーム圏に伝わる叙事詩『アミール・ハムザの物語』(ダスタン・イ・アミール・ハムザ、、或いはハムザナーマ)の準主人公。
この物語はペルシャ起源で、その後インド、東南アジアに伝播した。
物語の詳細についてはハムザ(ライダー)の方に長々と書いた為そちらを見て欲しい。
ハムザと同様に、ブズルジュミフルに預言された存在。
父親はラクダ乗りであり、預言の子の親が多額の養育費を貰ったと聞いて、まだ妊娠七ヶ月の状態でありながら無理矢理母の胎内から引っ張り出された。
中東NINJA。
何時如何なる時もユーモアのセンスを忘れないトリックスター。
ブズルジュミフルから、『彼は、非常に貪欲で、裏切り者で、策略に満ち、残酷で、血に飢え、神を信じず、心を持たないだろう』と預言された通り、その本質はかなりの悪性。
そんな彼を繋ぎ止めているのは、ハムザやその仲間達との友情であり、彼等のことは非常に大切に思っている。
願いは「何か金目のモノ」
一番原典からナーフした存在。
ムハンマドから与えられた「自分が3回死を願うまで死なない祝福」とかどうやって再現していいのか分からなかった。
444ツ道具の内容もある程度解説しようかと思ったが、キリがないので止めた。