夜のおさんぽ
ベリーメロン「ご主人様ぁ……ちゅぅ……気持ちいいですかぁ♡」
「はぁはぁ……んんっ♡そ、そのちょうし、ですよ……」
訓練兵とアマゾネスの女王と王女の秘密の時間は今宵も続いていた。
あろうことか玉座に座らされた訓練兵は、その秘所を女王によって舐めて貰っている。
犬のように這いつくばり、目下の者である訓練兵へご奉仕するように。
王女はといえば訓練兵の薄い乳房を母と同じように舐めており、母娘揃ってご主人様を気持ちよくさせることに集中している。
(二人に、こんなことさせるなんて……)
国を統治する側でありながらドマゾな二人。
それを訓練兵が躾けるのはもはや日課のようなこと。
少しだけ二人につられてSっ気のついてきた彼女は、思いつきでいってしまったのだ。たまにはご主人様を気持ちよくするようにと。
二人はそれを素直に受け入れ、今に至る。
「ひあっ……♡はぁっ……んんぅっ♡」
犬のように四つん這いになって訓練兵にクンニを続ける女王に普段の威厳は一切なくい。
訓練兵を喜ばせようと犬のように激しく舌を動かしている。
同時に王女も乳首を舐めて来るので、訓練兵はなんとも言えぬ快感に震えていた。
(普通のオナニーより、気持ちいい……)
誰かに気持ちよくさせるというのは自分でするのとは明らかに違う。
それも遥か目上の二人にこうやって奉仕をさせるという征服感に似た感情が渦巻いてくる。
「んんっ……♡犬みたいに、必死になって……そんなにごほーびが、たのしみなんですか……ひあっ♡」
返事のかわりに強まる舌の奉仕。
こんなことを続ければ、自分まで普通の行為が物足りなくなるのでは?と訓練兵は感じつつも二人を止められなかった。
○✕△
ご褒美は夜の散歩だった。全裸になり四つん這いとなった女王と王女には首輪が嵌められ、その縄は訓練兵が握っている。
二人の肛門には尻尾に見立てたアナルプラグまで挿入されており、尊厳を完全にかなぐり捨てる姿であった。
「この時間ならここは誰も来ませんよ」
下級のアマゾネスは夜の見回りなども担当することがある。故に訓練兵は経験から見回りの時間を知り尽くしていた。
「くぅーん♡ご主人様ぁ♡」
「見られたらと思うと……はぁはぁ♡」
すっかり出来上がっている二人の縄を引き訓練兵は夜のアマゾネスの縄張りを進んでいく。
もしこんなことをしていることがバレてしまえば自分もどうなるか……と訓練兵は動悸が激しくなるが、歩みは止められない。
「犬は犬らしく、おしっこをしないとですよね?」
「ひゃあんっ♡」
言いつつ王女の尻尾を引っ張る。肛門にまで達しているそれは、訓練兵が軽く触れるだけでも彼女を絶頂に導いた。
それを抜き差しするように動かしながら、追い打ちするように囁くのだ。
「さあ、足を上げてください……犬みたいに幹にしぃーってマーキングしちゃいましょう」
「あ゛っ……お゛っっっでりゅっ……もれちゃっ♡」
しなやかな指が前穴に挿し込まれて、王女は獣のような悲鳴を上げた。活発な彼女だが、その表情はすっかりと色に濡れて恍惚としている。
やがて膀胱を刺激する訓練兵の指に耐えかねて、潮混じりの小便が幹に噴きかけられていく。
「あ゛っっっ♡ひぃぃぃんっっっ♡」
それらの一連の行為を女王にも訓練兵は行った。もはや手慣れたもので数秒もかからずアンモニア臭を撒き散らしていく。
屈強な身体を痙攣させて崩れ落ちる女王からはとても普段の雄々しさは感じられない。
「ここ……ペットタイガー達の散歩コースでもあるんですよ?あの子達がこの匂いに気付いたらどんな反応をするんですかね?」
マーキングを終えた二人にわざとらしく囁く。
アマゾネスは気付かないだろうが動物の嗅覚ならマーキングの主が誰かなんて簡単にわかるだろうと。
「二人に発情しちゃうかもしれませんね」
そんなことはあり得ないのはわかっているが、もしそうなったら……それを想像してしまった女王と王女は思わずゴクリと喉を鳴らしている。
こんな様子でも昼間は理性的に振る舞うのだ。だが夜になってしまえば反転して、半人前の訓練兵に調教されるこんなメスへと成り下る。
憧れていたはずの女王と王女の裏の顔を知っている事実と、二人に引っ張られてきていることも忘れて訓練兵は秘所を濡らしていく。
もはや自分もすっかりそちら側に浸っていることを、わかっていても止まれなかった。