アマゾネスのマゾメス女王&王女
ベリーメロンアマゾネスの国は完全なる縦社会だ。
最強の女である女王を頂点とした女戦士たちの国は、他国からは畏れられる存在だった。
とりわけ現女王とその娘である王女は聡明で武芸においても指導者として理想的な存在である。
そんなアマゾネスの、玉座の間にて。
見張りすらもいない暗闇を中を一人の訓練兵が燭台を片手に進んでいく。
戦士としてはあまりにも若く、女王どころか熟練の女戦士たちに比べればあまりにも幼く拙い。
そんな彼女は迷いもなく玉座の間を訪れると玉座の前で待っていた「二人」に声をかけた。
「遅れて申し訳ございません、女王陛下、王女殿下……」
恭しく頭を下げてくる彼女を迎えたのはこの国の女王とその娘。彼女たちは楽しそうに微笑むと小さな明かりの中で彼女を近寄らせた。
これから始まるのは、深夜の秘め事。誰にも話せないし、知られるわけにいかないことだ。
恭しく跪く訓練兵を立ち上がらせると、女王と王女はゆっくりと口を開く。
「――ご主人様、今夜も私達を躾てくださいませ♡」
「お昼の間も、我慢するの大変だったんだぁ……♡」
それは目下のものに向ける言葉ではなかった。少なくとも女王達が下層の訓練兵に向けるような言葉ではない。
女王も王女も、母娘揃って恍惚とした笑みを浮かべて訓練兵を見つめている。
燭台の薄明かりに照らされているだけだというのに、彼女達の褐色の肌が欲に塗れきっているのは一目瞭然だった。
訓練兵は目を泳がせつつも、二人に服を脱ぐように告げる。
「えっ……あっ……それでは服を脱いでください……」
「はい♡わかりました、ご主人様♡」
「うふふ……もっと強く言ってぇ♡」
二人は言われるままに着ていた衣服を全て脱ぎ捨てていく。鍛え上げられた肉体美を誇る女王とまだ未成熟ながら女性としての魅力に満ちた王女。
躊躇いの無さすぎる二人に、訓練兵は同じ女性ではあるがつい顔を真っ赤にしてしまう。
(あぁ……やっぱり慣れないなぁ……)
しかし今更止めるわけにも行かない。
たまたま夜の見回りの際に、彼女たちの性癖について知ってしまったのは訓練兵なのだ。そして言われるがままに責めさせられたら、どういうわけか秘密のマゾメス奴隷として毎晩扱って欲しいとまで。
誰かに話したり断ってしまったら、処刑するとまで言われてしまえば訓練兵に断る余地はない。
「び、ビンビンに硬くして……ダメな人達ですね……」
「ひゃあんっ♡」
「ああんっ♡ご主人様の指……最高ですわ♡」
二人の乳房の先をそれぞれ指で摘み上げる。指の腹で転がしながら強く摘まむが彼女たちは気持ち良さそうにするばかりだ。
サディスティックな気など欠片もなかった訓練兵には異様な光景だが、女王と王女には快感そのものなのだろう。
「んひぃっっ……♡」
女王の乳首は黒っぽく少し陥没気味だが訓練兵を見るだけで勃つほどらしく、今では摘まむだけで軽く絶頂するほどだ。
「あひっ……ちくびイイっ……♡」
王女の乳首はまだピンク色がかっており、経験自体はあさそうだった。しかし弄り癖が出来たのか最近は軽く触れるだけでも硬くしてしまう。
「訓練兵なんかに……こんな風にオモチャにされて……な、情けないですね♡」
訓練兵は本当はそんなこと思ってもいない。むしろ尊敬すべき女王達だ。
ムードを高めるためと詰る言葉を求められるので、なんとかそう口にするも相変わらずぎこちない。
それでも二人の興奮を高めるには十分すぎるらしく、期待の目はさらに情欲を纏っていく。
「い、そんな情けない二人を……私がシツケてあげます」
そう言ってやれば二人は玉座に手をついて、訓練兵の方へと尻を向けた。
男に媚びるような二人の様子に訓練兵はなんだか悲しくなってくるものの、やめることはもうできない。
「胸を弄られただけでこんなにグショグショにするなんて……本当に情けないですね……」
「あひぃんっっっ♡」
言いながら女王の尻を強く手で打つ。肉を叩く高い音が玉座の間に響くが、この時間なら多少は騒いだところで問題ない。
繰り返し訓練兵は何度も何度も女王の尻にスパンキングを続けていく。その度に女王の体はビクンと跳ね上がり、同時に愛液を滴らせる。
「痛いのが好きなんでしょう?ほら、もっと強く叩いてあげますっ……」
「んひっ♡あひぃっ♡そう、ですぅっ♡叩かれるだけで感じる、雌ブタですぅっ♡」
これがあの勇ましく聡明で国内最強の女戦士。その事実に訓練兵は泣きたい気持ちも湧いてきたが、それをするわけにはいかない。
女王へのスパンキングを続けながら、訓練兵は放置していた王女にも訓練兵は手を掛けた。躊躇いもなく濡れそぼった陰唇に指を突き入れて、中を強引に掻き回す。
「あひゅうっ♡すごっ♡ぐりってっっっ♡」
「こんなに雑にされても、感じちゃう雑魚マンコ……本当に情けない」
器用にも両手それぞれを別に動かしながら二人を躾けていく訓練兵。
自分自身にはそういう経験が全くなかったのに、こういう技術だけは身に付いていってしまう。女の子として気持ちよくなれるのは、せいぜい自慰の時くらいだった。
それに何となく悲しくなりながらも、訓練兵はやっと手を止めた。行為をやめるわけではない。二人の肛門へとそのしなやかな指を滑り込ませていく。
「んほぉぉっっ♡き、きたぁっ♡」
「おしりっ……♡あひゃうっ♡」
女王と王女は歓喜の声を上げてそれを受け入れる。
本来ならば排泄器官であるはずのそこは、彼女たちにとっては最大の性感帯なのだ。
「まったく……変態すぎて……呆れてしまいますっ……」
訓練兵も最初は嫌々だったが、今ではすっかり彼女たちの調教に慣れてしまっていた。
肛門に挿入した二本の指で、ぐちゅぐちゅとかき混ぜるとそれだけで前の穴から愛液が噴き出していく。
昼間の毅然とした二人を知っていると、あまりの違いに混乱してしまいそうだ。
「んぎぃっ♡おしりぃっ♡あへぇっ♡」
「おしりしゅごいっ♡あはぁぁぁっ♡」
もはや女王と王女は訓練兵の言葉すら耳に入っていないようだ。
女王は四つん這いのまま獣のように腰を振り続け、王女は快楽に蕩けた顔で舌を出してしまっている。
すでに何度も何度も達していると言うのに、乱れる姿は激しさをますばかりだ。
「おほっ♡イグッ……またイグゥゥっっ♡」
「わ、わたひもっ♡あひっ♡イグゥっ♡」
訓練兵の指を締め付けつつ、激しく痙攣しながらまた絶頂を迎える母娘。
されど崩れ落ちるのは訓練兵は許さない。
「どうせ、まだまだ足りないんですよね……今夜も色々用意してきましたから覚悟してくださいね?」
言いながらここに持ってきていた袋から張り子などを取り出していく。
忠誠を誓う相手が求めてきたのなら、訓練兵は従うしかない。そこに妥協は許さずわざわざ用意してきたソレを使うつもりのようだ。
「アハァ……♡」
「やったぁ……♡」
凶悪なカタチをした性玩具の数々を見ながらも、恍惚とした笑みを浮かべる。
訓練兵は内心呆れながらも、彼女達に応えていくのだった。
なお、訓練兵は知らなかった。彼女たちがここまで堕ちたのは、訓練兵自身の指運びがあまりにも上手かったからであることを。
軽いマッサージ程度は昔から同僚にしていたが、その指技が愛撫においては凶悪すぎることなど彼女は知るよしもなかった。