アシュタレト尻穴調教完堕ちおねだり

「……何をしているのかしら、もう一人の私」
ちきり、と刃を鞘に納めて、スペース新陰流総統・アシュタレトは呟いた。斬り捨てられた男どもが光の粒子として消失した後には、彼女と全く同じ顔をした女が倒れ伏している。同じ顔でこそあるものの、その服は男の劣情を煽るように切り刻まれ、股間からはどろりと白濁液を漏らした無様な姿であったが。
スペース新陰流悲願の障害となりうる、自分と同じ女神の半身。その抹殺のため、目撃情報をもとに態々辺境まで赴いた彼女ではあったが、盗賊共の餌食となったその姿を見れば一抹の憐れみを覚えるのも致し方ないところではあった。
「仕方ありません。救しゅ……いえ、捕虜として連れ帰ることにしましょう。処刑ならば後でもできます」
言い訳するように呟き、背中に担ぎ上げようとする。そこに、背後から掛けられる声があった。
「そいつは困るな。お気に入りのオナホなんだ」
「……何者?」
姿を現したのは全身に装飾品をじゃらりと飾り付けた大柄の男。軽薄な笑みの張り付いた顔を、アシュタレトは油断なく観察する。
(……足さばきから見て技量は大したことがない。その割にはいやに自信満々ね)
何かしらの罠があるのか?だが、スペース新陰流の敵ではないだろう。その場から一歩も動くことなく、男の認識よりも早く斬り捨てることなど、彼女にしてみれば造作もない。
「念動水月、っぐぅっ!?」
今しがた背に負おうとしていた、彼女の存在を考慮しなければだが。伸びていた女……スペース・イシュタルの腕がアシュタレトの首に絡められ、その細い喉を締め上げていた。
「あれ、私と全く同じ顔じゃない!?どういうこと?」
「かは……やめ、なさいっ」
イシュタルは一瞬戸惑いを見せるものの、その腕に込められた力には一切の容赦がない。ぎりぎりと締め上げられて、アシュタレトは苦悶の声を漏らした。
「うーん、まあいっか!とりあえずおとなしくなさい、そうしたら……」
アシュタレトの耳にはっきりと届いたのはここまでだった。意識の暗転する間際、朦朧とした耳元で囁かれたのは、情欲に濡れたメスの声。
「たーっぷり気持ちよくしてもらえるから、ね?」
「んぅっ……!?」
「お、やっとお目覚めか」
意識を取り戻したアシュタレトがまず最初に感じたのは、腰の芯にじんじんと響くような快感であった。ぱちりと開けた目の前にはうごめく肌色と黒色。一拍遅れてやっと、それがじゅんと濡れそぼった女の股ぐらと、それをかき回し慰める指だと気づく。同時に下半身を弄ばれる感触が襲い来て、彼女は悲鳴に近い声を漏らしていた。
熱い舌が女性器を這い回る感触。尻の穴に挿入されたナニかが、ぐにぐにと動き回る異物感。
「んぶちゅっ、じゅるっ」
「いいぞ、そのまま舐めてろ。だがまだイカすなよ、また気をやられちゃあ面倒だ」
「ぷはぁ……えぇ、わかったわ」
アシュタレトと同じ声が腹の下で実に楽しげにそう答えて、また彼女のマンコへとしゃぶりつく。それに呼応するように、男のものらしき指がアシュタレトの腸壁を押しつぶすように曲げられて、彼女はまたも漏れかけた喘ぎ声を唇を嚙んで押し殺した。
おかしい。腰骨の奥に疼く甘いしびれ。視界が真っ白にちらつくほどに、ぞくぞくとこみ上げる快楽。女陰を濡らす熱い液体は、きっと女の唾液だけではない。なにより……ずっぷりと二本もの指をくわえこんでいながらも、痛みではなくただ火照りだけを感じる肛門。感じたことのない、感じるはずのない悦楽に、アシュタレトの脳は混乱で埋め尽くされていた。
「んっく……なにを、したっ」
「いやぁ、別に何も?お前が寝ちまったから、その間遊んでただけだぜ。なあ?」
「んぷっ、ええ。あんたが『あれこれ使ってヤるのも簡単だが、たまにはこういうのもいいだろ』なんていうからね?」
「はっ、お前だって喜んでしゃぶってただろうが」
「だって、そうしないと、んぢゅるっ、オチンポくれないって言うじゃないっ」
「んあ゛っ……ふざけてるの、かしらっ!?」
おぞましい会話に、アシュタレトは切れ切れに罵声を吐き出す。だが、それは荒い吐息に紛れて、彼らに伝わった様子はなかった。ただ彼女の腰がびくりと震えるのに合わせて指が、舌がうごめき、彼女の弱い部分をほじくり返そうとする。同時に目の前で指が艶めかしく肉壺をほじりかえす姿を見せつけられて、たまらず彼女は目を背けた。
「~~~~っ!?」
与えられる刺激と、目を閉じても耳元で響く淫靡な水音に耐えかねて、手を口に押し当てながらアシュタレトは絶頂した。女の唇に押し付けた秘部から、ぷしゃりと潮が噴き出す。茫然と身体を震わせる彼女の顔に、ぬちゃりと濡れた指が押し付けられた。アナルから引き抜かれたばかりの生暖かいそれを半開きの口にねじ込んで、男が笑う。
「自分のケツの味は上手いか?ま、見ての通り十分ほぐれたろ。そろそろ入れるぞ」
口から指が引き抜かれ、男の太い腕がアシュタレトの脚を曲げさせる。そのまま細い腰までを抱え込まれて、彼女は浮遊感に襲われた。
一瞬遅れて自分の姿勢を理解し、さっと青ざめる。脚を大開きにして持ち上げられ、その下には。彼女の尻穴がひくひくと震えているその真下に、ギンギンに張り詰めた、極太のチンポが待ち構えていた。
「……まちなさっ、お゛う゛っっっ!?!??」
制止の言葉を紡ごうとした口から、太い喘ぎが吐き出される。初めてだというのにその淫穴は根元までずっぽりと男根をくわえこみ、臓腑の奥深くを殴られる感触にアシュタレトは白目を剥いた。男はそのまま、自分の腰を動かしながら抱えた女を上下に揺さぶり始める。
「お゛っ、お゛く゛っ、けずれる゛ぅ゛っ」
アシュタレトの薄い腹肉に形が浮き上がるほどに、チンポが激しく突き入れられる。苦しいはずなのに、腸壁越しに子宮を叩かれ、肉襞をゴリゴリと引っかいていくカリの感触が、それを遥かに上回る快楽を彼女の脳に押し付けていく。彼女の尻穴は意思に反して男根をきゅうきゅうと吸い付くように絞り始め、引き抜こうとする動きのたびに入り口がめくれあがろうとするほどになっていた。
大股開きで、あられもない姿を晒して喘ぐアシュタレトと、一層激しく腰を動かす男。それに不満げな声が投げかけられた。
「ちょっとぉ、私にくれるんじゃないの?」
イシュタルだ。顔に潮を吹きかけられたのと同時に自慰で達したらしい彼女は、しばらくその場に横たわって震えていたものの、復帰してすぐに物足りなくなったらしい。
「ちっとは我慢しろ、こいつの後だ。暇なら隣でヤってこいよ、三人くらいならいるだろ?」
「うーん、今はあなたのが欲しいんだけど……」
不満げに頬を膨らませていたイシュタルだったが、不意に良いことを思いついた、とばかりにニヤリと嗜虐的な笑みを浮かべる。
「んむぅっ!?」
「ぷは……コッチのほうが楽しそうよね?」
だらしなく開き切ったアシュタレトの口腔に、イシュタルの舌が侵入する。舌を表から裏までねぶり回され、歯の裏を一頻りなぞられて、彼女の瞳はさらに蕩けた。離れた唇同士を、涎の糸がねっちょりと結んでいる。イシュタルはアシュタレトの表情を満足げに観察しながら、彼女の腹部……今まさにチンポを押し付けられて形を変えている部分へとそっと押し当てた。
「どーお?締めるの、手伝ってあげるわよ。だから早いとこ、イっちゃいなさい!」
ぐりっ。と、子宮が腹と直腸、双方から押し潰される。
「んお゛ぅ゛っ、それえ゛っ、やめ゛、い
く゛っ〜〜〜〜っ!?」
「くおっ、射精るっ!?」
存在しないチンポから精液を搾り取ろうと膣肉が震え、同時に尻穴もまたぎゅうと締め付けを増す。男は堪らず精液を吐き出して、それが身体の奥深くを叩く感触で、アシュタレトはさらに深くイった。
「っふー……。まだへばんじゃねえぞ」
ぐったりと力の抜けたアシュタレトを仰向けに横たわらせ、両脚持ち上げて腰を宙に突き出させる。男はまだガチガチに勃起したままのチンポを、おねだりするように口を開いてひくついている尻穴に再び突き刺した。
「あ゛っ、んあ゛っ、あ゛ーっ」
もはや一突きするごとに、アシュタレトは絶頂していた。その度にトロトロに蕩けたマンコから潮が噴き出てチンポを濡らし、そのまま尻穴に押し込まれていく。
「ねえ、私は!?もう一回射精たじゃないっ」
「うるせえ、欲しけりゃ早く射精るよう精々チンポ煽れっ」
「っん、そんなぁっ」
間をおかずに二発目を始めた男に抗議しながらしなだれかかってきたイシュタル。その濡れに濡れた秘部を雑に片手で弄ってあしらいながら、男はアシュタレトをさらに激しく突き続けた。美しい女二人が並んで横たわり、片方は肉棒で、片方は指でよがり、喘ぎ声をあげている。その光景がますます男のチンポをたぎらせて、女がさらなる快感に身を震わせる。
射精感がこみあげる。男が最後のスパートに入ったことに、指で弄られながらもどこか物足りなさげな目で男を見つめていたイシュタルは目敏く気がついていた。
アシュタレトの、涎と涙でぐちゃぐちゃになった顔に口を近づけて、彼女は何か囁く。
「ね、……」
男にその中身は聞き取れなかったが、アシュタレトは僅かに逡巡したのち、しかし確かに小さく頷いた。一瞬のアイコンタクト。イシュタルの視線を受け取って、男は寸の間、動きを止める。
果たして。アシュタレトはゆっくりとその腕を伸ばし、指先を自らの秘所に這わせる。愛液を垂れ流す陰唇をくぱぁっ、と開き、満面を朱に染めながら、彼女はこう口にした。
「私の、ぐちょ濡れおマンコの、処女膜を……あなたのチンポで、射精のためだけにブチ破って、ください……!」
「……上出来だっ!」
ずるっ、と尻穴から引き抜かれたチンポが、てらてらと光る膣穴へと押し当てられる。
「んあ゛ぁ゛っっ〜〜〜!!!!」
そのまま一突き。処女膜を突き破り、膣奥まで到達したチンポは、精液をびゅるびゅると子宮めがけてぶち撒けた。ようやく肉棒を与えられたアシュタレトの肉壺はあっさりとそれを受け入れ、絶頂とともに男に媚びるようにまとわりつき、最後の一滴までも精子を絞り上げようとする。精を吐き出しながらも男は腰を押し付けるように動かし、膣奥をごりごりと刺激するチンポの感触に、アシュタレトはさらに二度三度と深い絶頂に達した。
ずるり。長い射精が終わって、ようやく肉棒が引き抜かれる。がに股でよこたわったアシュタレトの両穴は開ききって、白濁液を垂れ流していた。顔はだらしなく緩み、視線は宙をさまよう。その姿は、初めて遭遇した時の自分の半身の、無様な姿とそっくりであった。
「中々いい趣向だったぜ。そら、ご褒美だっ!」
「んあぁっ、やっと来たぁっ!」
再び固くなったチンポを嬉しそうに受け入れて、イシュタルが喘ぐ。その嬌声を聞きながら、アシュタレトはただ、体内に吐き出された精液の熱を感じ、絶頂の余韻に浸っていた。