アイザック
【名前】アイザック・アディソン
【性別】男
【年齢】34
【出身】ニカラグア
【身長・体重】194cm・92kg
【外見・容姿】浅黒い肌と茶色の髪、ライトブルーの目に無精髭が特徴的な男
【属性】混沌・中庸・人
【魔術系統】呪詛、その他基本的な魔術
【魔術属性】火
【魔術回路】
⚫︎質:C
⚫︎量:C+
⚫︎編成:正常
【特技】サバイバル、アウトドア料理
【好きなもの】日本文化、和食
【嫌いなもの】ギャンブル
【天敵】小さい子供
⬛︎来歴
バーサーカーのマスター
元々はイギリスで呪いを嗜み、求める魔術師の家系だったが、時計塔内での勢力争いの中で、敵対していた魔術師に敗北、呪詛返しを受けた事で彼の家系は凋落を始める
呪いの影響で魔術回路の衰えを感じ始めた何代か前の当主が、アメリカ、ニカラグアへと移住していった結果、土地と魔術刻印の相性が比較的良かった為、今日まで魔術師として息を繋いできた
時計塔での勢力争いを行っていた当代の当主はアディソン家の歴代でも随一の呪詛使いであり、その彼が仕掛けた大儀式による呪詛は彼自身でさえも解呪が叶わず、ある程度呪いの影響を軽減するに留まり、以降何代にも渡ってアディソンの魔術師を蝕む事になる
アイザックの妻はその呪いによって娘が幼いときに亡くなってしまい、彼は焦りを感じながら呪いを解呪する術を探っていた
新天地での活動で多少は呪いの影響も緩やかになったがそれも限界が近づき始め、魔術師としてやっていく事が難しくなった為に、現当主となったアイザックは魔術師兼傭兵として時計塔に接触、どんな汚い仕事でも請け合ってきた事でそれなりの評価を受ける様になる
そしていずれは魔術師として聖杯戦争に参戦して自身や祖父達を苦しめ続けた呪いの完全な解呪を自身の使命としてきた
そしてやって来た過去最大規模の亜種聖杯戦争。模造の聖杯による戦いのマスター候補に選ばれた彼は、時計塔の依頼によって念願の聖杯戦争へと参戦を果たした
しかし、何代にも続いて呪いに蝕まれた家系。魔術回路の質も量も昔と比べれば相当に劣化している。強力なサーヴァントを呼ぶことは非常に難しく、今の亜種聖杯戦争ではただ強力なサーヴァントを呼ぶだけでは勝ち残る事は難しい。マスター本人にもある程度戦い抜く力が求められている
強力なサーヴァントを呼び出せても、自分が一歩も動けない様では本末転倒だろう。思案に思案を重ねた彼の選択はーーー燃費が低い傾向にある近代の英霊、その中で可能な限り戦闘に特化した英霊を呼ぶ事
そして、以前仕事でやって来た日本とその文化に惚れ込んだアイザックが選んだのは、新撰組であった
その彼が用意した触媒は「焼け残った誠の旗」
召喚したサーヴァント、土方歳三とはビジネスライクな繋がりであったが、決して悪い関係では無かった
聖杯戦争に敗れ、凌我の手によって志半ばで斃れたアイザックだったが、奇跡は起きた
凌我とセイバーが聖杯を破壊したときに霊脈を伝って流れ出た大三魔法の色に染まった魔力。アイザックの娘の元へもその魔力は届き、代々一族を侵し続けていた呪いが消えたのだ。彼は小さな奇跡くらいは起きるだろうと言っていたが、それは現実となった
聖杯戦争の後、アイザックの娘ーーー次代のアディソン家当主は黄金樹の門を叩く事になる
恩人であり父親の仇にあった時、彼女は一体何を想うのだろうか
⬛︎能力
呪いに対する造詣が深く、魔術としても多数の呪いを操り、呪いで敵を弱らせてから撃つ戦法を得意としている
また、呪い以外にも基礎的な魔術の習熟度も高く、特に置換魔術。空間の限定的な置換ォ用いて、数ミリから数センチ程度の極小規模な空間を置換する事がアイザックの限界であるが、彼にとってはそれで充分であった。なぜなら彼は傭兵。武器は何も魔術だけでは無く、近代火器も彼の得物なのだから
ほんの僅かな空間があれば銃弾程度を通すには不足はない。これによって相手からの銃撃を躱す、逆に相手の守りの内側から銃弾を通すと言った、初見殺し戦法によって多くの敵、魔術師を屠って来た
凌我の用いた呪詛の本質を直様見抜いて的確に爆薬で排除するなど頭の回転も速い
格闘能力も高く、それなりなら技巧を持つ凌我程度であれば圧倒する程の技能を見せつけた