よっぱらい?モルガン

よっぱらい?モルガン

cyber



「りつか!!おかえりにゃしゃい!」

「ただいまモルガ…どうしたの、顔が赤いよ?」

「りつかぁ♡ちゅー♡」

「んっ…この匂いと味はお酒かな?モルガン、どれくらい飲んだか覚えてる? 」

  「モヒートいっぱい!」

「いっぱいかぁ…ん?」

「んふふ〜♪りつか!すき♡」

「ねぇモルガン」

「んー?」

「お酒を飲んだのは本当だけど、酔ってるふりしてるでしょ。」

「なっ….んのことですか?」

「モルガンは嘘をつく時にポニーテールが可愛くぴょこぴょこ動くんだけど、その感じだと気づいてなかった?」

「….我が夫…嘘だと言ってください…!」

「悪いけどこれは本当だよ、ごめんねモルガン。でも俺は、嘘がバレて真っ赤になった顔を両手で隠すモルガンも可愛いと思うよ」

「可愛いと言われるのは嬉しいですが、今言われるのは嬉しくないですリツカぁ!」

(ひょいっ)

「きゃっ…♡リツカ、お姫様抱っこは流石に少し恥ずかしいです」

「そう言いながら嬉しそうだけど?」

「知りません」(ぷいっ)

「ふーん…..嘘をついた悪い子にはおしおきが必要かな?」

「なっ!?」

「モルガン。花言葉みたいにカクテルにもそれぞれ意味があるんだけど、モヒートの意味知ってる?…..乾く間もないほど愛してあげるから、覚悟してね?」

「ま、まってくださいリツひゃんっ♡」



「うう…リツカのばか。えっち。けだもの」

「ごめん、あまりにもモルガンが可愛すぎて我慢できなかった」

「…許します。」

「ありがとう。モヒートはしばらく飲まないで済みそう?」

「…『今夜はシェリー酒が飲みたい気分です』と言ったらどうしますか?」

「…..いいよ。覚悟しててね?」

「望むところです、リツカ♡」

ちゅっ

Fin.


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