ほのぼのバカップルウタ 娘の名前編
ルウタシャン「「「名前どうしよう……」」」
四皇の決闘によって砂地と化した島に停泊しているサニー号とレッドフォース号。その甲板で麦わらの一味と赤髪海賊団が決闘中に産まれたルフィとウタの娘の名前決めに頭を抱えていた。
ルフィ「モンキー・D・トットはどうだ?」
ウタ「トット…ごめん、アレ思い出すから…」
シャンクス「そうだなぁ…グリフォンはどうだ?」
ヤソップ「いや男の子ならともかく女の子だぞお頭…」
ナミ「アカはどうかしら?」
ロビン「安直すぎやしないかしら?ナミ…」
ベック「そういうあなたは何か思いついてるのか?」
ロビン「暗黒丸…」
ウソップ・ヤソップ「「いや怖えよ」」
顔を突き合わせたメンバーのセンスは残念ながらそこまでよいものではなかった。
ルフィ「そう言えばよ、ウタ。俺達の娘はどこにいんだ?」
ウタ「医務室で寝てるよ。チョッパーとホンゴウさんがあやしてくれてる」
ルフィ「そうか……後でお礼しなきゃな」
シャンクス「それとだ、あの子を2日どうあやしたのか教えてくれないか?名前のヒントになるかもしれない」
サンジ「そうだなぁ…ミニメリーに乗せた時は穏やかにしてたな」
ルフィ「ミニメリー……そうだ!モンキー・D・メリー!モンキー・D・メリーはどうだウタ!?」
ウタ「メリー…かわいい!ひつじさんみたい!」
シャンクス「メリー……いい名前じゃないか」
ルフィ「よし…おーいチョッパー!ホンゴウー!」
まとまったことを知らせにルフィが医務室に2人を呼びに行く。
チョッパー「赤ちゃんが寝てるんだ、静かにしてくれないかルフィ」
ホンゴウ「どうしたルフィ、ウタ、お頭。名前が決まったのか?」
ウタ「うん、あの子の名前…モンキー・D・メリー!」
ホンゴウ「いい名前じゃないか…よくそんないい名前が出てきたな」
シャンクス「褒めてるのかけなしてるのかどっちなんだ」
ルフィ「多分けなしの方がデカいと思うぞシャンクス」
メリー「……ほぎゃあ!ほぎゃあ!」
チョッパー「おれ!メリー連れて来る!」
その後3日ほどシャンクスがメリーを馬鹿みたいにあやしまくりウタに怒られたり、どちらの船で育てるかでまた四皇の決闘が起こりかけたがそれはまたべつのお話。