ひめはじめ

ひめはじめ

後編

ドレホ🥗が致してるだけです

作者は基本的にホードレの民なので左ドレが非常に下手

高校生含む18歳以下の方の閲覧は御遠慮くださいませ

くちゅ、くちゅ、と水音が脳内に響く。舌を絡め合い、お互いに口内を荒らして回る。

ドレークの手が、ベッドに押し倒したホーキンスの服に伸びる。ぷちぷちとブラウスのボタンを外し、フロントホックのブラジャーも外した。ぷるんと揺れる、豊満で形のいいバストが外気に晒される。もう、手元を見なくてもホックを外せるようになるくらいには身体を重ね合わせていた。

ドレークはそれを無遠慮に揉みしだき、ピンと張った先端の突起を指先でスリスリと撫で回す。時折きゅっとつまんでやれば、彼女の華奢な身体が小さくはねた。口付けの合間に吐息が盛れる。息が苦しくなってホーキンスがドレークの胸板を軽く押すと、彼はようやく口を離した。お互いの唾液が混ざりあった糸がぷつりと途切れる。

「……あなた、キスがお好きよね」

「ン……ああ、そうだな……お前とキスをするのが好きだ」

子供のようにふにゃりと微笑んで言うものだから、ホーキンスは思わず頬を赤く染めた。ドレークはその赤い頬にちゅっとキスをして、彼女を抱きしめた。みみたぶに噛み付けば、くすぐったそうに身をよじる。脇腹を撫で上げながら耳を舐め、スカートの中に手を突っ込み、やわらかいうちももをふにふにと揉む。

「ッ……ン、ドレーク、くすぐったい……」

「ああ、くすぐってる」

「や、もう、いじわる……ッん、っ……!」

足の付け根をかりかりと指先で引っ掻かれれば、ホーキンスは思わず出そうになった声を無理やり手で押さえ込んだ。そうなるとドレークは面白くない。むっと眉根を寄せ、彼女の両手を頭の上で固定した。彼の大きな手で掴まれてしまえば、彼女のなよ竹のような腕はもう動かない。

「……声、聞きたいんだが?」

「やぁよ、聞かせたくない……」

「なんで」

「恥ずかしい!」

「だったらなおのこと聞きたいな」

意地悪くニッと笑うドレークに、ホーキンスはしまったと思ったが、もう遅かった。彼はホーキンスの首筋に顔をうずめ、ちゅっと吸い付いた。白い首筋に赤いしるしをつけ、甘く噛みついた。喉元の十字架に舌を這わせると、ホーキンスの口から「んぅ」と小さい声が漏れた。

「んっ……あ、待って、ふふっ……ゃ、だめ、あっ……♡脇腹だめっ、やだ、あっ、首もやぁ、ぁんっ、あははっ、くすぐったい……!」

急所の近くをくすぐられ、ホーキンスは身を捩り逃げようとする。しかし、それを許すドレークではない。器用に片手でホーキンスの両腕を、服でひとつに縛り上げた。頭上に諸手を完全に固定され、対する相手は両手がフリー。残念ながら、ホーキンスの完全敗北であった。

「まっ……ド、ドレーク。は、話し合いましょう? あの、待って、ほ、ほんとにダメなの……顔が本気すぎて怖いわドレーク! あなたどこでスイッチ入ったの!? あ、待って、待って、くすぐったいのやだぁ……」

「だが、好きだろう?」

ドレークのその言葉に、ホーキンスは真っ赤な顔できゅっと押し黙った。

間。

首も腋の下も脇腹も足の付け根もうちももも足の裏も、徹底的にくすぐり倒された。愛液でショーツをぐっしょり濡らし、打ち上げられた魚のように痙攣しているホーキンスを見て、ドレークはようやく気が済んだようだった。

「ふふ……初笑いだな」

「ハァ……ハァ……そ……そんな、かわいい……もんじゃ、ないわよ……」

恨みがましくドレークを睨み、太ももをすり合わせる。はやく、はやく触って欲しい。こいつだって、ズボンの上から分かるほど勃起してるのに……!

「……ドレーク」

「ん?」

ドレークはわざとらしく返事をした。そんな彼の股間に足で悪戯をする。ついと足でドレークの大きいソレを持ち上げ、つつつとつま先でなぞる。足指で亀頭であろう部分を握り込めば、ドレークの喉奥から「ん」と声が漏れた。

「ね、ドレーク。もう入りたいのではなくて? こんなに大きいわ」

「お前こそ、さっさと入れて欲しいならそう言え。こんなに濡らして……いやらしい子だな?」

湿ったショーツの上から陰核をなぞられ、今度はホーキンスの喉奥から「ん」と声が出た。全身をくすぐられて、感度が上がりきっているらしい。

「……あっ、ああ、まっ……んんっ♡あ、はぁ……あ、あっ……♡」

いつもはサーベルやメイスを握っている無骨な指で陰核をコリコリといじられ、ホーキンスはついに声が抑えられなくなった。ドレークの指が動く度、ホーキンスの陰部からくちゅくちゅと恥ずかしい水音が聞こえる。はやく、はやく欲しい。陰核をなぞるその指を腟内に入れて、気持ちいいところをいっぱいすりすりしてほしい。

ズボンの下で昂っているそれを、はやくこの準備万端でトロトロの膣にぶち込んで、たくさん掻き回してほしい。

「……ホーキンス」

「ッは……あぁっ、ぁ……♡ふぁ、んっ……ドレーク……♡」

「かわいいな」

「あ、ぁ、やぁ、あっ♡……っく、いく、いっちゃ……やら、あ、どぇ、く」

「イっていいぞ」

その言葉のあとに脇腹をなぞられたのがトドメとなった。ビクンッとホーキンスの華奢な身体が大きく跳ね、腟からはさらに愛液が溢れ出てきた。腰にじわりと広がる暖かな快感を覚えながら、ホーキンスは蕩けた瞳でドレークを見た。彼は生唾を飲み、ようやくズボンのトップボタンに手をかけた。ファスナーを下げ、ズボンを脱ぐ。先走り液でシミの出来たトランクスを下ろし、バッキバキに勃起した、もはやグロテスクなまでの自身の性器を取りだした。

「ハァ……ホーキンス……」

ぐちゃぐちゃになってしまったショーツを脱がし、ゆっくりと膣に指を差し入れていく。熱く熟れすぎて、二本までは簡単に入ってしまった。時折クリトリスを親指でいじってやると、ホーキンスは高い声をあげる。きゅうっと腟内を締め付け、必死に息を整える。

「ドレーク、ドレーク、もういいわ」

「だが……」

ホーキンスは頬に添えられた手にキスをし、愛おしそうに擦り寄った。

「うふふ、大丈夫よ……そんなにやわじゃありませんからね。それより、早く貴方が欲しいの。ね、お願い……」

愛する女からそんなことを言われて冷静でいられる男などいようものか。だが、この男は冷静だった。ぐっとこらえるような顔をし、鋭く息を吐く。ゆっくりと膣から指を引き抜き、コンドームの箱を手繰り寄せた。

「……少し待て、ゴムつけるから」

「つけなくていい」

「馬鹿、何を言ってるんだ! もしも妊娠でもしてしまったら、おれには……その、不甲斐ないこととは思うが、責任をとる自信が無い……」

だんだんと尻すぼみになっていく声にホーキンスは声を上げて笑った。

「なにがおかしい……!」

「いいえ、ごめんね? ふふふ、あなたらしからぬ弱気な心構えなのではなくて? 飛び六胞でしよう、女のひとりやふたり孕ませるくらいの気概を見せなさいな」

「そっ、そんな不義理なことはしない!! というか、飛び六胞関係ないだろう……!!」

カッと目を見開いて言うドレークにホーキンスはさらに笑う。そして愛液でぐちゃぐちゃのそこを、ドレークの陰茎に擦り付ける。

「貴方だって、もうこんなに大きくして。なら我慢なんてしなくてもいいのだわ。私たち海賊よ?」

「よせ、やめっ……本当に我慢がきかなくなる……!!」

威嚇するような顔をしたドレークは、慣れた手つきでコンドームを装着する。ホーキンスはくすくすと笑い、いつまでも童貞ムーブの抜けない彼氏を見つめていた。

「……入れるぞ、痛かったら、あー、左手を上げろ」

「あら、歯医者さん」

「間違えた。痛かったらすぐに言うんだぞ」

「うふふ、はぁい」

潤滑油の塗られた亀頭が、膣の入り口に触れる。ゆっくりと挿入されるソレに、ホーキンスは息を止め、それではいけないと深呼吸をした。

「すまん、痛いか?」

「ん……大丈夫よ。お気になさらないで」

ドレークの大きい陰茎がゆっくりゆっくりと中に入ってくる。確かな熱量と質量を持ったそれが奥に進むたび、ホーキンスは熱い息を吐く。

「ああ……ホーキンス、お前の中はいつでも熱いな……」

「んくっ……貴方のおちんちんも、凄く熱い……あ、大きくなった」

ドレークはわざとらしいほど大きい咳払いをした。ホーキンスの口からおちんちんなんてお下劣な言葉を聞きたくは無かったが、聞いたら聞いたで有り得ないほど興奮した。すぐにでも動きたくなるのをこらえ、奥まで挿入したまま見つめ合う。どちらともなくキスをした。ちゅっちゅっとみだらな音を立てながら舌を絡めあい、お互いの背中に腕を回す。ゆるゆるとドレークの腰が動き始めれば、ホーキンスの喉から小さいあえぎ声が漏れた。

「はあっ……は、あぁ……ホーキンス……!」

「んっ、ぁ、ドレーク、ドレーク……ドレーク、好きよ、好き……あっ……あなたも、好きと言って……」

「ああ、ホーキンス……好きだ、ホーキンス、愛している……」

ホーキンスが思わず爪を立て、ドレークの背中に赤い線が入った。お返しにドレークは、ホーキンスの胸元に赤い花弁を散らした。

ゆるゆると動いていた腰が、興奮と相まってどんどん激しくなってくる。ポルチオまで突き抜けるような激しいピストンに、ホーキンスの眉根が切なげにせばめられる。

「あっ、あ、ドレーク、すごっ……あ、はげし……ン、ぁ、いきそ……」

「ンぐっ……ホーキンス、ホーキンスッ、おれも、おれもいきそうだ……!」

「はぁっ……は、ふふ、一緒にいきましょ、ドレーク」

「ああ、ホーキンス……ふぅっ、ぁ、出る……!」

「あっ……ああっ、ドレーク、好きよ、すき、あっ……!」

ドレークはスキンの中に、ドプドプッと濃ゆい精液を吐き出した。ホーキンスの膣がきゅうきゅうとドレークの性器を締め付ける。もっと出せ、中に出せと生物としての本能が子作りを訴えかける。

「ン、ん……ホーキンスっ……」

「ぁ……ふ、ふふ……ドレーク……」

ずるんと腟内から性器を引き抜く。コンドームを取り、口を縛る。

……まだ、足りない。

お互いの瞳がそう訴える。

「ホーキンス、もう一回いいか」

「えぇ、私もそう言おうと思っていたところ……もう一回しましょ?」

ふたりはふわりと微笑み、くちびるを重ねた。

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