はじめての迷送香と二度目の悪魔
「ジュラゲドくん、酷いこと言ってごめんね……私自分のことしか考えてなくて……」
「……………」
ジュラゲドは身振り手振りで想いを伝えたローズマリーは悪くない、悪いのは勇気を持てなかった臆病な自分のせいだ、だがもう逃げないと
「ジュラゲドくんは臆病なんかじゃないよ。優しくて、いつも助けてもらってる、だから甘えちゃってたのかも」
「………」
ジュラゲドはまた身振り手振りで想いを伝える今の自分がこうしていられるのはローズマリーがいたからだ、二人で力を合わせればなんだって乗り越えられると
「ありがとうジュラゲドくん大好きだよ!」
二人は抱き合いお互いの唇を重ね舌を絡ませあう
ローズマリーの舌の動きはぎこちなく不器用ではあったが懸命さが伝わってくる
ジュラゲドはマジョラムの言葉を思い出す
『ローズマリーははじめてだからね。優しくしてあげるのよ?』
ジュラゲドはローズマリーの背中を優しく撫でながら蛇のように細かく枝分かれした舌先で口内を愛撫していくローズマリーはその動きに合わせるようにビクッと身体を震わせる
「あっ……ふぅ……ちゅぱ……じゅるっ……ジュラゲドくん……しゅきぃ……」
ジュラゲドはそっと服を脱がせていくとそこには形のよい豊かな乳房が現れる
その先端には薄ピンク色の小さな突起物が自己主張している
ローズマリーは恥ずかしさからか両手で顔を隠している
「あんまり見ないで……」
ジュラゲドは両手の鉤爪で傷つけないように細心の注意をはりながら指先を使い乳首を摘み上げクリクリと転がすように刺激を与えていく ローズマリーは身を捩らせ快感から逃れようとするがその度に豊満な胸が激しく揺れ動く
「やぁ……ん……あぁ……ひゃうっ!?」
ローズマリーの反応を見ながら徐々に強めていき最後に強く捻ると一際大きな声で鳴く
「はぁ…はぁ、ジュラゲドくんって上手なんだね。もしかして昔恋人がいたりしたの?」
「………!」
ジュラゲドは慌てた様子で首を振る
「違うの?ジュラゲドくんはかっこいいからきっとモテたんだろうなって思ったけど」
ジュラゲドは答えられずにいるとローズマリーは不思議そうに首をかしげるその様子にジュラゲドはハッとなり愛撫を再開する
今度はもう片方の手で脇腹から腰にかけてゆっくりと撫で回す
「んっ……あぁ……そこだめぇ……ゾワゾワするよぉ」
ローズマリーはくすぐったさに悶えるような仕草を見せるがジュラゲドはそのまま手を滑らせて太腿の内側へ到達すると優しく摩るように撫で回しさらに付け根の方へと移動させていった
「そこは……ダメだってばぁ……」
今度は秘部を舌で丹念に舐め取っていく、溢れた愛液も器用に舌を絡め取り吸い上げる
「はぁ、はぁ、ジュラゲドくん気持ちいいよぉ……」
ローズマリーの秘部が十分の濡れいることを確認するとジュラゲドは自身の肉棒を取り出す
「これがジュラゲドくんの…」
ジュラゲドの肉棒はローズマリーの腕ほどであり、あまりの大きさにローズマリーは思わず息を飲む
ジュラゲドはマジョラムの助言を思い出す
『いきなり激しくしたらダメよ。初心なローズマリーがそんなことされたらおちんちんのことしか考えられなくなってしまうわ。はじめての記憶と経験は睦まじいものにしないとね』
「ジュラゲドくん…お願い」
ローズマリーは顔を赤らめながら脚を開き股間の割れ目を手で広げる
愛する人の扇情的な姿に興奮が高まり一気に挿入したい衝動に駆られるがなんとか抑え込み、まずは先端を宛がい擦りつけるようにして焦らす
「なにこれ…すごいドキドキする」
そのままゆっくりと挿入していく、ジュラゲドの肉棒はあまりに大きすぎるためローズマリーの腹部には形がはっきりと見えるほどに浮き上がっていた
ジュラゲドにとってもはじめてとなるなにかを突き破るような感覚と血の感触はローズマリーと繋がったという実感を与える
「私達、一つになれたんだね…嬉しい」
ローズマリーは目尻に涙を浮かべながらも笑顔を向ける
体だけではない、自分とローズマリーとの間にある確かな繋がりにジュラゲドの心は満たされていく
「ジュラゲドくん!大好き!」
「……!!」
ジュラゲドは鉤爪をたてないように気をつけつつ指を絡ませるとローズマリーもそれに応えるように握り返してくるそしてゆっくりと腰を動かす
「ぅぅ…ぁぁ」
膣内を襲う凄まじい圧迫感にローズマリーは苦しそうな声を漏らすが次第に痛み以外の何かを感じ始めていた
「あっ、あぁっ、はぁん!」
声は少しずつ甘いものへと変わっていき、その表情は快楽によって蕩けたものへと変化していく
「ジュラゲドくん、もっと奥まで突いてぇ!」
ジュラゲドはローズマリーの要望に応え子宮口を何度も突き上げる
「ふあああっ?!すごぃっ♡こんなの初めてぇ♡」
美しく、可憐で、いつも優しく微笑んでくれるローズマリーが今は淫らに喘いでいる
その姿は普段とのギャップも相まってより一層ジュラゲドの興奮を掻き立てる
「あああっ!!イグゥッ!!」
ローズマリーは身体を大きく仰け反らせ絶頂を迎えると膣内は収縮しジュラゲドの精を求め搾り取ろうとしてくる
「お願いっ。中に出してぇ」
ローズマリーの懇願を聞いたジュラゲドは膣内に大量の白濁液を注ぐ
肉棒を引き抜いてもなお精液で満たされたローズマリーの腹部は妊婦のように膨らんでいる
「いっぱい出たね。これで赤ちゃん出来ちゃうかも」
「…………」
ジュラゲドは不安げにオロオロしているどうやら生まれた子供が自身のような醜い化け物だったらローズマリーはショックを受けるのではないかと心配しているようだ
「ダメだよ。そうやって暗くなったら、私は今すごく幸せなんだから。そう思わせてくれたのはジュラゲドくんなんだよ。そんなあなとの子供ならどんな姿をしていたってきっと可愛くて大切な家族になるはずだよ。だからもっと自信を持って」
「………!」
その言葉にハッとなる、またやってしまった、ローズマリーを不安にさせないために強くなろうと決めたのに自身の心はいつまでも臆病なままだ
「ジュラゲドくん。私もあなたも完璧ではないわ。きっとこれから先もうまく行かないことはいっぱいあると思うの、でも二人で力を合わせれば乗り越えていけるはずよ……って似たようなことジュラゲドくんも言ってなかった?」
そういって笑うローズマリーにつられて思わずジュラゲドは笑ってしまう
「………!!!」
「うん!これからも一緒に頑張ろうね」