とうさん
◆ZrONIBKxMkなにかがふってきた。
めがさめたときには、だれもいなかった。
…
…
…
…
…
…
とうさんをよんだ。
とうさんのこえがした。
とうさんはなにかをさがしていた。
「なにしてるの」ってきいた。とうさんは「わからない」っていった。
とうさんのせなかはおおきかった。
とうさんはなにかをみていた。ようすがおかしかった。きもちわるそうにしていた。それでも、とうさんはがんばっていた。
ここは、とうさんのひざのうえ。あったかくて、わたしがおちつくばしょ。
とうさんはまだ、なにかをさがしていた。まにあわないのに。
そうだった。
こいつはとうさんじゃない。
とうさんがちかづいてくる。わたしをだっこして、あいつからはなれていく。
まってよ、とうさん。あいつにききたいんだ。いまはまだ、あいつといたいんだ。
なんでわたしは、あいつをとうさんだとおもったんだ。
なんであいつは、わたしを────
…
…
…
…
…
…
ゆめは、おわる。
「駄目だ……死んじまった…………」