とあるコロニーにて
游者「私の術式は結構由緒ある物らしくて。食物を出す事が出来ます」
「普通の食べ物は勿論の事、本来存在しない食べ物…例えば神話の果実とかも出しちゃったり出来るのです(疲れるけど)」
「コレは呪力がまぁまぁ回復する実」
「コレは体力がまぁまぁ回復する実」
「コレは傷がまぁまぁ回復する実」
蘇我「ぜ、全部まぁまぁ…」
游者「効力を強くすると消耗が激しくなるのです」
「何かを創り出す術式はコスパが悪いのかも知れませんねぇ」(等価交換的な)
「あと…失礼」(オェ)
蘇我「エェッ!?⤴︎」
游者「逆流性食道炎になりそうなのが欠点だったりして」
「あ、そちらの実はちゃんと洗ってますよ〜」
蘇我「ア、ハイ」(申し訳ないがツクヨミの気持ちが少しわかったかも知れない…)
游者「私自身はよわよわなのでこうして食べ物を蓄えながらコソコソと隠れていた訳です」
「だから…助けてくれたら助かるなんちゃって」
蘇我「助けますよ」
游者「え?」
蘇我「私は、その為に来たんです」