この後「もう二度としない‼︎」って言ってた割に次の島でも準備していてくれたので本当に最高の相棒だと思った

この後「もう二度としない‼︎」って言ってた割に次の島でも準備していてくれたので本当に最高の相棒だと思った




「ごめんなさいキッド。実は生理が終わってないの」

「はあっ!?」

 俺と相棒ことキラーの関係を表す言葉は相棒を初めとして幼馴染、親友、船長とその右腕、姉貴分と弟分、等々多数あるがいわゆる恋人という関係でもある。

 恋人なのでそれはまあ肉体関係もあるのだが、海賊という稼業かつ船長とNo.2という立ち位置上不測の事態に備えて海上での行為は専ら手コキやフェラ、素股等の挿入を伴わない行為がメインでたまの挿入も大体2回戦で打ち止めとなる。なのでキラーを思う様に抱けるのは島に上陸した際、敵対する存在の有無を確認し、他の全ての用事を終わらせた後に限る。

 勿論これまでの航路で条件が揃った際にキラーの月経が原因でヤれない事はあったが、そういう時は「削れるコストは削った方がいい」というキラーの方針もあって日中のデートを主軸に楽しみ夜の船番を担当者と変わってやり二人で船で過ごしていた。しかし、今日は船を降りてから観光もそこそこに宿に向かったのでこれはキラーもヤる気だし普段はさせてくれないことも許してくれそうだという確信を持っていただけに突然のお預け宣言に低い声が出たのも仕方ないことだと思う。

「おいキラー、こっちはもう昼からお前を抱けるって期待で昂ってたのにシャワーも浴びた段階でお預けは酷いんじゃねえか?」

「まあそう言わないでよキッド。本当に終わりがけだから夜には完全に終わってるかも知れないしちょっと試してみたいことがあるの」

 キラーは俺が座っていたベッドに乗り上げると首に手を回しキスをしてきた。薄く唇を開けてキラーの舌と自分の舌を合わせて絡みとっていく。呼吸が苦しくなったあたりでキラーの口が離れて銀糸が名残惜しげに垂れた。

「これまでも生理でできなかったことあるじゃない?ずっと勿体無いなと思ってたんだけどちょっと前の島でいいものを見つけてからずっと準備してたのがそろそろ大丈夫かなって具合になったから」

 そういうとキラーはバスローブを脱ぎ、後ろを向きベッドに手をついて尻を高く掲げた。ヤレないってのに目の毒じゃねえかと思ったが違和感に気づく。なんだこれ。尻の穴にキラキラ光る赤いジュエルが挟まっている。

「キッド、アナルセックスしてみよっか」

 ガキの頃、二人で悪巧みした時と同じ顔でキラーは笑った。


「ん……っ……ふぅっっ……っ……っあっ……はぁぁ……♡」

 俺が動揺している間にキラーはさっと身を起こすと腰の下にクッションを挟み仰向けに寝転がって足を大きく広げ、尻から赤いジュエルの嵌め込まれたアナルプラグをひり出すとはくはくと開閉を繰り返すアナルを細い指でくぱぁと開く。

 たっぷりとローションを仕込まれたそこはもう排泄器ではなく性器と化していた。

 生唾を飲み込み自分もバスローブを脱ぎ捨てて枕元に置いてあったローションを竿にぶちまけて切っ先を入り口にあてる。健気にキスしてくる入り口に擦り付けるようにして挨拶してやるとキラーの腰が早く早くというように揺れ、お望み通りにと先端を埋め込むとローションのせいか思ったより勢いよく飲み込まれ「お"っ"っ"っ"♡」というキラーから初めて聞く声が聞こえた。

 「キラー!?大丈夫か!?」思わず引き抜こうと腰を引くと

「お"ほっっ♡あ♡まった♡まって♡動かしゅなっ♡あ"っ"っ"♡♡♡」と懇願される。

 心配になって顔を見ると顔を真っ赤にし、想定外の事態に目をきょろきょろさせていた。

 十四で初めてキラーを抱いた…というか今思えば抱かせてもらったという方が相応しい時から九年間、セックスの時にこんなに取り乱すキラーは見たことなかったと思い至りこの余裕がないキラーをもっと見たいという欲が湧いた。

 キラーの制止を無視し、上半身を屈めるとツンと尖った右の乳首を吸い上げる。

「あんっ……♡やっ……♡こら、キッド♡」

いつも通りのかわいい喘ぎ声がしたあたりいつものも演技じゃなかったんだなと安心しながら舌を這わし、慣れた快感に落ち着いたのを見計らってて腰を前後させるとまた獣のような声が上がる。

「んおぉぉぉぉぉ♡♡♡」

「キラー、ケツ弱かったんだな」

「お"っ"っ"っ"ほぉぉ♡やっ♡い、言わないで♡♡♡」

「こんなにケツ弱くてよく船のみんなにバレずに開発進められたな。海獣の咆哮かなんかだと誤魔化してたか?」

「あ"っ"っ"♡はっっっ♡ちがっ♡指じゃ♡こんななってない♡キッド♡キッドの♡キッドのちんぽだから♡っい"ぎっ"っ"っ"っ"♡♡♡」

 ものすごくかわいい事を言う相棒に足を掴んで一気に奥に叩き込むと同時に射精してしまった。しまったとキラーの顔を確認すると目を剥いて舌をだらんと垂らし、喉をヒューヒュー言わせてながらトんでいた。

 本人の意思はともかく離したくないずっといてと言うようにきゅうきゅう締め付ける穴を名残惜しいが抜け出すとぽかりと空いた口からごぽりと音を立ててローションとザーメンの混合液が溢れ出し、その上に膣から流れるほんの僅かに茶色い経血が混じる愛液が落ちる。

 ひくひくとこっちも触ってくださいとばかりに蠢く穴にキラーの許可が出たら二穴もありかもしれないといつかの夜に思いを馳せながらキラーの体を清める道具を用意するため足取り軽く風呂場に向かった。


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