この後めちゃくちゃビーマに負けた
多分どこかの特異点
人間性が再学習され始めたカリ化ドゥフシャーサナとビーマの喧嘩
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「……なあビーマ。前々から思ってたんだけど」
「なんだドゥフシャーサナ」
「俺らを人間扱いするのやめろ」
「……は?」
思わず動きを止めたビーマを見てドゥフシャーサナ・オルタはため息をついた。
「俺はお前の幼なじみのドゥフシャーサナじゃなくて機構としてのドゥフシャーサナ。今の俺は怪物であって人間じゃない。お前だって本当は分かっているんだろ?」
「そんな事」
「分かってるって?本当に?……兄貴の事まだ人間だって思ってるくせに?」
「お前……!」
「別にさあ人間状態の俺らを人間扱いするのは文句言わねえよ。でも俺らはカリで悪魔で怪物だ。零という結果にしないために数多の人を殺す機構だ。
世界を救いたいという願いだ。
人間の俺らを悼んでくれるのは礼を言おう。怪物退治を躊躇うのは許容しよう。だがな」
そう言ってドゥフシャーサナ・オルタはビーマへと武器を向ける。
「人間(俺ら)への情を理由に、俺ら(怪物)を否定するな。
槍を取れよビーマ。あの怪物退治の再戦と行こう」